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■【PC快適化計画】気に入ったものが無いなら作ろう!<1万円以下PCデスク編>
■【PC快適化計画】材料調達~塗装<PCデスク編>
急ぎの仕事や冠婚葬祭などが重なり思うように作業ができませんでしたが、
ここで完成させてしまいたいと思います。
というか既に完成しているので、アップで紹介です。
材料用意
トラス頭 ステンレスタッピングビス 4×12
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塗装済み2×2材とシンプソン金具を固定するのに「ステンレス トラス頭タッピングビス」を使用しました。
本来の用途とは違いますが、木ネジの代用にとして許容範囲ということと、
ステンレスの輝きと頭の大きさがイメージ通りだったので、使用しました。
天板「メラミン化粧板」
160×45
160×24
の2枚。
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こちらは今まで使っていた座椅子用PC机の流用になります。
自分は字を書く機会が多いのでこちらにしましたが、
机の雰囲気を第一に考えたり、筆記用具をそこまで使用しないような環境であれば
OSBボードやベニヤ合板、コンパネなどで代用すれば、より安く出来ると思います。
2枚構成の理由は後ほど・・・
2×2材 6フィート 4本(天板たわみ防止用)
こちらも座椅子用PCからの流用ですが、正直買おうか迷いました・・
塗装済みの2×4材、しかもアジャスター付きが売ってますし・・
理由は後ほど・・・
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フレームの組み立て
さて組み立てていこうと思います。
まずは左右のフレームから。
①の部分にリジットタイ RTA12をハメ、キリ等で下穴の目安となる穴を開けます。
(塗装するのを忘れてて、塗装前の写真となってしまってます・・・)
次にドリルで下穴を開けます。
使用するビスは4mmでしたので1mmのドリルで下穴を開けます。
②の箇所ですが、こちらはリジットタイ RTC22を使用するのですが、言ってみれば幅・奥行き・足と3方向の金具になり、さらに初めての金具だったので少々手間取りました。
手間取った理由としては、左右の木材と垂直の木材の面出しです。
写真のように左右の木材を止める金具部分が、木材と金具がツライチでは無いことと、ガタツキが出ないように足部の木材との接合をガッチリさせたい事、この2点で悩みました。
結局は無理やりツライチに併せて組みましたが、後日よくよく考えてみると・・・
平らな床の上で床とツライチになるよう(下部写真A)足部を固定し、
横の木材を固定する(下部写真B)が一番ラクで天板やフレームのガタも少なく済みそうです。
写真A
写真B
①を1箇所、②を3箇所ネジ止めして、まずは左のフレームの完成です。
これをもう1セット左右対称で組み、横材をネジ止めしたらPCデスクのフレームの完成です。
天 板
次に天板を作成します。
天板を2枚構成にした理由として、単純に座椅子PCデスクの流用である事、そして引っ越しのし易さです。
コンパネ等で1枚構成にすると安く出来ますが、反面、解体した際にどうしても(今回作成したPCデスクサイズだと)160×70のサイズの板は残ってしまいます。
少しでも小さく解体出来るよう「流用」という形を取り2枚構成にしてます。
もう一つの理由としては、イメージでは「少し無骨なブルックリン」を考えていたのでコンパネ等で天板を作り、オイルステインとニス仕上げで決めたかったのですが、「安く」したかったのと、書きものが多いことからメラミン化粧板にしてます。
さて、冒頭の「天板を買おうか悩んだ」事は、流用するために一旦座椅子PCデスクから外す必要があったことです。
座椅子PCデスク時でも、このメラミン化粧板にたわみ防止の木材を貼り付けてましたが、
3Mの業務用両面テープで貼っていたんです。
3Mスコッチ超強力両面テーププレミアゴールドスーパー多用途粗面SPR-12
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これがめちゃくちゃガッチリ張り付いていて、全然びくともしないんです。
3Mさん・・・ホント仕事しすぎです・・
もうね、本当に取れなさすぎて丸一日剥がすのにかかりました・・・
本当に剥がれないのでエクステリアの外装の貼り付け等に最高(ちょっと怖い)かも知れません。
天板1枚に対して2本の補強を入れてたので、計4本外して、フレームと同じペンキで塗装。
アトムハウスペイント 水性フリーコート 0.7L ブラック 2缶セット
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乾燥も終わり、補強用の2×2材を以下のように固定。(赤色部)
一番奥側と手前側は、シンプソン金具が当たるため、金具に当たるギリギリのサイズでカット。
なるべく簡単に解体出来るようにしたかったので「乗せるだけ」仕様にしてますが、
ミリ単位で計算したのでガッチリハマっており、ガタツキもありません。
実際にフレームに乗せて、取り付け位置を割り出しても良いと思いますが、
寸法を測った方がしっかりして物が作れ、満足行くかと思います。
取り付けも、今回は(懲りたので)両面テープではなく、天板に穴を開け木ネジ皿で止めてます。
組み立て
フレーム、天板と全ての部品が揃ったので、組み上げていこうと思います。
フレームを置いて・・・
奥側の天板を設置して・・・
手前の天板を設置したらDIYPCデスクの出来上がり☆
いかがでしょうか??
ガタツキもなく、シンプソン金具を使用してるのでしっかりと直角も出せており、
上に寝転んでみましたが、たわむ事無くとても丈夫です。
ちなみに、裏側はどうなっているかと言うと、
このようにピッタリハマっているのがわかると思います。
両端の2本で前後のズレを抑え、真ん中の2本で左右のズレを抑えれているのが
わかると思います。
PCを設置して・・・
・・の椅子を置いて、新しいPC環境が出来ました。
タッピングビスとアイアン塗料のこの相性が気に入っています。
今回はアイアン・鋳造風を意識して黒にしましたが、白フレームにシルバー塗装したシンプソン金具の組み合わせも、清潔感があって良さそうです。
かかった費用総額
●2×2材
8フィート(2.4m)526円・・・3本 1,578円
6フィート(1.8m)350円・・・2本 700円
カット代(15/本)・・・11カット 165円
●シンプソン金具
リジットタイ RTCC22 455円・・・6個 2,730円
リジットタイ RTA12 152円・・・2個 304円
●ターナー色彩
アイアンペイント(ブラック)200ml ・・・1個 1,320円
●トラス頭 タッピングビス 140本入・・・897円
合計7,694円で出来ました!
(天板・補強用2×2材・ペンキ・刷毛・プライマー・木ネジ4本は手持ちを使用)
天板と天板の補強用2×2材は流用しましたが、冒頭で記載したようにコンパネ等なら2,000円プラスくらいでしょうか?アンティーク風の渋いのが出来そうですよね。
リジットタイのRTA12もL字金具で代用できますし、より安く作ることも可能です。
DIYですと、やはり自分の欲しいデザイン・サイズが手に入り、さらに今回のような作りだと、
サイズを大きくしたい場合も数カ所変更するだけで、簡単にサイズアップやサイズダウンが出来るのがポイントですね。
さて、次は何を作ろうかな?