• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

猛走峠のブログ一覧

2011年03月08日 イイね!

「鋼板をコツコツ叩く~、「おお、密度が高いな(叩いてあるな)」。これこそ、日本的だ」←コレを失った状態の製品で、他者と差別化出来るのか?

「鋼板をコツコツ叩く~、「おお、密度が高いな(叩いてあるな)」。これこそ、日本的だ」←コレを失った状態の製品で、他者と差別化出来るのか?この記事は、【メガ再編時代】(上)韓国攻勢「もう時間はない」(MSN産経ニュース)について書いています。


まず、天気の話から。昨日は午前中雪。若干の積雪。

ココからは車両などに関する話。
上記天気の関係で、雪用タイヤが重宝している。
東京でもしょっちゅう雪が降って、
うっすら積もったりするのはしょっちゅうなので、
何だかんだ言っても、雪用タイヤは買ってよかったな。毎週毎週役に立ってる。
そうすると、
「いつ、通常仕様にするか?」
(↑私としては、スタッドレスでは、ブニョブニョして、乗り心地は良いのだけれども、すごく歯がゆいので・・・汗)
という問題なのだが、
去年は4月17日にも降雪・積雪した。
すると、通常仕様をメインタイヤとするのは5月~ということになる。
・・・何てことだ。


それと、
こちらは、一般的な車両の話。
フィット(欧米名:ジャズ)については、「旧モデルの方がカッコいいな」と思っていたし、
ノーマル車体ではそうだ、と今も思っている。
こう言うわけは勿論、先日、フルエアロ仕様の車両を目にしたから。
フィットの場合、フルエアロ仕様でなきゃ、ダメだな。
と、思ったり。
(↑コレは、コルトにも言えるかもしれないのだが。)

して、
「フィットについては、「旧モデルの方がカッコいいな」」、
「フィットの場合、フルエアロ仕様でなきゃ、ダメだな」
というのが、
タイ製マーチ(日産)、次期コルト(三菱のグローバルスモール計画)
と同じ性質のものであるのか、そこまではわからない。
あくまで、デザインの話だから。
最低最悪、コツコツと叩いてみるくらいはしないと、それはわかりようがない。

ボンネットなどをコツコツ叩く~、
「おお、密度が高いな(叩いてあるな)。
これこそ、日本的だ」
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17749645/

という、まさにこの話。
今日のトラバ元の人の、記事で言えば、「われわれの鋼板」と呼ばれているヤツ↓。
(引用)
「これでは、われわれの鋼板が入り込む余地がないじゃないか」。ある国内鉄鋼大手の幹部は、日産自動車が昨年、国内からタイに生産を全面移管した小型車「マーチ」の仕様を見て、絶句した。
マーチは9割以上の鋼板を日本以外の鉄鋼会社から調達。国内工場なら当たり前の鉄と自動車の密接な関係はなく、日本勢が得意とする軽くて強度のある高級鋼板も使っていない。それでも十分な性能を維持できるからだ。
(以上、引用)

昨日のこのブログでは、
「日本製品は、消費資源量(燃料類のこと)を絞っている」ということを書いたが、
逆に、製造にかかる投入資源???は多くしてある? 
それが、日本流。という話。
鋼板をコツコツ叩く~、「おお、密度が高いな(叩いてあるな)。
これこそ、日本的だ」という。

これに加え、トラバ元の人が紹介する記事では、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21172882/
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/20923075/
で書いた、
「「走り屋という技術的カテゴリー」からして、「新型車が、旧型車よりも、明らかに、物理的に・機械的に劣るようになった」という、
「物理的根拠」「具体的マイナスポイント」を、
車両そのものに、具体的に見いだせないような気がするわけで・・・。」
「峠で乗り回したくらいじゃ、わからないんじゃないの?
(それこそ、箱根新道くらいでなきゃ。それでも、新型にはターボ付けられたら、こっちのが、ってことになりかねん)」

↑こういうことを、一般的な話であらわすなら、
「国内工場なら当たり前の鉄と自動車の密接な関係はなく、日本勢が得意とする軽くて強度のある高級鋼板も使っていない。それでも十分な性能を維持できるからだ」
の内の、
「それでも十分な性能を維持できる」という、コレ。

この「十分な性能」というヤツ。
コイツが感性の世界からすると、ある意味厄介で、「十分な性能」というわけだから、
なかなかボロを出さない、という。
しかも、既に、2010年時点では、搭載されてる電子機器類は東南アジア製であったりもするので、なおさら、「判別」は困難となるかと思う。

ただ、思うところが、
「日本勢が得意とする軽くて強度のある高級鋼板も使っていない。それでも十分な性能を維持できる」からと言って、
鋼板をコツコツ叩く~、「おお、密度が高いな(叩いてあるな)。
これこそ、日本的だ」
↑「コレ」を失った日本車(日本製品)が、他の国の製品に比べて、勝ち残れるのか?
↑「コレ」を失った状態の製品で競争させて、それで勝ちゆけるのか?

という大きな疑問が生ずるのだが。
Posted at 2011/03/08 00:58:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環七 | 日記
2011年03月07日 イイね!

ベスト+被せ 「日本車は繊細」といわれる起源???

ベスト+被せ 「日本車は繊細」といわれる起源???この記事は、本当の日本らしさとは?について書いています。

今日の話は、トラバ元の人よりも「浅い」話(だと思う)。
「繊細さ」
なぜ、繊細だ、という言われ方があるのか? という。


一昨日のブログ、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21680391/
において、
「(かなり昔から、)日本製品というのは、必要最低限度の資源投入量で稼働するように設計する傾向だったのではないか」
と言った、その続き。

一昨日の記事では、便器(汗)の話で説明していて、
「水を流すのに必要な量 は、15ℓ」
⇒「(かなり昔から、)日本製品というのは、必要最低限度の資源投入量で稼働するように設計されてた」
⇒コレの文化的・社会的背景は「エネルギー自腹・使用者負担」という社会構造だ、なんて言ってるが、そういう文化社会論みたいな話は、
とりあえずおいとくとして、

「15ℓ」は、勿論、「その時点での必要最低限量」、
(最近の節水型の、)「4ℓ」は、勿論、「その(今の製品技術)時点での必要最低限量」、
なのだけれども、
それは、
勿論、そうなのだけれども、
ココに、
「安全マージン」「被せ」がないか?
と言うと、それは、勿論、ある、
と思う。

だって、そりゃ、メーカーだもん。
この「安全マージン」「被せ」を退けるとどうなるか?

⇒素人技なら、「即故障」。
(↓ココから先はクルマの話。)
⇒チューナー技でも、「場合によっては、故障」。

という現象が出てくる、のだと。


「被せ」
・・・知り合いから頼まれたROMチューンは、時間をかけてベストな状態を求める。
 だが、そのエンジン、その仕様でのベストセッティングが出たとしても、そのままクルマは渡さない。ちょっぴりだけど、データーの数値を落としておくのだ。
 ROMチューン用語では「被せておく」と言うが、安全マージンをとるために、少しだけ燃料を濃いめにし、点火時期を遅らせておく、そうしておかないと、クルマを渡してから、どんな状況で使われるかわからないからだ。空気中の酸素の量、気温、あるいはオーバーレブ・・・いろんなトラブルの種がある。ただただベストなセッティングをしていると調子はよいのだが、条件が変わったりするとトラブルの原因にもなりかねない。
「自作コンピューターをフルに活用して過激な峠走りに挑むパワーチューナー元祖  船津剛」
藤本慎一『走り屋伝説 峠・首都高・ドラッグ・チューン日本一はオレがいただきっ!』



この話。
コレは、チューナーレベルでの、ロムチューン。
チューナー技でも、ベスト+「被せ」となっている。



メーカーでも勿論、こう。
ベスト+「被せ」

この「被せ」の量に、メーカーとチューナーでは、違いがある、と思う。
(コレは自動車界についてだが。)


(↓ココからは、機械論など一般の話)
ベスト+「被せ」。

で、↑この、「ベスト」を、エコ・TNP(節水やら低燃費)にした場合、
「ベスト」は、なるべく少ない水使用量、なるべく少ない燃料消費量、
ということになるわけだが、
コレが、アレだ・・・。

なるべく少ない水使用量を追求すると、それは、条件によってはツマる。
なるべく少ない燃料使用量を追求して、燃料比を少なく・薄くに、空気配合量を多く、とやると、条件によってはエンジン故障。


これが、結構多くの日本製品の「ベスト」な状態。
そこに、「被せ」をつけてある。

コレが、多くの日本製品の本質的構造なのではないか?


ただでさえ、↑コレもんなのだから、
「安全マージン」「被せ」を退けるとどうなるか?
⇒素人技なら、「即故障」。
⇒チューナー技でも、「場合によっては、故障」。

つまり、日本製品は繊細だ、と。
コレが、「日本車は繊細だ」と言われる本質的な構造なのではないか?
とも、私は思っている。

そりゃ、職人の気質が・敏感な感覚を持つ手先が、民族性が・・・、
と私も思いたいけれども・・・汗。

ええっと、みんカラなんで、
クルマの話に限定してまとめると、
日本車は、燃調がかなりギリギリレベルに近いくらいに絞ってあるのではないか?
かなり昔から。
そりゃ、メーカーが新車で出すんですから、多めに「被せ」を設けてあるでしょうよ。
しかし、燃調をかなりギリギリレベルに近いくらいに絞る、
それが、ずいぶん昔からであるらしい、
というのは日本車の特性なのではないか。
だから、「日本車は繊細だ」とかいう言われ方がするのではないか。

ということです。


「日本車は、燃調がかなりギリギリレベルに近いくらいに絞ってある」

コレの本質的・社会的原因は、
「燃料の自己負担」にあるのではないか?
と私は考察しているものの、
↑この考察自体を、自分自身でイヤだと思っている。

だってねぇ・・・
「燃料費の自己負担が、ヒトが生活する上でかなり暮らしにくいシステムであることが、
優れた技術を産んだのだ」
っていうみたいで。↑これは、私の価値観を逆なでするような考え方なんですよ。

https://minkara.carview.co.jp/userid/806003/car/683012/3128343/parts.aspx
の、「日本車の細木細工的な繊細さ」というのとは、
通じてるような、また別の話のような???
少しそれは、何とも言えませんが。
Posted at 2011/03/07 04:00:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | イチコク物語 | 日記
2011年03月06日 イイね!

「天気の話」≒当たり障りのない話 ←こんな前提そもそもあったのか?

この記事は、空からについて書いています。

2011年1月14日(金)
【環境リポート】ローマ帝国の興隆と衰退、気象変動が一因=古木の年輪で判明
http://www.carview.co.jp/green/news/0/2438/
【オスロ14日ロイター時事】スイスやドイツ、オーストリア、米国の国際研究チームは、古木の年輪を調べた結果、地球の気象変化がどうやらローマ帝国の興隆と衰退の要因の一つだったことが分かったとの論文を14日付の米科学専門誌サイエンスに発表した。研究チームは、21世紀に生きる現代人も地球温暖化のリスクをもっと深く自覚すべきだと強調している。

 同チームによると、過去2500年間で、欧州中部でオーク(ナラやカシワなどの落葉広葉樹)やマツの木がよく成長している時期は、夏が温暖で雨がちだったことがうかがえる。これは農耕社会で富が蓄積された時期で、例えばローマ帝国全盛期ないし中世の繁栄期に対応するという。

 逆に、気象が不安定な時期は、ローマ帝国の衰退のような政治的な混乱期と重なっている。また、湿気の多い14世紀の欧州で黒死病が蔓延しやすくなったり、寒くなった17世紀にはアメリカ大陸への移民が活発になったりしたことも気象変動で説明できるかもしれないとしている。

 研究チームは、古木の年輪を、過去の各種分析よりさらに1000年もさかのぼって調査した。年輪の目が広ければ成長環境が良好、逆に狭ければ劣悪だったことを示す。その結果「ローマ帝国と中世の繁栄期は、夏は温暖で雨がちだった」ことが判明した。また「紀元250年から600年まで、気象が大きく変動したが、これは西ローマ帝国の崩壊と、移民に伴う混乱(ゲルマン民族の大移動など)の時期に呼応している」という。

 論文は「3世紀に極端な乾燥天候になったが、これは西ローマ帝国の深刻な危機の時代、つまり異民族の侵入、政治的な混乱、ガリア地方(現在のフランスやベルギーなど)の一部地域での経済的な破綻の時期に呼応する」としている。その後、気温と降雨量がローマ時代の水準に戻ったのは、ようやく9世紀初頭になってからで、欧州で新たな王国が相次いで建設された時期にほぼ相当する。

 また14世紀半ばの黒死病の大流行は、不安定で雨がちの気象の時代に発生した。論文執筆の中心人物であるスイス連邦森林・雪・土地研究所のウルフ・ベントゲン氏はロイター通信に対し、「他の研究結果から、湿った環境になればなるほど、ペストが広く伝播しやすくなることが知られている」と述べた。(了)





「天気の話」・・・当たり障りのない話。
⇒それが変わりつつある
なんて書いているものの、
「天気の話」≒当たり障りのない話
こんな前提自体がそもそもあったのか?

という疑問を感じざるを得ない。

ただ、それが、あくまで「ヒトの意思が介入してきているらしい」ということで、
「天気の話」・・・当たり障りのない話。
⇒それが変わりつつある
という思考になるわけだが・・・。

それにしても、今年の花粉症はヤバいカンジだな。
(私の場合は、本音を言えば、アレルギー症状の発生=花粉症 という説自体を疑問視しているフシがある)

さらに、昨日は異様に紫外線が強い日だった。
目を開いているのもキツイくらい。「夜目」になっちまってるからか?
いやいや、そんことはない。
他の日と比較して。


それはそうと、
峠道のエリアについていえば、
2006年の夏は、比較的穏やかな年だったと思う。
対して、翌2007年は大荒れの年だった、と記憶している。
雹が。
雷が鉄塔に落ちるのが見える。
あーーーー。やだなー。あっち行きたくないなー汗。

うわっ。信号停電してるよー汗。

あーーーー。やだなー。あっち行きたくないなー汗。
でも、行かなきゃなー。
(↑この話は、「五日市街道&檜原街道」にて、また。)
0/2438/

「天気の話」・・・当たり障りのない話。
⇒それが変わりつつある
なんて書いているものの、
「天気の話」≒当たり障りのない話
こんな前提自体がそもそもあったのか?

という疑問を感じざるを得ない。

ただ、それが、あくまで「ヒトの意思が介入してきているらしい」ということで、
「天気の話」・・・当たり障りのない話。
⇒それが変わりつつある
という思考になるわけだが・・・。

それにしても、今年の花粉症はヤバいカンジだな。
(私の場合は、本音を言えば、アレルギー症状の発生=花粉症 という説自体を疑問視しているフシがある)

さらに、昨日は異様に紫外線が強い日だった。
目を開いているのもキツイくらい。「夜目」になっちまってるからか?
いやいや、そんことはない。
他の日と比較して。


それはそうと、
峠道のエリアについていえば、
2006年の夏は、比較的穏やかな年だったと思う。
対して、翌2007年は大荒れの年だった、と記憶している。
雹が。
雷が鉄塔に落ちるのが見える。
あーーーー。やだなー。あっち行きたくないなー汗。

うわっ。信号停電してるよー汗。

あーーーー。やだなー。あっち行きたくないなー汗。
でも、行かなきゃなー。
(↑この話は、「五日市街道&檜原街道」にて、また。)
Posted at 2011/03/06 23:38:32 | コメント(0) | トラックバック(1) | 全ての道はローマへ通ず | 日記
2011年03月05日 イイね!

「15ℓ」の時点で、既に、「必要最低限の量」=「エコエコエコの、TNPの」だったのである!

この記事は、車と日本語について書いています。


最近の「時流???」を、
モータースポーツ関係者に言わせてもこうなる。

「エコエコエコの、
TNPの、
TPPの、
そういうカンジですからねぇ」
「メーカー的には、モータースポーツも、EVの開発の一部、という位置づけになりましたからね。
ほんとに、今まで通りのガソリン車で、速さを競うってのは、プライペーターの世界になりましたよ」


2011年の日本の人なら、自動車にあんまり興味ない人でも、テレビよく観る人なら、意味がわかる。
しかし、2000年くらいの人なら、自動車メカニックとかでも、言ってることがよくわからないかもしれない。


ただ、それにしても、2000年代も10年経って、
そういう・・・エコエコエコの、TNPの、・・・、
って始まったか?

っていうと、自分は、そうではない、と思う。
元々、日本のシステムってのは、

エコエコエコの、
TNPの、

ってなるようにつくられているのではないか?

と。


まず、
都市部でも、
暖房が自分持ち。

自分で使った分、請求書が来て、その分の代金を支払わねばならない。
何やら、東欧などは、行政が配管して、暖房してるんだって?
つまり、日本はガス代は自分持ち。

水道も。
水道代。

電気も、電気代。

全部自分持ち。
こういう条件下での使用なので、
それぞれの機器類が、すべて、「その道具・器具類の、必要量だけの資源消費量」で設計されているのではないか?

つまり・・・話として、アレだが・・・、
最近の便器は、4ℓくらいで流す水は足りるらしい。節水♪
一方、少し昔のになると、15ℓとか必要だった。

で、この、「15ℓの消費量」が、
「無駄使いだ!10ℓで済ませろ!」と言って、
それをやると、どうなるか?
詰まります・・・汗。
つまり、「そいつ(旧式便器)」が製造された時点では、
スムーズに流すのには、15ℓ必要。
15ℓが必要最低限の量。
「無駄遣い」というなら、「15ℓで済むところが、20ℓ流れる」ということなのだが、
既に、「15ℓ」は必要最低限の量。
「10ℓ」にすると、詰まってしまう。

10ℓの流水量で事足りるようになるには、
次の製品が設計・製造される必要性がある。
(設計・製造をやり直さなければならない(進化させる)。)

だから、
「そいつ(旧式便器)」が製造された時点で、「15ℓ」は、エコでTNPな状態なのだ。
「それ以上」を「そいつ」に、勝手にやらかすと、たちまちツマる。
こういうことが、やっと、この歳になってわかってきた汗。

とにかく、言いたいのは、
日本製品の特性として、
エコエコエコの、
TNPの、
ってのは、かなり昔からであったようだ、ということ。

で、コレが、どこから来てるのか?
といえば、私は、
「エネルギー自腹・使用者負担」という社会構造だと思っているのだが。

この話はまた後日続けよう。
Posted at 2011/03/05 21:30:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環七 | 日記
2011年03月04日 イイね!

この件は、「どちらかがウソをついている!」という事例だ。と、そこから発生した諸問題。

この記事は、破産ゼロスポーツが郵便EVを納品できなかった本当の理由について書いています。


今日は、「何を以って(法的に)クルマと為すか」とかいう考えを巡らせようかと思ってたんですがねぇ。

・・・日本郵便の発注に纏わるトラブル&ゼロスポーツ倒産、という話について。

ゼロスポーツ「ベース車の変更を求められたせいで、・・・・」
日本郵便はといえば「ベース車変更なんて言ってねーよ!・・・・」

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110302k0000m020088000c.html
日本郵便広報室の話:「台数や期限の問題だけではなく、予定した内容(性能や品質)の車両が納入できないという契約不履行だ。こちらが車種を変更したというのは事実ではない」
↑ってのは、何か、ヘンだな汗。

って続きの話。
一昨日、私がブログ書いた後で、
「破産ゼロスポーツが郵便EVを納品できなかった本当の理由」
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
という記事が出てきまして(↑すごく有名で、トラバ元の人も引用してますが、)、
はい、
私も、読んで、ビックリしました。

(活字物が嘘をつくことも多いので、何とも言えないが、しかし、この報道記事まで、大嘘書いてるとはさすがに思えず・・・)
端的に言えば、ここに書いてあることが事実なら、

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110302k0000m020088000c.html
日本郵便広報室の話:「台数や期限の問題だけではなく、予定した内容(性能や品質)の車両が納入できないという契約不履行だ。こちらが車種を変更したというのは事実ではない」
↑ってのは、「何か、ヘンだな汗」どころじゃなくて、
「明らかにウソをついている」、ということになるわけです。そうでしょ?これ。

昨年8月の日本郵便からの発注1030台はスバル『サンバー』をベースに、集配用途に合うように現場の声を反映させた言わば日本郵便とゼロスポーツの共同開発のEVだった。
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
「ところが9月、スバルは2011年度いっぱいでベース車両となっているサンバーの生産を停止し、ダイハツ車両のOEMに切り替える方針が判明する。年間4万台以上生産されるサンバーの供給は今後1年は続き、契約である2011年度内1030台のサンバーベース集配車両の導入には支障はないが、近い将来のベース車両変更が既定路線となった。

ここで日本郵便とゼロスポーツの間にあるアイディアが浮かび上がる。日本郵便側として、荷台下にエンジン(モーター)があるサンバーはEVに改造した場合にどうしても荷台が20cmほど上昇してしまい荷室のスペースが犠牲になる。一方で、ダイハツ『ハイゼット』はフロントエンジンのためEV改造による荷室スペース減少がない。またゼロスポーツにしても将来の車両変更による開発のやり直しを考えると、サンバーをあきらめてハイゼットベースでの1030台納品に傾いた。両者の思惑が一致し、ベース車両の変更と開発期間延長のため2011年1月と2月納品の次年度繰越に合意した」


こちら(日本郵便)が車種を変更・・・してるじゃん!

日本郵便広報室の話:「台数や期限の問題だけではなく、予定した内容(性能や品質)の車両が納入できないという契約不履行だ。こちらが車種を変更したというのは事実ではない」

つまり、ゼロスポーツはウソをついている、と。
この↓記事も
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
ウソをついている、と。

・・・これは大変な事件なのではないか。
勿論、「EVベンチャーの魂」は危機にさらされる。
仮に、日本郵便がいうことが100%事実であったとしても、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
のような趣旨の記事が大量に出回る以上、
ベンチャー企業群はビビる。
本当に、ビビることになる。
さらに悪いことに、現時点では、
ゼロスポーツや、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事の方が、何やら説得性がある、ということ。

言い方を換えれば、
「日本郵便の方がウソをついている???」、
「ゼロスポーツに対してベース車両の変更と30台の納品の繰越を認めないという通知をしたのが1月18日。それは1月納品期限である21日のわずか3日前」
「ゼロスポーツは、はしごを外された(⇒倒産!)」
⇒ゼロスポーツは、(あの、)日本郵便に、嵌められた???
という疑念がずっと付いてまわることになる。
だから、勿論、「EVベンチャーの魂」は危機にさらされる。
仮に、日本郵便がいうことが100%事実であったとしても、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
のような趣旨の記事が大量に出回る以上、
ベンチャー企業群はビビる。
本当に、ビビることになる。

そして、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事が事実であれば、日本郵便の行為の方が、信義(則)に反するのではないか?

そうすると、そもそも、
「日本郵便から契約解除の通知および契約金の2割である約7億円が違約金として発生する通告があった」
という、この↑「7億円」、裁判判決上コレが本当に発生しうるのか? という疑問が、まず出てくる。

それこそ、裁判所が、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事のような事実認定をした場合、
この「7億円」自体が請求却下されるのではなかろうか?
(だが、こちらの方については、「ゼロスポーツは、日本郵便からの違約金請求の可能性がある民事再生の道をあきらめ、破産申請による倒産の道を選んだ」以上、
あくまで、理論上の話で終わる)

それと、もっと大きな問題は、こちらだろう。
「両者の思惑が一致し、ベース車両の変更と開発期間延長のため2011年1月と2月納品の次年度繰越に合意した。
しかし、日本郵便側で異変が起こる。契約変更の手続きをすすめるうちに重大なミスを発見したのだ。ゼロスポーツとの契約は随意契約である。日本郵政グループはいまだ完全民営化されておらず、随意契約の条件のひとつとして実証実験の実施を義務付けている。じっさい、ゼロスポーツと日本郵便は2009年度に2台、2010年度に8台の実証車両を走らせており、随時契約の条件を満たしていたのだが、サンバーからハイゼットへの車両変更が条件外になるおそれがわかった。
日本郵政グループの随意契約といえば「かんぽの宿一括売却」騒動が思い出される。日本郵便はベンチャー企業のために危ない橋を渡ることを避け、ゼロスポーツに対してベース車両の変更と30台の納品の繰越を認めないという通知をしたのが1月18日。それは1月納品期限である21日のわずか3日前であった」

もし、この記述事項が本当であるなら、
「随意契約の条件・規定」を「守ろうとした(と主張???)」結果、
より重大な信義(則)違反を発生させる、
という物凄い欠陥構造が浮き彫りになった、
ということになる。

故に、 http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事内容が事実なら、
日本郵便という巨大会社は、
(随意契約の条件・規定を「守ろうとした(と主張???)」、危ない橋を渡ることを避けようとした つもりが??? 逆に、)
「企業の(信義誠実に則るという、)社会的責任」にも勿論反するという結果を発生させ、
「契約の(民法の信義則に則るという、)誠実履行」にも反する結果を招き、
契約相手のベンチャー企業のはしごを外した⇒倒産させた、
⇒ゼロスポーツは、(あの、)日本郵便に、嵌められた???
という疑念がずっと付いてまわることになる。
だから、勿論、「EVベンチャーの魂」は危機にさらされる。

という最悪の波紋を生じさせたのではないか?

という疑念がある。
さらに(↑コレを決定的にさせるという意味で)ヤバいのが、
日本郵便の声明か、
ゼロスポーツの声明& http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html の記事
のいずれかは、ウソをついている、
という最悪な構図の出現。
(しかも、私が、複数の記事を読むに、
「何だか、ウソをついているのは、日本郵便っぽいぞ?」 という印象を持っていること)

トラバ元の人の、
「3日前に通告しておきながら、20台納品しろと!?
ふざけんな郵政!
郵政がザル経営で巨額の赤字出してるのは自業自得だから知ったこっちゃないけど
それに巻き込まれたゼロスポーツさんは、どうでもイイのか!?」
それもまたあるし、
それ以上の問題もある、と思う。

それこそ、2チャンネル方面にけっこう書いてあった、
「ゼロスポーツなんて、詐欺師は~」
「ぐるぽんおせちの自動車版だな」
という言説が本当であったなら、どれほど良いことか。
だが、現実の世界って、そんなに良くないのではないか?

「35億で契約

車種変更しろ

1-2月分の30台が間に合わない

解約&7億請求

郵政側が潰しにかかったようにしか見えないな 」


コレが「現実」なのではないか?

おまけに、
日本郵便の声明か、
ゼロスポーツの声明& http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html の記事
のいずれかは、ウソをついている、
複数の記事を読むに(整合性や変更動機などの点からみて、)、
「何だか、ウソをついているのは、日本郵便っぽいぞ?」と、
そこまでヤバいことになってるのが、
今の現実世界なのではないか?
と私は思っているが。


「しかしゼロスポーツマンセーのスバリスト達は平常心でいられるのか…
JP窓口向かってインプ暴走とかしゃれにならんよ」

うーーーん。ちょっとだけ見てみたい気もする(←不謹慎な! 怒)。
いやいや、困りますわ。郵便局毎日のように行ってますからねぇ。
あ、そこら辺のガラス張りの局とかじゃなくて、ちゃんと、本社にね。(←何言ってんのか、コイツは! 怒)
Posted at 2011/03/04 01:53:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | イチコク物語 | 日記

プロフィール

「omnes viae Romam ducunt」
何シテル?   09/26 04:50
今を、近未来を、速く!上手く!美しく!走りたい。どこの歴史上の、どこの伝説の誰よりも。 「数の世界」を愛する者のひとりとして、いつの日にか「私」が「最速」の象...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

本日の復旧作業はここまで… 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2012/02/04 19:31:14
今日の測定結果@静岡 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2012/02/04 19:27:31
群馬県測定教育施設線量マップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2012/02/04 19:24:25

愛車一覧

三菱 その他 三菱 その他
Ob's stürmt oder schneit, Ob die Sonne uns l ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation