今回は、土曜日前日練習会からの参加。
土曜日は晴天。日中は、路面温度40度を超えるコンディションで、ブリヂストンタイヤ勢が好調。
午前・午後、合計6本走行し、タイムはクラス最下位。
しかし、翌日決勝が行われる日曜日は天気が下り坂の予報。
荒れた展開が予想されるため、混乱に乗じて上位入賞を狙います。
いつも試合前は、夜眠れない傾向にあるので、晩御飯の焼肉屋さんではキムチを食べて、安眠対策をします。
また練習走行の解析では、第1戦・第2戦では突っ込み過ぎ傾向だったターンの侵入スピードも、やや抑え過ぎになってきているとの事で、ならばサイドのタイミングを少し変更しようと、イメージトレーニングを重ねます。
迎えた決勝日、朝から雨がぱらつき、慣熟歩行の時間には完全にウエット。
1日ウエットならば、イコールコンディションなので、後は自分のベストの走りをするのみです。
ただ、ウエットが予想されるレースに、長靴を忘れるというミスをしてしまい、
慣熟歩行でずぶ濡れに。
替えの靴下はあるので、走行前に履き替えて対応。
今回、ゼッケン23番で雨なので、1号車スタートのタイミングくらいから出走準備を始め、競技車内は乾いた状態に努めます。
自分の順番になりスタートするも、慣熟歩行の時よりも路面は悪くなっている印象。
最初のターンセクションで小回りし過ぎてパイロンタッチ。
その後の外周へ出るところで、水たまりに乗り、ドアンダーでマシンが外側へすっ飛びます。
瞬間、路面を確認し、マシンを元のラインに修正しながら、次のパイロンに視線を移すも、パイロンを見失いミスコース。
多分、ピラーとパイロンが重なって見えない瞬間だったのだと思います。
2015年のG6プレジャーラウンドで、借り物BRZでダブルエントリーした時も、
1本目パイロンがピラーに重なりミスコースしているので、同じ現象です。
気持ちを切り替え、2本目に向けた練習走行と割り切り、後半のコースを走ります。
しかし、トップターンでは、グリップで走る予定が、ついサイドを引いてしまい、
後半の360°ターンも、まだまだイマイチ。
いよいよ後が無い状態になり、お昼の慣熟歩行は、入念に行います。
1本目は、意外とグリップする予想で、ボトムスピードを高く保ったラインをイメージし、失敗したので、2本目は、小さく回るラインに切り替えます。
大失敗を避けて、完走さえすれば、BS勢の上でフィニッシュ出来る計算です。
そして運命の2本目。1本目同様、慣熟歩行時よりも雨が強くなり、
むしろ1本目より路面の水深も深くなっていると感じます。
しかし、コンパクトなライン取りと、ヘビーウエットに合わせて変更したセッティングが、功を奏したのか、1本目よりも走りやすく感じます。
最初のターンセクションでは、やはりラインがコンパクトになり過ぎて、パイロンを避ける為に、立ち上がり加速が鈍くなります。
外周はコンパクトなラインで無難に走り、
トップターンでは、グリップターンを選択するも、立ち上がりでテールスライド。ここは、かなりのロスとなりました。
残る3つの360°ターンも、大回り気味にこなし、ゴール時3番手タイムでフィニッシュ。後続車を待ちます。
https://youtu.be/j_nabMRleDg
結局、1本目ペナルティのオーナーさんが、1本目タッチしたパイロンを大回りに回って2番手に入り、
同じく1本目ペナルティのシード選手が、2本目もペナルティで下位に沈んだので、
最終4位でフィニッシュ。今回、3位までが表彰対象だった為、悔しい4位となりました。
今回は初めて前日練習から参加、決勝はあくちゅアナによる実況と、全日本のような雰囲気での大会でした。
1本目でタイムを残していれば、あくちゅアナから「依然ターゲットタイムは、ふぢた選手」と連呼されていた可能性もあり、
また、2本目選手権では3位タイムと、色々タラレバを考えてしまう結果でもあります。
しかし、ブリヂストンタイヤが路面温度に合わない状況に助けられ、今の実力だと5位で上出来なので、
4位は実力以上のタナボタです。
第1戦が、予想以上に路面温度が上がって、BS勢が上位に絡んだのと、今回で相殺だと考え、
次回以降、実力で上位に絡めるように、ターンの精度を高める努力をしたいと思います。
第1戦・第2戦と、トップとの差が4秒以上あったのが、今回は3.5秒差。
少しPN仕様のBRZに慣れてきたのか、
そろそろ10年くらい前の感覚で走れるようになりたいと思っています。