ふだん土日の週休2日制をきっちり享受しておられるでありましょう皆々様におきましてはこの土曜日祝日というのはさぞ忌々しいものでしょう…。しかし私にとっては、月曜日だろうが土曜日だろうが同じく貴重な2連休となる大事な祝日なのであります。
しかしせっかくのそんな連休をコレと言った計画もなくダラダラ過ごしてしまう私でありました。
土曜日は、お盆休みに繰り返していた鈴鹿山脈東側の林道探索の続きをすることにしました。
まずはお昼に菰野町役場近くの蕎麦屋「蕎茶亭まるやま」で腹ごしらえに。昨年の7月に初めて行って以来です。どんな蕎麦だったか忘れたので…
寄せ豆腐を合わせたというメニューを見て注文。寄せ豆腐好きなので。蕎麦出汁のジュレがかかっております。インスタ映えしそう…か? 蕎麦のほうはふつうに汁につけて召し上がり下さいとのことで、なんか中途半端な気もします。でもおいしかったです。
これと別に粗挽き蕎麦も頼んだのでお腹いっぱいに。やや固めの麺でした。
こちらのお店は蕎麦のデキそのものよりも、店内の狭さから来る落ち着かなさ、使いにくさがな~…場所は便利な位置にあるのですが。
林道探索は、とりあえず前回取りこぼしていた八風渓谷の奥へ。すぐ通行止めで撤退。
鈴鹿台山荘住宅地…なる一帯に入ってみる。道路がわりと碁盤の目のようになっていて昔からの集落とは思えない。別荘地チックだが割と庶民的で永住してる人も多そうな感じ。こんな地区があったなんてなあ。いちばん奥から更に進めるような道を探してみたが特に無いようでした。
尾高高原や三重県民の森をうろうろした後、朝明渓谷を分け入っていくと…
朝明砂防学習ゾーンなる公園がありまして、
やがて舗装はなくなり、こんな道になって、
ここから先はジムニーの皆さんにお任せします。行けば砂防ダムがたくさん見られそう(?)
しかしここにも別荘らしき住宅があるのには驚きました。すごい所に作ったもんだ。
途中の分岐を下ると洗い越しがありました。朝明川の最上流ですね。渡った先は、これまた私有地のようで音楽かけてパーティのよう。部外者が失礼しました~とバックして…Uターンできるところがない…この川の中でUターンしましたw
県道でそのまま山を降りていき、平地に出てからダートを見つけなんとなく入っていくと…
なんだ、ここは…?
すぐ近くにメガソーラーがあるので、たぶんこの草原もそのために用意されたのではないかと思います。やがてここも太陽電池パネルに覆われるのか、それとも既に何かがポシャったのか?
で、夕方になったのでいったん帰宅し、NCロドスタに乗り換えてほぼ同じ地域に向けて再出撃するのでありました。
もっとエクストレイルに動力性能があれば差し当たりそのままでも峠(舗装路)を楽しめるのになあ。やっぱ同じT30エクストレイルでもSR20VETを積んだやつにすれば良かったかな。
うーむ、どこかに無いですかね、未舗装路を遠慮なくいけるボディ形状と最低地上高がありながら、舗装されたワインディングロードを楽しめる優れたハンドリング性能と上り坂でかったるくない動力性能を併せもつ、そんなクルマは…、え? ジューク四駆ターボ? 外観が好みとちょっと…濃色系にすればなんとか気にならないかなあ。
それか、もっと超・お金持ちなら召使いにどっちか運転させて付いてこさせりゃいいんですよね。
…って、そんなお金持ちはそういう貧しい遊びをしないよな~w
翌日の日曜日。けっきょく朝が起きられず、また昼から同じような所へエクストレイルで出動。
こんなことなら昨晩もっとロドスタで長居しても良かった…
今度はR477より南を探索します。菰野調整池など見学し、細いr752を辿ります。
この周辺は新名神の工事現場があちらこちらから見えて面白かったです。
そう言えばICは菰野町役場のあたりに出来るんですよね。あんな所に出来たら、ウチからSスカ行くのがめちゃくちゃ便利になりますな~。
r752から乗馬場などがある場所へ…しかしその先はあっけなく通行止め。易しめのダートを抜けて、
キツめのダートの脇道をちょっと見て諦めたりしてw
今回いちばん期待していた、宮妻峡の先へ…
ところが入口でいきなり通行止め! 今年の夏からですか、ツイてません。
ちょっと逸れたところから回り込めそうな細道もあったのですが、通行止め区間を歩いている人も多そうですし、遠慮しておきました。残念です。
お次は椿渓谷をいちおうチェック、しようとしたのですが手前の椿大神社が混雑してたので通り過ぎました。あんな所にそんな賑わう神社があったとは知りませんでした。無知ですみません。
残る候補地は小岐須渓谷くらい。これより南下して探すとなると、こないだ訪れて崩落してた野登山になってしまいます。と言うことは…これにて遂に鈴鹿山脈東側の林道はひととおりコンプリートとなるわけです。コンプとか言ってもちっとも奥地まで踏み込んでませんけどね。
小岐須渓谷への道は、これまでと違って離合不可の狭い舗装路が長く続くものでした。
それでもキャンプ場にはちゃんと多くの車が駐車してます。ここまで鈴鹿山脈の東側のあちこちを見てきて思ったのは、とにかくあらゆる渓谷にキャンプ場が作ってあって、昭和の時代に整備されたであろう古めかしさを感じさせながらもそれぞれ寂れずに経営が続いているという実態でありました。キャンパーでない私からすると、これはちょっとした驚きであります。みんなそんなにキャンプ好きなのか。
小岐須キャンプ場を通り過ぎてしばらく行くと通行止め。
この地点から川へ降りると屏風岩なる県の天然記念物があるようです。
同名のスポットってけっこうあちこちにありますよね…あまり期待しないで降りていくと…
ぱっと見、人工的に掘削した水路と思ってしまうような直線的な川と、垂直に切り立った両岸の壁。自然の侵食でこんな風になるのか。石灰岩の巨大な塊を穿って…。期待のハードルが低かったこともあり、思いのほか「へえ~っ」「ほお~っ」となる奇景でありました。
と言うわけで遂に鈴鹿山脈東側の探索もひと区切りがつきました。後は宮妻峡などが再び通行可能になるのを待たねばなりませんが…、まあまとめて感想を申し上げますと、近場の方がちょいと訪れてみるにはともかく、たとえば他県の林道ファンに紹介したくなるような道は…ここらには特にありませんでした…としか言いようが…w
個人的には、おおむね予想通りであったとは言え、自分で訪れてハッキリさせられたのでスッキリして満足なのでありますw