あっという間に日が過ぎてしまいました
いつもなるべく早くブログを上げるようにしていたのですが、仕事が忙しく遅くなりました
ここ数日は朝晩が少し涼しくなり昔の夏のような気温になってきましたが(日中の35℃超えは変わりませんが)、出かけたころは朝晩でも30℃を下回ることがなくクーラーなしでは生活できないレベルの暑さが続いてました
山の上に行けば涼しいかなということで出かけてみました
今回目指したのは長野県と山梨県の県境にある大弛峠(オオダルミトウゲ)
国道20号の大垂水峠とは違う場所です
一般車で行ける最も高いところにある峠と名の付く道路だそうで、標高は2360mにもなるそうです
さすがにそこまで上がれば涼しいはず
山梨県側は県営林道川上牧丘線で舗装路が峠まで整備されていますが、峠から長野県側は村営林道秋山・川端下線で現在もほぼ全線未舗装です
もちろん行きたくなるのは未舗装路な長野県側ですが、けっこう路面がきついとの書き込みも多かったのでハラハラしながらのチャレンジでした
今回は長野県側から上りの林道を楽しみ、山梨県側に下りて昼食を食べて帰るプランです
暑くなる前に出かけようと6時半には出ましたが、すでにエアコンなしではいられないほどの暑さ
さっさと神奈川県から脱出します
ここから北上し、JR野辺山駅に着きました
自動車で最高地点にいくなら、鉄道の最高地点にも寄らなければなりません
こちらはJR最標高地点駅(1345m)だそうです
さすがにここまで上がってくると外気温は22℃しかありませんね
やはり高原は過ごしやすい
夏場はこういう場所に住みたいですね
クーラーいらずです
野辺山からは東へと進路を変え、大弛峠への入口となる林道を目指します
林道の手前の小さなガソリンスタンドで給油して満タンで林道突入です
山は途中何もありませんから、人里から離れる手前は必ず満タンにするようにしています
林道の全長は峠まで約13キロほど
気温も少しずつ下がっていき、静かで気持ちいいです
林道はスタートこそ舗装されているものの、すぐにダートとなり荒れた路面となります
その舗装もけっこう荒れてますけどね
中間地点にはこんな平場がありますが、ここからが本番 ラスト3キロは相当荒れた感じになってました
さすがにノーマルタイヤではパンクのリスクが高いですね そして4WDのほうが安心だと思います
最後の方は一直線に上っていくんですが、これが途中で止まるとグリップコントロールのせいかトルコンが滑って動かなくなります
少し下がってルートを決めて一気に走り出すなんてことをしながらでしたが、なんとか峠まで到着することが出来ました
どんな感じで走っているか写真では伝わりにくいので、短いですが動画にしてみました
興味がある方はどうぞ
無事に峠の駐車場に到着です
1時間半ほどかかりましたが、ノーマルのハスラーの車高でも下を擦ることなく到着できました
さすがは標高2,300m超え、気温は17℃です
日差しがあるので寒くはありませんが、気持ちいい空間です
しばらくゆっくりした後に山を下ります
山梨県側は舗装されているのでのんびりと下りていけます
このまま下っていけば勝沼の方へ出るのですが、今回は乙女高原から荒川林道を使って山を越え1つ隣の谷へ移動することにしてました
目的は地図を見ていて気になった「ほうとう」のお店に寄りたかったからです
今日のお昼ご飯ですね
というわけで順調に山の中を走り乙女高原を過ぎたんですが、ここで林道が工事のため途中封鎖
いやぁ調べてませんでした
左の細い迂回路(水ケ森林道)へ回らなければならなくなりました
電波が入らないような山奥なので調べことも出来ず、山奥ではまったくあてにならない純正ナビで走るしかありません
林道の途中にある右の支線への分岐です
ストリートビューで事前に確認していましたが、この支線は普段は通行止めとなっていました
しかし荒川林道が通行止めの間は迂回路として開放されてたようですね
ここを右に行けば目的地はすぐでした
しかし通行止めと頭にあったので、ロクに看板を見もせず直進してしまいました
これがすべての間違いでした
気づけばこんなところを走ってます
結局道はまた元の谷に戻ってしまい、大きく迂回して目的地を目指すことになってしまいました
13時過ぎには着いてる予定が、到着は14時半となってしまいました
暖簾が出ていない・・・
お店の方に声をかけてみたところ、客が途切れたので14時頃に閉めてしまったとのこと
せっかく来たんだから作ろうかと言ってもらえたんですが、閉めた後に申し訳ないので次回の楽しみとしておきます
階段を上がるとこんな感じの店内です
こちらは藤原庵 メニューは「ほうとう」と「ざる蕎麦」のみです
けっこう山奥の店ですが、人気はあるようですよ
実はここから更に山奥に鹿ハンバーグが食べられるお店があるそうで、そちらも気になってるんですよね
今回ほうとうを食べておいて、次回はハンバーグと思ってましたが予定が少し崩れてしまいました
また計画したいと思います
このままだとお昼抜きになってしまいそうなので、ほったらかし温泉でも寄ってそこで何か食べようかなどと考えながら山を下りてきて荒川ダムまで来ました
駐車場の近くに茶屋があり、営業中の看板とほうとうの文字があったので寄ってみることに…
すっかり口が「ほうとう」になってましたねw
店内はこんな感じ
さすがにここまで下りてくると気温は上がりますが、風が抜けて気持ちいいです
お目当てのほうとうが出来上がりました
あまり見たことない見た目と雰囲気です
結果から言うと美味しかったです
お腹が空いてるのもあるかもしれませんが、味噌のような醤油のような味で、粗目の大根おろしが入っるんですかね
ちょっと他とは違う感じでした
お店の方に聞いてみましたが、味噌で味をつけているとのことでした
結果的に美味しいものが食べられたので寄ってみてよかったです
付け合わせにお新香としょうが豆腐が出てきました
しょうが豆腐がまんま生姜で暑い日には美味しかったです
昼を早い時間に食べたら夜ご飯で寄りたい店があったのですが、遅くなってしまったのでこのまま帰ることとします
山を下ってくると昇仙峡です
寄らずに車窓から見学だけですが、十分絶景です
行きは高速で来たので帰りは一般道でのんびりと・・・
どうせ中央道乗ってもこの時間は渋滞してるでしょうから、山越えルートで帰ることにします
国道20号で大月まで出て都留へ回り道志みちへ
トヅラ峠を越えて宮ケ瀬へ抜けます
宮ケ瀬を出たころはまだ天気が良かったですが、市街に戻る途中でゲリラ豪雨に遭遇
純正ヘッドライトだけでは視界がありませんが、HID化したフォグランプのおかげで視界は良好
やっと役立つときが来ました
なかなかの明るさです
と思ってたら冠水に遭遇
一瞬視界がなくなります
対向車が普通に来てたから行けるのかと思ったら、なかなかの深さだったようです
しかしハスラーは元々車高が高いのもあって難なく通過です
その後スーパーに寄って買い物して帰ろうかと思ったんですが、傘を差しても出れるような状況ではありません
30分待っても状況は変わらないので、コンビニで入口近くに停めて買い物して帰りました
地元でこんな豪雨に遭遇したのは久しぶりです
今回の燃費です
約400キロほど走りました
林道などもありましたがエアコンのコンプレッサーを回すと高速走ってもリッター15キロは切りますね
オープンカントリー装着でも高速だと20キロ超えることもありますが、だいたい下道も含めて平均17キロといったところなので、3~4キロは落ちるイメージです
やはりエンジンが小さいんだなぁと実感しますが、それでも経済性は高いですね