
ディーラーや保険屋さんのおかげで修理が着々と進んでいます。
現在エンジンルームはこんな感じです。
自分自身への戒めとして
まずオイルパンです。
まるでこのオイルパンでカフェオレを飲んだ後のような感じです。
※実際は飲んでいません。
水が入り込んだ証拠です。
エンジンオイルに対して一定以上の割合の水が入り込むとこうなります。
次に、コンロッドです。
Go●gleの画像検索で「ウォーターハンマー」で検索すると同じような写真を見ることができると思います。
無残な姿になっています。
修理が進むにつれて損傷状況が明らかになってきました。
これは分解した部品の「一部」です。
まず、再使用可能な部品はほとんどありません。
写真に写っているトランスファ、サブASSYは問題ありません。多分。
※エンジンオイルが循環している部分は全てだめです。
エンジン、ASSYショート(1000B075?)をベースに部品を1から集めて新しいエンジンを組んでいく感じです。
生産終了から10年近く経過しているのでショートエンジンが出てくるだけでも儲けものかもしれませんが、メーカーからロングエンジンを供給してもらえたら、
部品発注工数の削減につながり、何よりも作業をしていただくメカニックの負担軽減になったのですが。。。
※もしも現在生産中の車であれば、メーカーからエンジンASSYを供給してもらえるのでそのまま載せ替えて終了です。
工期・費用ともに最少ですね。
これはメーカーに対して失礼な発言になるかもしれませんが、エボのような車でこの部品供給状況であるということは、他の車はもっと厳しい状況なのかもしれませんね。
(一方的に不平不満を述べているのではなく、記載していない前提がありますのでご安心ください。)
今回の水没に関して、エンジン損傷だけで済んだのは本当に奇跡です。
万が一、ボディの浸水及び電気系統の損傷があればこのエボを廃車にしなければならないところでした。
そして改めて思い知らされたのは、自動車というものは部品の集合体であるということです。
数万点の部品によって構成されるこの工業製品は、部品1つが欠けただけでただの鉄くず(金属とプラスチックの塊)と化してしまうものなのだということです。
エボではありませんが、「部品がなくて泣く泣く廃車にした」というオーナー様の気持ちがどういう気持なのか、
現在進行形で垣間見ることができているかもしれません。
私のエボの場合、部品自体の供給はまだ継続していてあくまでも供給形態の問題なのでこれまた不幸中の幸いなのかもしれないですね。
とりあえず、私自身にできることは静かに待つことだけです。
そして、今後の部品備蓄計画に今回明らかになったことを反映させることです。
エンジン回りは全て新品になるので部品備蓄計画のエンジンパート部分については見直しとなりますが、
その分駆動系電装系についてはウェイトを増やします。
冬のボーナス(あったらいいな)の使い道は決定ですね。
今回ディーラーのご厚意により作業の経過状況を確認をすることができました。
また、長期間作業スペースの1台分を私のエボのために使用していただいています。
預けてから1ヶ月半ほど経過していますが、リフトの上のマイエボは思いのほか綺麗でした。
大切に保管されていた証拠ですね。
ありがとうございます。
【部品供給状況】
マニホールド、インレット(1540A035)は供給終了?みたいです。
Posted at 2016/10/09 00:07:04 | |
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