席は・・・　○○の隣が空いてるな。

アニメ作品における“転校生”と言えば、
偶然にも、都合よく空いていた
美少女ヒロインの隣の席に座る　と
相場が決まっているものです。

ニューフェイスの隣の席には可愛いヒロイン
これは様式美であり、物語の不文律でありますが・・・

本日、職場での出来事です。


私の隣の席は、前任者が退職して以来、書類や事務用品置き場と化しており
特定の誰かの席として使われてはいませんでした。

そのデスクを指差し、所長殿が一言。
『鍋君、そこを使えるようにしておいてくれ』

そうです。我が営業所に新たなメンバーが加わることになったのです。
現在は本社に籍を置いている入社２年目の若手営業マンが
この零細営業所に島流し 転勤してくるとのこと。

というわけで、空いた時間に隣のデスクを片付けたわけなのですが・・・
要するに、ニューフェイス君の隣は美少女ヒロインどころか、この私。
キモオタ営業主任(27)の隣席になってしまったところに
彼が被るであろう三次元世界の不条理と言うか、世知辛さを感じずにはいられません。

同情するよ　そして申し訳ない気持ちで一杯だよ　新人君。　


いや、もうね　ここまできたら、いっそのこと
初出社の朝に、パンをくわえて
曲がり角で私とぶつかればいいよ。