ハスラーでのドライブが続いていましたが、今回はBMWでのドライブです
最近あまり距離を乗ってなかったので、ほんと久々になりますね
ただハスラーのように何処にでも入っていける車ではないので、ルートはなるべくセンターラインのある道となるよう選んでプランを組みました
なので巡ったところは少なめです
今回向かった場所は運が良ければ満天の星空がみえるという「しらびそ高原」にある「天の川」という宿です
標高1900mという高地にある宿になります
場所はこの辺り
昨年出かけた静岡県オクシズエリアの最奥地の畑薙ダム(青印)から県境を挟んで反対側(長野県)くらいの位置ですね
南アルプスのエリアになりますが、関東から向かうと南アルプスの裏側になるので北側か南側からか回り込まなければならず、なかなか行きにくい場所になります
国道152号線を走破する、もしくは「天空の池」を訪れた時に寄ろうと計画していた宿だったんですが、夏休み前だったら空いてるかなと思い行ってみることにしました
一応は月の満ち欠けも調べ、休みが取れて星が見えそうな日を選んだのですが、梅雨時期なので星が見えるかは運次第といったところでした
出発は12日の早朝3時半
最初の目的地を長野県の奈良井宿にしたのですが、おそらく日中は混むと予想し早朝に少しだけ見学しようという作戦です
どうせ早く出るなら4時前に高速に乗り、深夜割引で走ることにしました
家を出たときは少し降っている程度でしたが、諏訪SAまで来ると本格的に雨でしたね
この日は夕方まで雨予報なのは事前に分かっていたので気にせずドライブです
6時半には奈良井宿に到着しました
完全に雨降りでした
道の駅に車を止めて線路を地下道でくぐり、街中を少し散策します
もちろん早朝なのでお店などはやってませんが、雰囲気は感じることができました
このように整備された道を写さないようにトリミングするとまた違う印象に見えると思いますが、写真の見せ方で受ける印象はだいぶ変わりますね
残念ながらあまり昔の街道感は感じられませんでした
でもこの建物がこれだけの規模で残っていることが重要なので、あるうちに見に来れてよかったです
続いて訪れたのは少し南に下り岐阜県に入りますが「竜神の滝」です
こちらも混むと嫌なので早い時間に訪れようと思っていましたが、雨なのであまり関係なかったようですね
訪れたのは9時過ぎだったのですが、目の前のキャンプ場に宿泊している客もなく、訪れていたのは自分だけでした
混んでいたら1キロほど手前の大きな駐車場に停めて歩く予定でしたが、誰もいなかったので目の前の駐車場まで細い道を上がっていきました
ちなみにどちらも有料でした
来てみたかった滝に到着したのですが、前日からの雨のせいで水量が多く、水は綺麗なのですが豪快に流れていて少し残念な雰囲気に…
ほんとはこんなイメージ
(写真は借り物です)
濁流ではなかったので良かったといった感じですが、幻想的な雰囲気を見たかったので残念です
こちらは滝の周りに遊歩道が整備されていて、それが入り組んでいるおかげで不思議な雰囲気を出していると思うんですよね
夏の早朝に来たら涼しいかなぁと思ったんですが、水量が増えてしまうタイミングでは避けたほうがよさそうでした
また次の機会にチャレンジしたいと思います
ふたたび長野県に戻り、次に訪れたのは馬籠宿です
妻籠宿は2回ほど訪れたことがありますが、馬籠宿は初めてです
石畳で整備されているんですね
そして端から端まではかなりの高低差です
金曜日の10時半ですが、時間の経過とともに観光客が増えていく印象でした
こちらに寄ったのは宿場を見てみたかったのもありますが、開いてたら早めのご飯を食べようかというのもありました
ほとんどのお店が11時以降オープンみたいでしたが、開いていたこちらの蕎麦屋へ入ってみました
頼んだのは恵那鶏そば
外が涼しかったのもあり、温かい蕎麦でも問題なしです
焼いた鶏とネギが乗っているだけのシンプルな蕎麦でしたが、美味しかったですね
蕎麦も手打ちで出汁もよかったです
観光地にも関わらずこれで950円なら安いほうだと思いました
冷たいバージョンもありましたよ
昔の街道の雰囲気が残っているという意味では妻籠宿のほうが風情ありますかね
とはいえこれだけの雰囲気が残っているのは貴重です
雨の平日ということもあり、ゆっくり見れたのはよかったです
観光客の半分くらいは外国人でしたから、晴れたり休日だったりすると人が多いんでしょうね
さて、これにて本日の予定していた観光はすべて終了
時間はまだ午前中ですが、朝が早かったこともあり宿を目指すことにします
とは言え高速を使うとすぐに着いてしまうので、久々のM2だし来たルートを少し戻って256号線で阿智村を目指します
そこから飯田市内に入り、県道251号線で酷道152号線を目指します
ハスラーなら間違いなく県道でそのまま山越えをしたいところですが、狭い道はリスクが高いので三遠南信自動車道の無料区間のトンネルでサクッと山越えです
トンネルを出た先は寸断152号線の地蔵峠を迂回する酷道エリアですが、この迂回路の途中からしらびそ高原への道が始まります
所々狭い区間はありますが、整備はされているので普通車でも問題なく行けます
ただ荒れている路面があったり、砂利敷きの区間があったりするのでのんびりと行ったほうが良さそうです
宿まではだいたい30分くらいかかりますね
峠に到着ですが、霧で何も見えません
そして天気が悪いので誰もいませんね
峠からすぐで本日の宿「天の川」に到着です
雨は降り続いていて霧も出ているため、眺望は何もありません
さっそくチェックインして部屋に入りました
雨で写真は撮れなかったので、外観写真は後ほどです
風呂に入り汗を流してビールをいただきノンビリします
夕飯まで2時間あるので少し休みます
寝ておかないと朝早かったのもあり深夜時間帯に起きてられませんからね
ちなみにこちらは大浴場はありますが温泉はありません
今回は目的が違うので、温泉がない宿でも問題ありません
18時からお食事タイム
食堂に着くと用意されているのは自分の分だけ
聞いてみると宿泊客は自分一人だけだそうです
元の予定では十数人いたそうですが、天候が悪かったためキャンセルされたそうです
星を見るための宿ですから仕方がないのかもしれませんが、星が見えないなら行かないと判断されるのは残念な気持ちになりますね
とはいえ、自分だけがキャンセルしなかったために営業しなければならなくなってしまったのは申し訳ない気持ちです
食事のほうはこんな感じです
宿代は山の上にあるにもかかわらずリーズナブルなほうですが、メニューも多く量もあり美味しかったです
食べ応えがありました
さらに3000円の買い物券もしくは食事オプションが付くプランだったので、鹿肉のステーキをいただきました
うーん、美味しくはあったけど次回は信州牛のステーキにしようかな
デザートまで食べてお腹がいっぱいと外を見ると東の空に虹がかかっていました
東に虹が出ているということは西から日が差している証拠
ロビーに行ってみると西の空はオレンジ色になっていました
いつの間にか雲が切れていたようです
どうせ誰もいないならと3階へ上がり西側の窓を開けると夕陽を見ることができました
フロントに戻りオーナーと話していると屋外の展望台を案内してもらえました
最初からこちらに来てればよかったですね
すでに陽は沈んだ後ですが、飯田市に広がる雲海と手前の伊那山地を超えて流れ込む雲海の滝のような光景を見ることができました
夕陽が出るとは思ってなかったとオーナーさんも言ってました
運がよかったですね
そして宿の外観はこんな感じです
アルプス風とでもいいましょうか
そんな感じの外観です
しかし運の良さもここまででしょうか
20時過ぎから再び雨となり、止む気配もありません
しばらくは部屋で飲んでましたが、深夜には晴れるという予報を信じて目覚ましをかけて寝ることにしました
目覚ましで1時過ぎに起きて窓から外を見ると…
星が出ています
いそいで着替えてカメラを持って外に出ました
気温は15℃でしたから防寒対策は必要ですね
こちらはいつでも星を見れるようにと門限などはなく出入りが可能となっています
まずは撮りたかった車と星のコラボ
星を観測するため宿の明かりは20時過ぎには暗くなり、駐車場に照明などもないため、車に明かりを当てるのが課題でした
LEDライトを使いましたが、もう少し暗いものでもよかったかもですね
そして天の川の撮影にもチャレンジしてみましたが、うちのカメラの小さなセンサーでは撮れませんでした
中央部の左下がりになんとなく明るいのが天の川なんですが、RAW現像してもこの辺りまでです
天の川感がありませんね
やはり星空を撮るにはフルサイズセンサーのカメラが欲しくなりますが、安いのといっても元が高くレンズも必要になるので購入は迷うところです
約1時間ほど写真を撮り、3時過ぎには寝ました
こちらの宿にはライブ配信カメラがあります
昼間時間帯は風景を写してますが、夜間は星空を写しています
しらびそ高原 ライブ配信
設定で色々な方向へ向きを変えながら撮影していますので、天気の確認や星空観賞などにどうぞ
朝食時間は一番遅い時間にしてもらってたのですが、結局ギリギリまで寝てました
朝食はシンプルでしたが美味しかったですよ
量もちょうどよかったです
出発の準備をしてチェックアウト
天気が良かったので荷物を車に積んで少し周りを散策しました
昨日の雨が嘘のような天気ですね
ほんと山の天気は変わりやすいです
それにしても天気がいいのに標高が高いので午前10時でも気温は17℃
非常に爽やかです
下界に下りたくなくなりますね
こちらの宿ではお盆以降9月いっぱいまで1泊2食付きで12,000円のキャンペーンをやるそうなので、都合がつくようならまた訪れたいですね
いい宿でした
昨日は雨で余裕もなかったので写真も撮ってませんでしたが、宿に上がってくる道はこんな感じ
普通車でも問題ないですが、車高の低い車では厳しいと思います
さて翌日は土曜日で3連休の入りということもあり帰るだけに設定してました
混む観光地に行くのも疲れますからね
そんな中で帰りの道中で寄れる場所をオーナーさんに教えてもらいました
三遠南信道は所々開通していて無料なのですが、その途中にある天龍峡PAに到着です
PAから見える先ほど渡ってきた天竜川の橋へ向かいます
実はこの橋の下に人が渡れる橋があり遊歩道となっています
この橋から天竜川を眺めることが出来るんです
教えてもらわなければ知りませんでした
天龍峡として有名なエリアはちょうど見えないもう少し先の上流部にあります
しかしこちらは飯田線の鉄橋を眺めることが出来ました
残念ながら訪れた11時台は列車がないようだったので待たずに戻ってしまいました
前日からの雨で川は濁流となっていましたが、普段であればキレイな川が見れると思います
高いところから眺めるのが好きな方にはお勧めな場所ですね
ただ意外と揺れるのでダメな人はダメかもな橋でした
ここからは一般道で新東名を目指しました
152号線は青崩峠がまだ未通国道で極狭の迂回路を走らなければならなくなるので、3ナンバーのBMWではリスクです
そこで一つ隣の151号線で南下していきます
途中からは三遠南信道の無料区間を走り再び152号線へ出ました
青崩峠を過ぎれば152号線は普通の道路幅となります
152号線へ出たのはこちらに寄るためです
「月まで3キロ」の看板
手前の木が伸びていて看板が隠れてしまうので反対車線での撮影です
この先の月という名のエリアへの案内看板でしかないんですが、もしかしたら月(MOON)までたった3キロかもしれないという看板です
こちらも訪れたい場所でした
雨が降っていたのでスマホで撮って終わってしまいましたが、遠くから望遠で撮って車と看板の距離を狭めたほうが良かったかなと後悔
またいずれ訪れる予定です
これで目的は全て終了
あとはひたすら自宅を目指して帰ります
やはりM2だと高速は楽ですね
雨は降っているけど不安な要素は一切ありません
安定して走れるのでノンストップで帰って来れました
総走行距離は780キロ、燃費は11.6キロでした
悪くない燃費でしたが、帰りに高速で少し入れたらハイオクは200円超えでした
ほんとガソリンが高すぎて困ります
野沢菜のしぐれ
宿の朝食で出ていたのですが、めっちゃ美味しかったです
野沢菜を使ったしぐれ煮ですね
きぐらげとか入っていて食感もよく、唐辛子でピリッとするのでご飯によく合います
売店で売ってたので自分用のお土産で買っておきました
そのままオツマミとしても最高です
知らなかった商品を知れて感謝です