ある日、家に着いた丁度のタイミングでPGM-FI警告灯が点灯しました。
長らく乗っていますが点灯したのは初めてです。
ビビりながらディーラーに見てもらうとO2センサー故障とのこと。
O2センサーなる部品があることは知っていましたが、センサー部(ジルコニア素子)を加熱するためのヒーターがダメになったらしい。
一般に5年以上または走行8万km以上が寿命とのことで、コレが初交換ならば相当優秀です。
調べてみると、ジルコニア素子を加熱(600度以上)すると酸素濃度に応じて発生する起電力を利用して云々とあります。
日本特殊陶業のページ
センサーって大抵そうなのかもしれませんが、とある素材が加熱すると酸素濃度に応じて電荷を発生することを発見したりとか、それを燃焼ガスの測定に利用しようとか、よく思いつくものだなーと。
工賃込みで2万円ちょいでした。
部品自体は1万円もかからず入手できるみたいで、まぁディーラー価格なのですが、お付き合いと思ってお任せしました。
取り外したO2センサーを見せてもらいました。

センサー部を保護しているカバーがモゲています。
ディーラーでもこのような壊れ方を見るのは初めてとのこと。
数年前から加減速のタイミングでナニかがカラコロ転がるのが気になっていたのですが、コイツが原因だったようです。
センサー部まる出しで頑張っていたんですね。
高温に加熱されたセンサー部がモゲて触媒に・・・なんてコトになっていなくて良かったです。
PGM-FIはホンダ独自の呼称ですが、警告灯のアイコンはJIS規格で定められた全メーカー共通のモノです。

エンジンをデザインしたのでしょうが、正直イメージしにくいです。
左側の ┣ は空冷ファンでしょうか。
上部の ┳ はエアフィルターボックスかな。
右の出っ張りはクラッチ?
オイルパンもありそうです。
このアイコンデザインの元になったエンジンが実在していたら面白いですね。
Posted at 2022/03/13 15:27:16 |
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PGM-FI | 日記