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『涼宮ハルヒの憂鬱』
元々大好きな作品ではあったのですが
改めて１話から劇場版までをぶっ続けで観てみたら
やはりという感がひとしおなわけで。

ラノベと銘打っておきながら
なにげに割とちゃんとSFしていたり
見え見えのハーレム設定というわけでもなく
それでいて各々のキャラがちゃんと立っている。

よく言われるツンデレのテンプレ化(ハルヒ)や無口な綾波系キャラ(長門)や
無気力巻き込まれ型主人公(キョン)などの典型的なラノベ(アニメ)的世界観は
いままでに散々出尽くした議論なので、とりあえず横に置いておくとしても
独白風の言い回しを多用する谷川先生の作風と、声優杉田氏の語り口の親和性。
のいぢ先生のキャラデザイン、今や時代の寵児“京都アニメーション”の作画。
｢萌え系学園物｣の皮を被っていながらも、どこかそれだけで片付けたくない魅力があります。
やはり当たるべくして当たった作品なのかもしれませんね。
ちなみに、自分はアニメ版第11話(27話)『射手座の日』がお気に入りです。
長門無双の『消失』も捨てがたいけどね。

あー、３期が観たいなぁ。
動く佐々木や九曜たんや
ヤスミンが観たいなぁ。
いまやすっかり機を逃したうえ、流行りの作風でもなくなってしまいましたが
京アニがつくる新しいハルヒを観てみたいもんですなぁ。

ちなみに　ハルヒ２期のとき、散々『作画がけいおん』と言われただけあって
いまの京アニだと十中八九『作画が氷菓』になるのは、ほぼ間違いないでしょう。
まぁ　間違っても『日常』の作画にはならんだろ　いくらなんでも。


ちなみに冒頭の絵は、我らが団長殿と佐々木さんを描いたつもりだったのですが・・・
なんかこう・・・　その・・・　えーと・・・
すみませんでした。