日曜日は当初の曇り予報だったので
真っ白な雲が浮かぶ青空に気持ちも足取りも軽くスタートを切った。
雲が多いけど、青空に満足満足♪
今日の目的地は奥只見湖
予備知識は紅葉が綺麗だということだけ。
六日町温泉を出て田舎道をチョイスしながら目的地を目指して走る。
快走路ゆえ写真は無し!(^_^)b
全体行程としてはこんな感じ。
予備知識もなかったので、ナビに言われるがまま
R352 から県道 50号を経由して目的地を目指した。
いつものように、
バカ純正・ナビを疑うべきだったが
後の祭りである。
県道 50 号線は別名 奥只見シルバーライン と言う。
ビーナスラインとは言わないまでも、
山岳地帯を走る程々のワインディングで
さぞ眺めも良いのだろうと期待して向かった。
シルバーラインに入って直ぐ、トンネル
1/9 とあった。
残り 20km にトンネルが 9つ。
ちょっと多いけど、仕方ないねと会話をした。
1号 折立トンネル 235.7m
2号 西の沢トンネル 169.1m
3号 神山トンネル 76m
:
まぁ、なんてこと無い普通のトンネルが、次々と現れた。
この時点では「確かに多いなぁ」程度。
しかし、トンネルの通し番号が 2桁に達したところで、
おや?っと思い、、、
12号 津久の岐トンネル に至っては、1km超えの 1602.1m \(◎o◎)/!
なんか話がちがうやん!
#なんで関西風?(^^ゞ
・トンネルは 9つのはず!嘘つき!
・眺めの良いワインディングは? ( ←これは勝手な思い込み (^▽^;))
・峠の茶屋とかで休みたいなぁ♪ ( 最早、なんのこっちゃ?)
第1 ~ 第16トンネルを抜けたところで一休み
ここまで進んでしまったので前門の虎、後門の狼状態 _| ̄|○ ガーン
そして、残すところ あと3つ!
が、しかし!どれも大ボス級
17号 明神トンネル
3989.5m (トンネルの途中に銀山平交差点あり)
18号 荒沢トンネル
3057.2m
19号 仕入沢トンネル
3129.5m
併せると
10km 超!
こんな古臭い(失礼)トンネルが見通せない程の直線ってあり得なく無いですか?
延々走ると、ここを曲がれ!と…
曲がったら、また出口の見えない直線 _| ̄|○
先へ進むほどに天上からの水は増える一方 \(*`∧´)/ ムキー!!
そして、また曲がれ…
いつまで続くの…
10km 走って、ゴール目前!
ゴーーーーーーーール!!!
帰宅してから調べて見れば、こんな酷道、隧道マニア垂涎の変わり種トンネルだった
道路レポート 主要地方道小出奥只見線 <シルバーライン> 第一回
#詳細すぎるので要注意 (^^ゞ
面倒な説明は読みたくない!って人には、Wikipedia より抜粋 (^^ゞ
江戸時代に銀が産出されていたことに因む。全長22.6kmのうち18.1kmをトンネルが占め、計19本のトンネルから成っている。この道のトンネルは普通のトンネルと違って、素堀の部分と湧水が随所にあり、さらに交差点がトンネル内に設けられているなど、極めて特徴的なものとなっている。
なんと、全行程中の 80%超がトンネル!
しかも、
・長いトンネル内の気温は 最低 11℃ (外気温 25℃) {{(>_<)}}
・湧水量も増え、天上から滴る水が
大丈夫か?ってレベル エッ? (;゚⊿゚)ノ マジ?
・もちろん、オープンのまま突入したので後部座席はびちゃびちゃ (-_-メ)
・湧水が集まって路面は小川でも流れているよう
・素掘りの壁の部分は路面も相当荒れている (60km 以上は出せないレベルの悪路)
これには、トンネル嫌いのあーちゃんは堪ったもんじゃない (・へ・)
とんだハプニングだった。
何とか奥只見湖に辿り着き、ホット一息つくと
腹が減ってきたので土産屋で昼食とした。
岩魚定食、もつ煮定食。
サービスで あけびの弦のおひたしを頂いた。
食事でひと心地ついて外に出ると上空に彩雲が現れた。
スロープカーと彩雲

スロープカーは写真右下の小さな緑色の乗り物。片道 大人 100円だったかな?
さて、ダム見学を終えて福島方面に抜けようと思ったが、
先に進む道がないことに気がつく。
と言う事は、、、
さっき見たトンネル内の交差点まで戻らなければならないことに。 _| ̄|○ ガーン
今度は屋根を閉じ、あーちゃんは狸寝入りでバビューンと駆け抜けた。
トンネル内の交差点を左折して、尾瀬方面に抜けると
深い緑の山々の上に雪山が見えた
トンネルを抜けれればこっちのもの!
R352 樹海ラインを快適に疾走する。
それにしても、この道のクネクネ具合がすごい。
途中、高台から湖を一望できる駐車スペースで
大型バイクのグループと立ち話した。
彼らは
・福島側からここまで辿り着くので精一杯
・行くか戻るか思案中
それくらいクネクネなのだ。
やんわりと引き返すことをお勧めしたが、如何しただろうか?
眼下に通ってきた道が見える
眺めが良いなぁと思ったら、こんな絶壁にガードレール無し!\(◎o◎)/!
奥只見湖を出発して 2時間ほどで檜枝岐(ひのえまた)村に辿り着き、
売店のアイスで一息ついた。
はちみつのほのかな甘さとミルク風味の爽やかなアイスはとても美味しかった。
道のりにして約 60km の行程を 2時間ほど。つまり平均速度 30km。
その間信号機は 1つもないのだから、
いくら写真のために停車したとしてもペースが遅すぎる。
この平均速度の低さは、それくらいタイトな低速コーナーが
多かったということを如実に現している。
そういう意味で走行距離の割には、走り応えのある道だった。
スイーツでリフレッシュして、再出発!
この後は、R352 ~ R121 ~ R400 ~ 東北道と無難なコース取りで
今日のドライブを終えた。
梅雨を前に、晴れ間を探して足の向くまま走ったら、
結構大変な酷道、隧道を走ってしまったけど、
お陰で絶景に出逢えた今回のコトリップ 1,034km だった。

Posted at 2016/06/14 18:19:42 | |
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