CUSCO パワーブレース
※2012年10月5日 写真追加(パワーブレースフロントメンバーエンドの写真)
BR9 レガシィツーリングワゴンの場合のパワーブレース装着効果をまとめてみました。
2010年5月16日時点の仕様
・フロントサイドは未装着です。
以下それ以外の主な仕様です。
・STiのフレキシブルストラットタワーバー
・コラゾン BPS-D15 スプリング
・BR9 S-package純正ビルシュタインダンパー
大まかな感想を書くと
フロントメンバーエンド・・・・フロント部分の前後と上下の抑制
リアメンバー・・・・リアの上下、ねじりの抑制
リアメンバーサイド・・・リアサスペンションのロアアーム周りの剛性アップ
という感じですね。
ちなみに一気に装着はしていません。私は付けた順番は
1.フロントメンバーエンド
2.リアメンバー
3.リアメンバーサイド
です。
1.乗り心地が激変。装着直後、駐車場から出る際の歩道の段差でもそれは判りました。
フロントのバタツキ(特に上下)が無くなりしなやかにストロークするようになりました。
これはノーマルでもお勧めできるかもしれません。
うちはNAなのでトルク配分がフロントよりです。
そのせいもあると思いますが速度域が上がるとFFっぽい動きになります。
それが嫌なら
2.リアメンバーです。これでリアのトラクションが上がっていると感じました。
加速時の押しが強くなっていますし減速時の引きも強くなっています。
ワゴンなのでリアのねじれも抑制された様で車全体でまとまり感のある動きになっています。
ただですね、この時点で車の動きがスポーティー方向になると思った方が良いと思います。
装着しているバネの仕様にも左右されると思いますが、良くも悪くも動きがリニアになります。
これは同乗したうちのかみさんも気がつく位です。
コラゾンのBPS-D15のばあいはゴツゴツ感は無いのですがクイックな挙動は感じます。
間違いなくミニバンや高級セダン系などにはない乗り味です。
3.リアメンバーサイドは正直悩みました。果たして効果がどれほどの出るのか未知数だったので。
取り付け場所から上下というより前後左右方向の剛性アップだろうなと想像はしていました。
実際取り付けるとそんな感じです。
乗り心地が激変することは無かったです。
このパーツが威力を発揮するのは加減速とコーナリング時ですね。
リアタイヤがコンパスの針の様に軸になっている感があります。
ライントレースが楽になりました。
フロントの後にちゃんとリアが付き添ってる感じがw
乗り心地に直結するのはフロントメンバーエンドとリアメンバーかなと思います。
乗り心地優先だとフロントメンバーエンドのみが良いかも知れません。
スポーツ走行をしないのであればフロントメンバーエンドだけで十分かもしれませんね。
基本的にボディ補強はサスペンションの動きを助けるものだと私は思っているのでバネとか
ダンパーの仕様でもこの辺の評価は変わると思っています。
バネ変えていると基本的にストロークするようになって荷重移動がやり易くなると思います。
所謂、動きが判り易い車になるかなと思います。
逆に純正バネのままで剛性上げ過ぎるとノーズダイブやロールが増えて尚且つその速度も速くなって
しまいギクシャクした動きになり易くなるかもしれないです。
Lパケの純正16インチなんかだと偏平率が高いのでタイヤのサイドウォールのヨレから来るボアボア感
がより分かり易くなるかもしれませんね。
サスペンションの取り付け部分の剛性が上がるのでストローク量と初期反応が早くなるので
単純に車高を落としているだけだとバンプラバーに当たるかもしれません。
試した訳じゃないですが25ミリ以上落とす場合はその辺も考慮した方が良いと思います。
30mm以上落とすとそれプラスロールセンターの位置の問題も出てくるかもしれませんね。
あ、スポーツ走行する場合の話ですw
さて、クスコのパワーブレースの現行ラインナップではあとフロントだけ未装着
リアメンバーサイドから想像するにノーズのトレース感がアップするのかなと妄想中w
特に操舵輪なので横剛性のアップに期待はしています。
反面トルクステアを多く感じるようになるのかなぁ。。。
ま、いづれここに追記かなwww
関連パーツレビュー
フロントメンバーエンド
http://minkara.carview.co.jp/userid/610512/car/520916/2839136/parts.aspx
リアメンバー
http://minkara.carview.co.jp/userid/610512/car/520916/2872028/parts.aspx
リアメンバーサイド
http://minkara.carview.co.jp/userid/610512/car/520916/2920466/parts.aspx
※公道でのインプレッションは法令順守の範囲で行っています。
また、暴走行為を推奨するためのインプレッションではなくアフターパーツを購入する際の参考になれば幸いと思い書いており、読んで頂いた皆さんが少しでも望んだ通りの物が手に入る手助けになればと思っています。
公道では安全かつ法令を順守してましょう。
かっ飛びたいときにはサーキットに行って思いっきり走りましょう。
関連情報URL:http://www.cusco.co.jp/

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