「やあ、むーさん。土曜日の朝、究極の実用車で迎えに行くから首洗って待っとれ。」
と、
某閣下から連絡を受けた私。
また、
とんでもないところに連れて行かれるのではないかとハラハラしましたが、究極の実用「車」ならば空は飛べないし、飛んだところで崖の下。
というわけでパスポートは持たずに待っていると……
見慣れない左ハンドル車がきました。しかもこの車、
エンジンがないらしい。(違
プラモデルかな?なんて笑っていると……
うわあぁぁぁぁぁぁ……
目的地は奥多摩。理由は「何故か知らないけど良く知ってる道」だからです。
普段と景色が(明るさ的な意味で)違って、なんか違和感が……
と思ったら、
ん?なんかいた?
青梅……何かが進んでおる。
横Gに耐えること(ぉ)1時間。そんなこんなで、到着。
恰好いいですね。
大変だ!ブレーキローターに虫食い穴が!
そしてボディに飛び散った汚れが、
前日の熱い走りを予感させますね。(何
この車、カイマンっていうのか。ワニの仲間かな?(綴りが違います)
【ちょっとまじめな感想文】
私はMRの免許(何)を持っていないので、助手席での正直な印象を書き連ねます。
前提として、基本的に私はポルシェ好きです。
また、クルマはPDK車、かつスポーツモードオンです。
乗ってる方がご覧になって、不快に思われたらごめんなさい。
●体感篇
・脚まわり
一発で高速道路のギャップをいなせるほどではありませんが、やはりアウトバーンの国の乗り物は良く出来ています。一般道でも変なフワフワ感もなく、かといって硬すぎずのしなやかさ。横Gかけてもシャーシの良さなのか何なのか、変な怖さは感じません。
座席も私が普段座っているレカロのフルバケットには劣りますが、おおむね良い出来です。が、運転していた閣下が「自分で運転しているのにちょっと酔いそう」とも言っていたので、個人差は明らかにあるようです。
頭上の空間等もヘルメット被ってもあたらなさそう(当方175cmの超平均身長)なので、サーキットに行くときも安心ですね。もちろん、普段使いで窮屈に感じることはありません。
●聴覚篇
・アイドリング~2000rpmのエンジン音
超短的に述べると、なんだかバスっぽい音、というのが私の率直な感想。
ブロロロロロロロ……という感じ。ここは大変残念だった点。
過去にサクラムで乗せて頂いた911の空冷エンジンなバタバタ音では興奮しただけに、最新のケイマンの音とはどんなものかと期待していたのですが、ここは残念ながら盛り上がらなかった点です。
・2000~4000rpmのエンジン音
次に回転数が上がってきたときの音。これも超極端に述べると……電車の駆動音に聞こえたのです。
PDKなのでギアが上がるたびに電車とは違う事は気づけますが、変な話CVTでも詰まれた日には電気モーターと違いが分からないかも、なんて考えがよぎるような音でした。
常用する上限かと思うので、ここがもう少し頑張れていればアイドリング時は目をつぶれるのに、とここでも若干残念な気持ちになるのでした。
・4000~7500rpm
ここは特に文句なし。官能的!やら、F1みたい!やらといった音ではありませんが、スポーツカーの音を奏でます。試しに巡航中に低速ギアに落として回転数だけあげてみてもらいましたが、これだと全然よろしくない。ただむやみに大きな音をたてるだけでした。
楽しむなら加速時です。以前
F soundさんが「サクラム管は奏でるもの」とお話しされていた事を、身を以って知ることができた気がします。
結論として、「音は大事なスポーツカーの要素」と再確認するに至りましたとさ。(何
真夏の日差しが照りつける中、良い体験ができました。閣下ありがとう。
天気に恵まれて良かった良かった。
【おまけ】
その後、昼ごはんを食べて閣下と別れた私は、夕方に立川は昭和記念公園へと花火大会見物に向かったのでした。
え!?まさかの中止!?
……昼間の天気は何だったのか。
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レンタカー | 日記
Posted at
2013/07/29 00:12:28