自作 外部エアダクト  

　
　ある日、車好きのラーメン屋のオッチャンが俺の車に勝手に洗濯機のホースを引き込み、「これキクよ～」と自慢げに言いました。
　実際、ホースの入り口から息を吹き込むと、出口に当てた手に風を感じました。これなら速度６０キロも出せばラム圧の効果を体験出来る、と踏んだ俺は、早速このダサい見た目をなんとかして、更に効率良くエアを取り込む改善策を考えました。

　取り込み口には量販店で『エアファンネル』とかいう商品名で売っているのを使う予定でしたが、如何せん小さい上に値段が高い。『もっと大きな漏斗みたいな形の物は無いのかな…』…はっっ！『漏斗を使えば良いんだ！』
　という事で、直径約１０センチ位のアルミ製の漏斗を購入。値段も忘れる位、安上がり（ほんの数百円）。洗濯機のホースに合わせて漏斗の口をカット、アルミテープで強引に接続。目立たない様に、つや消しの黒で塗装しました。車への取り付けはバンパー左のフォグランプ下部、万能ステーとボルト・ナットで固定。これで一丁アガリ。

　８０キロ位から効果が分かります。アクセルレスポンスがかなり良くなりました。ラム圧なので速度を上げる程、空気がいっぱい入り、レスポンスが上がります。雨の日は水が入るので、スポンジでフタをしています。リーズナブルなので、お試しあれ。