この記事は、
ミツビシ ミニキャブ / タウンボックス / パジェロミニ の リコール届出 に ついて ・・・・について書いています。
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0623/jj_110623_9995837751.html
時速65キロ超での使用中止を=三菱製軽、燃料漏れの恐れ—1万台リコール・国交省
時事通信6月23日(木)19時52分
三菱自動車は23日、自動変速装置の不具合で、ミニキャブやパジェロミニなど軽自動車6車種計1万987台(2010年7月〜11年6月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。同省は時速65キロを超す走行を続けると、走行不能になったり、燃料が漏れ車両火災になったりする恐れがあるとして、時速65キロ以下で使用するよう異例の注意を呼び掛けた。
ほかの対象車はタウンボックスと、日産自動車にOEM(相手先ブランドによる生産)供給するクリッパー、クリッパーリオ、キックス。
これまでに走行できなくなったなどの報告が同社に3件あったが、事故は起きていない。[時事通信社]
(トラバ元の方も取り上げてる、)↑このリコール届出・・・タイミング的に何ともねぇ・・・。株主総会が22日、リコール届出が翌日の23日。
言い方を凄く悪くすれば、「総会終わるまで、留め置いといたんじゃないの?」とか・・・。しかし、「じゃあそんなこと言うなら、もっと留め置いておいて、落ち着いた頃に出せっていうのか?!」という反論も受けかねませんのでね。
「たぶん、昨日(22日)まで、総会実施に必死で、それを片づけたら、速やかに届出をしたんでしょう」
と、
今回は善意的に解釈しておきましょう。
さて、今年の株主総会質疑応答を記した記事のまとめですが、
今年は、なるべく(余計な?)アオり・ツッコミを本文中に差し挟まずに、全部アップしていきました。
ただ、今回の方が、去年に比して短いんですね。
去年は、10:00開始の12:30くらいの終了。
今年は、10:00開始の11:30くらいの終了で、
1時間ほど短くなっており、
その主原因は、
質疑応答が、去年は17人、今年は10人、という点にあるようです。
この、「質疑応答」に関する提言などは、今ここで記すつもりはありません。
但し、
益子社長が引用した言説は、「妄言」であり、
結果として、暴言になってしまってるので、その点は非難しておかねばなりません。
勿論、腹立つような言い方されてるので、
原稿に用意してあった「日本の現状非難論」にまで言及した・一般論として言われていることを引用しただけであって、私見ではない、
と、善意的に解釈しますが、
あの言説、アレ自体が「物凄い妄言説」なので、そのことだけは明記しておきます。
↓コレのことです。
「日本全体の全産業を見て、
単体では赤字がふつうである、ようです。
それは、日本国内での事業が、海外に比して実績を上げにくいからだ、と言われておりまして、
一般的に、
1.円高
2.法人税率が高い
3.労働環境が不自由である
4.環境に配慮せねばならない
5.EPA・自由貿易において日本は立ち遅れた感がある
6.電力供給が不安定にならざるをえない
からである、といわれております」
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22938230/
↑
私は、
「それは、日本国内での事業が、海外に比して実績を上げにくいからだ、と言われておりまして、
一般的に、~からである、といわれております」
と解釈しますけど・・・。
・・・これ、
「社長の肉声・本音」
ととられると、
「あいつはものすごい暴言を吐いた!!」
ととられかねないので、
私なら、この話は絶対にしませんね。
しかしそれより、
1~6、
これ、
真実ではないです。
巷に出回ってるこの言説それ自体が、「パラダイス待望論みたいな妄言説」ですから。
特に、思い出す限りでも、
4. 5. 6.については、他国と比較しながらの批判論をこのブログで行ってます。
この、1~6、この言説、私なら、1個ずつ、全部ボロクソに批判すること出来ますからね。
しかし、トータルとして、
1~6をひっくり返して列挙してゆくと、その「理想像・理想環境」とやらを満たす国の条件が、
↓こういうことになり・・・、
1.通貨が安い
2.法人税率が低い
3.労働環境が自由
4.環境に配慮しなくてよい
5.EPAにおいて先進的
6.電力供給が安定している
↑
こんな条件を満たす国、一体、どこにあるんです?
私は知りませんし、こういう言説それ自体に失笑を隠せません。
「こういう(パラダイス待望論という妄言)説」をマトモに見つめることそれ自体が、現実眼を狂わせる危険なにおいに満ち満ちてますね。
そもそも、「円高」って言うんですけど、これ、誰も指摘しなかったけれども、
財務諸表データ(平成22.4.1-23.3.31)みると、「為替差益」出てるんですよね。
ホントに超円高ならば、「為替差損」の方になるのでは???
・・・いや、ヤメましょう。
(その点は益子社長たちが重々承知なハズだし、そこから想定されうる事だって、織り込んだ上の経営計画だろうし)、
そもそも、それ系の話としては、
日欧という、「自動車二大本場から、本場以外のタイ生産か?」とか言う言い方がこのブログの今の視点ですからね。
それは、また明日以降に話すべきですね。
でも、何だかんだ批判っぽく書いてみても、
「電気自動車までやってトントン経営まで来たと考えると、なかなかですよね」と、
いうご意見もあり、
私の全体的な感想もそれに近いものではあるんですけどね。
ただ、
その「電気自動車」とやらにも大きな懸案事項があって・・・(事業協力相手の、)東京電力(汗)。
これは、あらゆる意味で実に難しい問題でしょうね(汗)。
グッドパターンとバッドパターンの双方があり得る。
「電力会社」に着目してみても、
今は電力会社も協力的ですが、いざ、各家庭に実用化・大量普及・電力会社離れが進んでしまうとみえると、電力会社が死力を尽くして妨害してくるかも?というパターンも想定はされうるわけで・・・。
「昼はEVの夜充電(益子社長風に)」と言えば電力会社群は協力的になるでしょうけど、
逆に、
「昼(太陽光の自家発電で)充電。夜に(アウトバーンを)カッ飛ばすぜー!(←私のこのブログ(笑))
え?屋根の自家発電?
送電網に接続しないのかって?
ああ。アレ、俺の走り専用。何で送電網なんかに繋がなきゃいけねーんだよ」
とか言ったら、
死力を尽くして妨害してくるでしょう。電力会社群は。
言い方一つで、状況がコインの裏表のように変わるモンなんて、この世の中にそうそう無い上、しかもそれがこの国の国運まで分ける事項なだけに、何とも。
まあ・・・、電気自動車に関しては、
「電気自動車そのものが大きな蓄電機ですから」
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22923710/
という言葉があり、確かに、コレが最近一般的に認識されてきたことであると思うので、
「ダメになる」ってことはないだろうな、
と、私見としては思ってます。
(ってか、●マダ電機で70ウン万円の蓄電装置買うくらいなら、200万でi-Miev買いますよ。ええ。)