遅ればせながら、決勝ネタを書かないと・・・ネ。(^_^ゞ
どぅも☆
em-zee です。(^_^ゞ
昨日9/28(日)のスーパーフォーミュラ決勝をTV (BS Jsports3) 観戦しました。f(^_^;
一言で感想を言うならば
「ナンじゃそらぁ~!!」 って感じです。詳細は後程・・・
この後は、ネタバレの恐れがあるので、決勝結果を知りたくない方は、スルー下さいませ。m(_ _)m
9/28(日)
スポーツランドSUGOインターナショナルレーシングコース (宮城県柴田郡)にて、下記のレースが開催されました。
15:00~ 2014 全日本選手権 SUPER FORMULA Rd.6 SPORTSLAND SUGO Final
251.872 km (3.704km×68 Laps)
SUPER FORMULA 公式HP
【同時開催】
08:30~ GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2014 東北シリーズ 第3戦
10:20~ N-ONE OWNER'S CUP Round.5
13:05~ 全日本フォーミュラ3選手権 第13戦
■スポーツランドSUGOインターナショナルレーシングコース■
今週末一番の日差し、少し汗ばむ暑さの中、ホームストレートは強めのアゲインスト。
コースコンディションは、気温 23℃・路温 37℃・快晴・ドライ (スタート10分前)
今回、給油義務は無いが、計算上1スティントでの完走は極めて困難。
故に、ピットの際、タイヤ交換をするか否か、もしくは2本交換(左のみ・リヤのみ)なのかも見どころの一つである。
なぜなら、2本交換なら給油時間と同等だが、4本交換となると給油時間より長くなる為、リスクがあるのだ。
スターティンググリッド は、
Official site を参照。
SUPER FORMULA
Official site:
http://superformula.net/apf/ap/nlist_h.dll
Official info:
http://superformula.net/sf/race/2014/1406/
Official Qualify Result:
http://superformula.net/sf/race/2014/1406/qresult.shtml
さて冒頭の
「ナンじゃそらぁ~!!」 ですが、
先日のブログ で、不運な出来事と、注目選手や応援選手をピックアップしたのがイケなかったのか、スタート直後の2コーナーまでで、注目選手の3名が接触クラッシュでリタイア・・・(*_*)
観戦する楽しみを一気に削がれました。(T_T)
P.P.の 1 山本尚貴 選手@TEAM 無限の動き出しが遅れる。その後ろ、3rd.GRIDから 36 アンドレ・ロッテラー 選手@PETRONAS TOM'Sがその影響を受けただけでなく、アンチストール(エンスト防止)システムが入ってしまうアクシデントで、大幅に加速が鈍り、後方集団に飲み込まれる。
■2014 全日本選手権 SUPER FORMULA Rd.6 SPORTSLAND SUGO Final START■
スタート直後の2コーナー進入で詰まり、イン側にもアウト側にもクルマがいる状況で、行き場を失い、出遅れた 36 アンドレ・ロッテラー 選手の左フロントタイヤが、アウト側の 19 J.P.デ・オリベイラ 選手@Lenovo TEAM IMPULに接触。
■スタート直後の多重クラッシュ①■
イン側に姿勢を乱しスピンした 19 J.P.デ・オリベイラ 選手に、 36 アンドレ・ロッテラー 選手が乗り上げる。
写真では、34 伊沢拓也 選手@DRAGO CORSEがパニックブレーキを踏んでいるのが分かる。
■スタート直後の多重クラッシュ②■
36 アンドレ・ロッテラー 選手が宙を舞い、不運にもジャンプする 34 伊沢拓也 選手
■スタート直後の多重クラッシュ③■
■スタート直後の多重クラッシュ④■
■スタート直後の多重クラッシュ⑤■
■スタート直後の多重クラッシュ⑥■
この3台は、そのままマシンを止め、リタイアを余儀なくされ、コース上にはすぐさまセーフティカーが導入される。
■スタート直後の多重クラッシュ後■
LAP4
レース再開・・・順位整理
01 ← 02 ↑1 40 野尻智紀 選手@DOCOMO DANDELION M40T
02 ← 04 ↑2 03 ジェームス・ロシター 選手@フジ・コーポレーション KONDO
03 ← 01 ↓2 01 山本尚貴 選手@TEAM 無限
04 ← 06 ↑2 37 中嶋一貴 選手@PETRONAS TOM'S
05 ← 05 ±0 38 石浦宏明 選手@P.MU/CERUMO·INGING
06 ← 07 ↑1 08 ロイック・デュバル 選手@KYGNUS SUNOCO Team LeMans
以下省略
LAP9
最後尾17th.32 小暮卓史 選手@NAKAJIMA RACINGが早めのピットインで、給油+左2本交換。
ピットアウトの際、ジャッキダウン寸前(リヤタイヤ接地前)に、クラッチミートをしてしまい、エンジンストール。慌ててクルーが掛け直すも、出遅れてしまい奇策失敗。
ここでも“ツキ”に見放される .32 小暮卓史選手・・・
■32 小暮卓史 選手@NAKAJIMA RACING■
LAP10
15th.7 平川亮 選手@KYGNUS SUNOCO Team LeMansも早めのピットインで、給油のみ(タイヤ無交換)。
■7 平川亮 選手@KYGNUS SUNOCO Team LeMans■
LAP11
15th.20 ナレイン・カーティケヤン 選手@Lenovo TEAM IMPULも早めのピットインで、給油+タイヤ4本交換。
■20 ナレイン・カーティケヤン 選手@Lenovo TEAM IMPUL■
LAP13
7th.10 塚越広大 選手@HP REAL RACINGがレインボーコーナーでコースオフ。
すぐに復帰するもポジションダウン。
08 ロイック・デュバル 選手の攻略に手間取り始めた為、チームからピットイン指示が飛び、LAP14を終えたところ戻ってくる予定であった。
■10 塚越広大 選手@HP REAL RACING■
LAP14
コースオフでタイヤを汚した10 塚越広大 選手が早めのピットインをするも、給油リグがなかなか給油口にささらず、大きくタイムロス。
LAP15
最下位まで下がった10 塚越広大 選手が、まだタイヤが温まり切っていないアウトラップの最終コーナーでコースアウト → クラッシュ → リタイア。
LAP17
SCが入ったことで、上位陣が一斉に動き、続々とピットイン。
ピットインしたのは・・・
40 野尻智紀 選手@DOCOMO DANDELION M40T・・・給油+左リヤ1本のみ交換。
03 ジェームス・ロシター 選手@フジ・コーポレーション KONDO・・・給油+タイヤ4本交換。
01 山本尚貴 選手@TEAM 無限・・・給油+タイヤ4本交換。
37 中嶋一貴 選手@PETRONAS TOM'S・・・給油のみ(タイヤ無交換)。
38 石浦宏明 選手@P.MU/CERUMO·INGING・・・給油に時間を要す(スタート時、軽めの為)。
08 ロイック・デュバル 選手@KYGNUS SUNOCO Team LeMans・・・給油のみ(タイヤ無交換)。
3 ジェームス・ロシター 選手と 1 山本尚貴 選手のピット作業に時間を要し、出遅れてしまう。
ピットアウト時のポジション・・・
- 40 野尻智紀 選手@DOCOMO DANDELION M40T
↑ 37 中嶋一貴 選手@PETRONAS TOM'S
↑ 08 ロイック・デュバル 選手@KYGNUS SUNOCO Team LeMans
↓ 03 ジェームス・ロシター 選手@フジ・コーポレーション KONDO
↓ 01 山本尚貴 選手@TEAM 無限
↓ 38 石浦宏明 選手@P.MU/CERUMO·INGING
ステイアウトしたのは・・・
41 武藤英紀 選手@DOCOMO DANDELION M40T
39 国本雄資 選手@P.MU/CERUMO·INGING
18 中山雄一 選手@KCMG Elyse
02 中山友貴 選手@TEAM 無限
■41 武藤英紀 選手@DOCOMO DANDELION M40T■
■39 国本雄資 選手@P.MU/CERUMO·INGING■
■18 中山雄一 選手@KCMG Elyse■
■2 中山友貴 選手@TEAM 無限■
LAP18
SCの2周目、1周遅れで 41 武藤英紀 選手がピットイン。
■セーフティカー 2nd.■
LAP21
リスタートの1コーナーで、2 中山友貴 選手@TEAM 無限・40 野尻智紀 選手・37 中嶋一貴 選手が3ワイド!!!
40 野尻智紀 選手・37 中嶋一貴 選手が 2 中山友貴 選手をオーバーテイク。その先で 8 ロイック・デュバル 選手も2 中山友貴 選手を捉える。
LAP22
ストレートで 3 ジェームス・ロシター 選手も 2 中山友貴 選手をオーバーテイク。
その後のS字では、1 山本尚貴 選手が 2 中山友貴 選手に仕掛けるが、 2 中山友貴 選手もここでは意地を見せ、一歩も引かない。2台は接触寸前まで近づいた為、チームメイト同士でそこまでするのはリスクが大きすぎると思ったのか、1 山本尚貴 選手はアクセルを戻した。その間に、後方から来た 31 中嶋大祐 選手@NAKAJIMA RACINGと38 石浦宏明 選手が、山本をかわして前に出た。
ペースが落ちた2 中山友貴 選手に38 石浦宏明 選手・11 ヴィタントニオ・リウッツィ 選手@HP REAL RACINGが襲いかかり、弾かれて11 ヴィタントニオ・リウッツィ 選手がコースアウト・・・
■31 中嶋大祐 選手@NAKAJIMA RACING■
リスタート後(LAP22終了時)のポジション整理
01 39 国本雄資 選手@P.MU/CERUMO·INGING
02 18 中山雄一 選手@KCMG Elyse
03 40 野尻智紀 選手@DOCOMO DANDELION M40T
04 37 中嶋一貴 選手@PETRONAS TOM'S
05 08 ロイック・デュバル 選手@KYGNUS SUNOCO Team LeMans
06 03 ジェームス・ロシター 選手@フジ・コーポレーション KONDO
07 02 中山友貴 選手@TEAM 無限
08 31 中嶋大祐 選手@NAKAJIMA RACING
09 38 石浦宏明 選手@P.MU/CERUMO·INGING
10 01 山本尚貴 選手@TEAM 無限
LAP28
14番手の 62 嵯峨宏紀 選手@DENSO Le Beaussetのマシン後部からから出火し、スローダウン。マシンをコース外に出し、オフィシャルが消火する → リタイア。
■62 嵯峨宏紀 選手@DENSO Le Beausset■
LAP29~58
各車一進一退。大きなポジションの入れ代わりはない。この時点でトップに立っていた 39 国本雄資 選手と 18 中山雄一 選手は、再度SCが出れば無給油で走り切れる計算。その機会を待っていた。
一方、40 野尻智紀 選手も前の2台がピットインの必要性を把握し、コンスタントな走りで追従。
TOP3は、なんと優勝未経験者で、しかも18 中山雄一 選手と40 野尻智紀 選手は今季初参戦のルーキー(今季ノーポイント)。
そんな中、静かにレースは進んでゆく・・・
LAP59
結局、その後は大きなアクシデントなど発生せず。ギリギリまで粘っていた39 国本雄資 選手も、とうとうピットインし、給油のみ(当然ながらタイヤ無交換)、12th.でコース復帰。
LAP65
さらに、最後まで粘っていた 18 中山雄一 選手は、ついにバックストレートでガス欠症状に見舞われ失速。それを40 野尻智紀 選手が捉え、トップ再浮上。 18 中山雄一 選手は、何とかピットに辿り着く事は出来たが、大きくポジションダウン。
この間に、 37 中嶋一貴 選手が2nd.・8 ロイック・デュバル 選手が3rd.と、それぞれポジションアップ。
LAP67~68
緊張なのか、若干ペースダウンの 40 野尻智紀 選手に対し、37 中嶋一貴 選手が猛チャージするも届かずチェッカーとなる。
最後にクールダウンランで、2ND.の 37 中嶋一貴 選手も両手を挙げて、 40 野尻智紀 選手に拍手を贈り祝福する。
Race Result は、
公式HP で、ご確認下さい。
SUPER FORMULA
Official site:
http://superformula.net/apf/ap/nlist_h.dll
Official Qualify Result:
http://superformula.net/sf/race/2014/1406/qresult.shtml
Official Race Result:
http://superformula.net/sf/race/2014/1406/rresult.shtml
40 野尻智紀 選手は、スーパーフォーミュラ参戦わずか6戦目にして初優勝、しかもこれが初ポイントとなり、平成生まれのドライバーが、国内トップフォーミュラ公式戦を制したのは史上初。
新たなヒーローの誕生となる歴史的な一戦となった。
シリーズも残すところ最終戦のみとなった。
これで最終戦向けタイトルの権利を残したのは・・・
37 中嶋一貴 選手@PETRONAS TOM'S
19 J.P.デ・オリベイラ 選手@Lenovo TEAM IMPUL
36 アンドレ・ロッテラー 選手@PETRONAS TOM'S
08 ロイック・デュバル 選手@KYGNUS SUNOCO Team LeMans
38 石浦宏明 選手@P.MU/CERUMO·INGING
06 03 ジェームス・ロシター 選手@フジ・コーポレーション KONDO
39 国本雄資 選手@P.MU/CERUMO·INGING
この7名にとって、一戦で最大18ポイントを獲得出来る最終戦の鈴鹿(11/8・9(土・日))は、まさに大勝負の一戦となるだろう。
Drivers standingst 及び
Team standings は、
公式HP で、ご確認下さい。
SUPER FORMULA
Official site:
http://superformula.net/apf/ap/nlist_h.dll
Official drivers standings:
http://superformula.net/sf/race/2014/standings/
Official team standings:
http://superformula.net/sf/race/2014/standings/index_team.shtml
それではOfficial site の決勝ダイジェストをどうぞ・・・
VIDEO
■Rd.6 SPORTSLAND SUGO Final■
おまけ
VIDEO
■Rd.6 SPORTSLAND SUGO Qualify Onboard A.Lotterer■