
ずいぶん時間がたってしまいましたが、林道劇場です。
ロンドンオリンピックが閉幕して『ああ、ボクもメダルがほしいなあ』と思って臨んだ
JMRC群馬ラリーの第3戦。
ちなみに書き込みを忘れた第2戦はターボのブーストが上がらず惨敗でした。
そして今回はどうだったかというと
結果からお知らせするとメダルゲットできました。そのメダルの色はというと・・・
関連情報は
コチラ
<会場まで>
最近の移動パターンで、ワタシと同じ千葉県の新京成電鉄沿線に住んでいる別チームのナビさんと合流し、
その『別ナビさん』をワタシの車両の運転席に乗せ、ワタシは助手席で楽してさあ出発。
ちなみにワタシの『本ナビさん』は新潟在住で、ラリー会場で合流します。
そして『別ナビさん』のドラさんも新潟から来ます。ラリーの世界ではこういう取り合わせもありますな。
<レッキ(本番コースの公式下見)>
このラリーは数年連続参加していて過去のペースノートもあるので、
今回は過去ノートを修正するパターンでレッキしようとナビさんとうち合わせていたのですが、
そのノートをすっかりワタシの自宅に置き去りにしてしまい、新規作成することに・・・ま、いいっしょ。
<ラリー本番>
<SS1>
登り下りの7キロか8キロのコース。
前半の登りは比較的きれいな路面。下りの後半は高速狭路でしっとりと濡れて泥も出ています、これは踏めません。
ゴールしたらなんと「ベスト(タイム)でーす!」
『やったー!でもいいの~???』とワタシ
というのもワタシよりかなり格上の選手も前走者で走っているのです。
ただしこのベスト、ワタシの後ゼッケンの選手に2秒負けてしまいました。
<SS2>
登りの4.5キロ
前半1キロは4速も使う高速区間、のこりは低速のロングコーナー中心。
路面はやはり濡れ泥ですが、そのコンディションにも少し慣れてきて、踏めてきました。結果は3着。
ここまでのタイム差はトップ(格上選手)と4秒、2位と3秒差でワタシの順位は3位。
<SS3>
SS1のリピートでタイムアップを狙うも、コース半ばでワイパー全開の大雨が降ってきました。
とおり雨のようでしたが、コースのどのあたりで降られたかでタイムが分かれそう。結果はまた3着。
<SS4>
SS2のリピート。ここでチョット異変が…
2番手争いをしている ワタシの後ゼッケンさんがスタート地点に来ない??
やっと来たと思ったら車両の様子がおかしい。
どうやら何かにタイヤをヒットしてフロントロアアームを曲げて多しまった模様。
タイヤとフェンダーが当たっています。
『あらら、これではまともに走れないね。リタイアかな?』→となると2位争いの展開が楽になっちゃう。
「まるてにサン、ロアアームのスペアがあったら貸してもらえませんか?今回に限って持ってきていないんです。」
『ま、当然そう来るでしょうけど、こっちも前半最後のこのSSで同じようなクラッシュするかもしれないからねえ』
「じゃあこのSSを走り切ったらサービスに連絡してみるよ」
そして無事にSS4をゴールして前半終了。
で、部品レンタルの件は
『話しぶりからすると彼はもう2位争いから脱落だろう、露骨にタイム差を確認してから貸出しってのも
いやらしいからアーム貸してあげることにしましょ、リタイアにならなくてよかったね』
などと思っていたら、これがとんだお人よし行為に!?
サービスタイムにラリーHQで前半のリザルトを見たら、ワタシは2位ではなく3位のポジションに。
『あらら!だれかに逆転されちゃったのかな?』
2位にいたのはロアアームを曲げてしまった彼でした。ワタシとの差は3秒。
結局SS3と4は『壊れた彼の車両=まともなワタシの車両』という同秒タイムで、
『いかんクルマ直ったら後半やられてしまう!!!』
ということが発覚した時にはすでにアーム交換が終了していましたとさ。
<そして後半>
生き返った彼は素晴らしい走りで2位キープ、ワタシもがんばりますが、タイム差は開くばかりで最終SSをフィニッシュ。
<表彰式>
ということでもらったメダルの色は『
ブロンズ』でした。
意地悪に徹すれば 勝負に徹すれば『
シルバー』ゲットできたでしょうが、ラリーも『(モーター)
スポーツ』ですから、
敵に塩を送るのもフェアプレイと解釈して、自分のお人よしぶりを納得します。
冒頭の写真はロアアーム交換の、とてもラリーらしいひとコマです。
次回、シリーズ最終戦の舞台は『嬬恋』
昨年は最速リタイア(SS1)をキメてしまい、罰ゲームで坊主頭になったしまいましたが、心地よかったので1年間 坊主をキープしてきました。
9月末の開催です。またお会いしましょう。
Posted at 2012/08/20 07:11:20 | |
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ラリー | 日記