2009年09月30日
お茶には色々な種類があります。
【新茶】
新茶と言う種類のお茶がありますが、毎年その年に最初に出来た新芽を摘み取って作ったお茶の事を指しています。
「新茶」は例年、九州の鹿児島と言った温暖な地域から摘み取り作業が始まる様になり、徐々に北上してくる様になっています。大体桜前線が北上するのと同時期位と思っていただければ良いと思います。
「新茶」と同じ意味を持つ言葉に「一番茶」と言う言葉がありますが、これは呼び方が違うと言うだけの事で指しているお茶はおなじです。
ではこの言葉の使い方は何処が違っているのかと言うと、「一番茶」と言うのは一番初めに摘み取られるお茶と言う事で、その後に摘み取られるお茶を「二番茶」「三番茶」と言う様に呼ぶ様な使い方をしています。
「新茶」はその年の一番初めに摘み取られるお茶で、「初物」「旬」と言う意味で使用されています。
お茶の樹は冬の間に栄養分を充分に蓄えておきます。そして春が来ると冬の間に蓄えた栄養分が若葉に行き渡る様になり、その状態で成長していくのです。その状態で一番初めに摘み取られるのが「新茶」となります。
「夏も近付く八十八夜?」と言う様な歌も有る通り、立春の2月4日から数えて88日目の事を八十八夜と言う様に昔から言われていて、この日に摘み取ったお茶を飲む事で1年間は無病息災で過ごす事が出来ると言う言い伝えが昔からあるみたいです。
新茶は爽やかな味わいを楽しむ、清々しい香を楽しむと言う特徴があるお茶です。
Posted at 2009/10/04 19:17:51 | |
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お茶の種類 | 日記