
皆さんご機嫌如何ですか、永遠の28歳糸目今日子です。
2014年8月20日未明、広島市安佐南区と安佐北区で発生した土石流によって、72名の尊い人命が失われる大災害となってしまいました。
謹んでお亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。
さて、東日本大震災では何も出来なかった糸目姐さんは
今回の災害で何かお手伝い出来ないかと思いまして
まずは被災地の現状を把握する為に、8月23日に安佐南区の八木・緑井地区へ単身徒歩で入りました。

まず可部線に乗って被災地へ向いますが、梅林駅付近の線路が土砂に覆われてしまったので、緑井駅までの折り返し運転となっていました。

緑井駅から路線バスに乗り換えますが、バス通り(県道 八木緑井線)も災害復旧によって通行止めとなっていますので、国道54号線バイパス経由で運行されていました。
駄菓子菓子!
現場へ向かう北行きが、エラい渋滞しているじゃないの~(ノД`)メソメソ

どうも各地から応援に駆け付けた緊急車両が学校のグラウンドや駐車場から溢れてしまい、一番左の車線にズラリと並ぶコトになってしまったのです。

さて通行止のバス通りは(県道 八木緑井線)閑散としていますが、緊急車両や作業車が通ると乾燥した泥が土煙となって舞い飛び、目がチクチクして口の中がザラザラになってしまいます(泣)

時折ロードスイーパーが行き来していますが、砂の量がハンパないので全然追いついてませ~ん(>_<)

だもんで、あちこちに無料の紙マスクが置かれていました。

そして土石流の現場を北から順に回るコトにした糸目姐さん。奇しくも八木・緑井地区は昔シゴトでお世話になった地区なので、クルマが通れる道は殆どインプットされています♪

まずは4階建ての集合住宅。1階部分が完全に土砂で埋まっています。

この集落の上から土石流が流れ込んでいました。まだボランティアが辿り着いていませんでしたので、地域の皆さんが土砂を掻き出していました。

土石流の破壊力で、下の敷地に投げ出された軽自動車

ひとつ南側の尾根では電力会社の作業車が、切断された電線を張り直していました。その周辺ではボランティアの皆さんが瓦礫を集めていました♪

行方不明者の数が把握出来なかった頃でしたので、警察官が一軒づつ回って安否確認をしていました。

そして連日のヘリコプターからの映像で、すっかり有名になってしまった県営住宅。その一番北側にある棟に辿り着きました。

ここは県営住宅の駐車場でしたが、土砂で跡形もなくなっています。そして上には民家が一軒あったはずですが・・・ま、まさか転がっている残骸が・・・

県営住宅の南側では消防の皆さんが懸命の捜索活動を行っていました。もちろん重機は使わず人力で瓦礫をひとつずつ除去していました。

道路も完全にえぐられてしまい、埋設されていた下水管がことごとく破壊されていました。

標識の高さまで土砂に埋まった先には大量の樹木が流れ込んでいます。こうなると自宅に近づくコトすら出来ません(泣)

傾斜が緩くなった住宅地に、上流から流された乗用車が大量に流れ着いていました

更に南側の尾根で発生した土石流。ここは密集した家が壁になってくれたお陰で、かなりの土砂がここでストップしています。

でも道路を伝って土砂が麓に流れ込んでしまいました。

下流では二次災害に備えて、大量の土のう袋が積み上げられていました。

さて被災地を徒歩で回った結果、上はとても入れる状態では無いので、麓に溜まった土砂の撤去~搬出をしようと思い立った糸目姐さん。

それに被災した民家から掻き出された土砂(土のう袋)が、作業車の通行を妨げてしまう恐れがありますし・・・

とりあえずダンプ2台とユンボ2台を招集して、土砂の搬出作業を開始しました~~~♪
つづく
Posted at 2014/08/30 08:08:18 | |
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