鍋本舗＠GP7のブログ一覧

今日も良い天気だバイクをいじろう
ということで、今日も青鳥工場にお邪魔しまして
大イバリ絶頂でレストア作業開始であります。

先週末の時点で、フレームは艶消し黒に
エンジンも同じく艶消し黒(耐熱塗料)に
スイングアームも艶消し黒(チッピング塗料)に。
要するに真っ黒に塗装完了しておりますので
本日はわかる範囲からパーツの組み付け開始。

まぁ、案の定『アレ・・・　コレどこのネジだっけ？』なんてな事をくり返しながら
冒頭の写真に挙げたような状態まで、なんとか持って行きました。

そうこうしているうちに
例のフッケバインステッカーをお願いしたステッカー屋さんが顔を出し・・・
続いて県北ナイトオフ等でお世話になっているはいちゃん氏が顔を出し・・・
それに青鳥工場店主と私、総勢４人で私のバイクを囲んで
あーじゃねぇ　こーじゃねぇ　と、カスタム談義が始まりました。

そして、ひと段落ついたフレームにタンクとシートを乗せてみて
“タンクは何色がしっくりくるか”で、ディスカッションに突入。

　ナベ　『やっぱタンクは赤色でいこうかなと思っちょるとですわ』
　青鳥　『いやぁー　そこはライムグリ(ry』
　ナベ　『Y　A　M　A　H　A　で　す』
　はい　『旭日旗模様をバックに、筆字で“俺、参上！”って書こう(提案)』

などと、冗談なんだか本気なんだかわからない提案が続くなか
青鳥さんが“ここまで艶消し黒で来てると、まるでどこかの軍所有のバイクみたいだよね”
と発言したところから、更に話が変な方向へ・・・。

　青鳥　『カーキ色？　迷彩？』
　ステ　『いや、ここは人民軍カラーで』
　はい　『旭日旗模様をバックに、筆字で“俺、参上！”って書こう(二回目)』
　ステ　『ロシア語(キリル文字)でレタリングするのも結構いけるかも』


いやはや、これは
ぐんくつの音が聞こえてきますねぇ。

百歩譲ってカーキ色や迷彩は良いよ。やり様によってはかなり渋くなるさ。
続いての旭日旗は某Ｋ国人が謝罪と賠償を求めてくるでしょう。
極めつけに人民軍にロシア語・・・　中国にロシア(※往時のソヴィエト)ときたら
そこはかとなく真っ赤っ赤です。本当にありがとうございました。
同志毛沢東と同志スターリンに謝らなくちゃ(使命感)


ふん・・・　まったくもってけしからん。悪ふざけも大概にしてくれろ。
俺はタンクを赤く染めるって、さっきから言ってるだろ！


ん？　アカ？　
あっ・・・(共産主義)


ちょっと、マルクスの“資本論”読んできますねー。

ここ最近、録り溜めしたまま放置状態のアニメを
消化試合的に観賞しているわけでして。
そんでね、昨晩は「きんいろモザイク」を
何の気なしに鑑賞していたわけですよ。

すると・・・　第１話の冒頭を観たその瞬間に
なにやら胸の奥がざわざわするわけですよ。
何というか、思い出の奥底をくすぐるような・・・
忘れていたものを呼び起こすような・・・

画面のなかの登場人物たちが口々にこう云うのです
「ホームステイ？」　　「何処の国に行くの？」　　「イギリスです」

あー、思い出したわー
そういえば俺、ホームステイで
イギリスに行ったことあるわー(実話)

私が中学１年生の時ですから、もう１６年前になるんですね。
滞在したのは、マージーサイド州にある“セント・ヘレンズ”という町でした。
(マージーサイド州の中心都市は、ビートルズを輩出したことで有名なかのリヴァプールです)
ファミリーネームは失念してしまったのですが　　←思い出しました、ロウ（Lowe）さん一家でした。
父ケヴィン（Kevin）、母コレット（Colette）、長男ショーン（Sean）、次男カール（Carl）
この４人家族のお宅にお世話になりましてね。

もちろん弱冠１３歳で英語なんて一切話せませんから、英和／和英辞書を片手に
あとは身振り手振りとテンションと不屈の大和魂でなんとか乗り切ったもんです。
何せ、英語のテキスト的に言えばまだ“This is a pen.”のレベルですしお寿司。
きんモザの主人公も作中「ハロー」のゴリ押しだけで乗りきっておりましたが
正味、私もだいたい似たようなもんです。いや、案外いけるもんです。
ただ私は「オーイェー」と「アーハン？」の２つを巧みに使い分けていましたから
語彙的には大宮忍さんに勝ってますね(低レベル)

父親のケヴィンはビール(ギネス)がとても似合うイケメン自動車エンジニア
母親のコレットはマイケル・ジャクソンが好きなファンキー母ちゃん
長男のショーンは当時１０歳。フットボール大好き少年。
次男のカールは確か当時２歳くらい。やたら泣いていた印象しかない(笑)


さて、あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅな私がショーン君と仲良くなったきっかけはというと
かのスーパーファミコンの大ヒットゲーム“ストリートファイターⅡ”でした。
幸いなことにストⅡが同タイトルで英国でも発売されていたらしく
テレビの前に、スーファミ本体（英名：SUPER NINTENDO）とともに置かれてあったのです。
よし、肉体言語(格ゲ)だ　と。
一部キャラクターの名前が差し替わっている以外は、内容は全く同じですから
私は勿論リュウを選択し、波動拳、昇龍拳、竜巻扇風脚を華麗に繰り出し
金髪の美少年が駆るキャラをそりゃもうボッコボコにしてやったもんです。　＼ｳｰﾜｧ　ｳｰﾜｧ　ｳｰﾜｧ／
おそらく、きんモザ１話同様“Japanese boys are so scary！”と思わせることには成功したかと。
あ、怖がらせることに成功しちゃダメか。　許してや、ショーン・・・。


そういえば、近所に住む女の子がおりましたね。
ウェーブの金髪に蒼眼で、名前はエリザベス（Elizabeth）。
ショーン君や周りの友達は｢ベス(Beth)｣とか｢ベティ(Betty)｣って呼んでましたが
私は“ザベス（Zabesu）”と勝手に変な略称で呼び、全力のキョトン顔をされましたっけ。
｢Ｈｅｙ東洋人　おまえは何を言ってるデース・・・｣　みたいな。


あと“イギリスは料理がおいしくない”とは巷でよく言われる話ですが
やはり噂に違わず、食事は決して美味ではなかった印象があります。
そのかわり、必ず“ティータイム”があり、お茶(＆お菓子)の時間をとても大事にします。
金剛さんが何かにつけて｢紅茶が飲みたいネー｣言うとるのもわかる気がします。


その他のエピソードとしては
ヒースロー国際空港までの国際航空便が片道１２時間と、はかた号なみの移動時間だったり
カラッとした気候で、緯度が日本より高いため夜の９時くらいまで明るかったり。
休日にはマンチェスターの街に出かけたり、ブラックプールの街に出かけたり
ロンドン観光ではバッキンガム宮殿、アビイ・ロード、ロンドン橋、ビッグ・ベンの見学等々・・・

とまぁ、当時のエピソードを語り出したらキリがないわけなのでありますが
１６年の時を経た現在の私が英語を喋れるかと言えば、そんなことはまったくなく。
何かイギリスがらみの仕事をしているのかと言えば、そんなことでもなく。
きんモザ作中で、忍を追ってアリス（＆カレン）が日本に来たように
ショーン君（＆ザベス）がこちらに来るような、ドラマチックな展開があるわけでもなく。

こうやって思い返してみると
なんだかその記憶だけが、中学生時の日常から切り取られて
ただただ、宙に浮かんだようにふわふわとしているのです。

いったい何しに行ったんでしょう、私。

この週末であれよあれよとバラバラになり
一見するとガラクタの山と化した我が愛馬YB-1でありますが
(画像は在りし日 分解前の姿です)

思っていたよりフレームの錆が根を張っており
場所によっては塗装が爪でひっかいて剥がれるレベル。
当初は部分ごとに錆止めをして塗装をリペアすれば
じゅうぶん事足りるかと思っておりましたが
なんだかんだでマル塗りになりそうな勢いです。

ということで、先達ての土曜日は青鳥工場にお邪魔いたしまして
グラインダーやベルトサンダーを駆使し、ひたすら錆び取りの作業に心血を注ぎました。
で、お陰をもちまして、そろそろサフ吹きかなぁというところまでは漕ぎつけたのでありますが・・・

　青鳥　『オールペン、何色にすると？』

そう問われて、何色にするかまだ決めていなかったことに気付く２９歳男性。
それからネットで色々なバイク画像を見ながら考えてはみるものの
いまいちピンと来るものがないわけで。
とりあえずイメージをつかむためにと、YB-1の写真をトレースして適当に色をつけ
最終的に以下のようなパターンまで候補を絞り込みました。


①　『３丁目の夕陽が見えそうです』　レトロレーサー風味。
③　『赤が似合うねって、千枝だけが言ってくれた』　by 天城雪子(CV：小清水亜美)
尚、青鳥さんは・・・
　『俺、ライムグリーン(KAWASAKI)が好きやとよねぇ～』

・・・なんか、YAMAHAですみません。


それともアレですか？
もしかして千枝ちゃん派ですか？　
ほっちゃん派ですか？　ホアアーッ！！

どうも今晩は。

先月末からどうにもこうにも忙しく
週末の度に出張、出張、また出張。
加えて、とある国家試験の受験も重なり
にっちもさっちもどうにもブルドッグですわ。

というわけで、やっと大波が過ぎ去ったので
こうして久々にブログを書いているわけで。

さて　寒波も厳しくなる兆候を見せておりますので、単車おじさんもいよいよ店じまいです。
しかし車体をじっくり観察してみた結果、ただ眠りにつかせるだけなのもアレなので
この期に丁寧なメンテをしておこうという判断に至り、まずはエンジン以外の外装品を
ほぼ取っ払ったところであります。
(今回もおなじみの“青鳥工場”に間借りしております。毎度ありがとうございます)

現状“日常走行に支障が無いレベル”のメンテのみに限定しておりましたので
美感は無視。細部のサビや汚れ、ゴム類の劣化も一切放置したままでした。
まぁ・・・、タイミング良くフロントフォークのオイル滲みに気付いてしまったのが
本格的なレストアに踏み切った一番の要因ですが。

要するにね、例えるならばトップ２におけるディスヌフみたいなもんですよ。
見かけは輝かしく最前線で戦ってはいるものの、バスターマシンの代名詞たる
縮退炉はほっぽらかされたままで、１９号としての真なるスペックを発揮できていない。
ここはひとつ、エキゾチックマニューバとかいう厨二の小手先はやめて
努力と根性で稲妻キックを会得しなきゃいかんのですよ（混乱）
てか全然例えになってないけど関係ねぇ俺はトップが好きなんだこのやろう（逆ギレ）
あっ、チコかわいいです（唐突）


てなわけで、単車おじさんのレストアメニュー
　①外装品の掃除（必要ならば錆止め、塗装補修）
　②フレームの掃除（同上）
　③グリップ・ステップラバー等、ゴム類の交換
　④ケーブル・ハーネス等、電装まわりの点検、整理
　④エンジンO/H、シール・ガスケット・燃料ホース等の交換
　⑤ウィンカー・テールランプ等、灯火類を中古美品or社外品に交換
　⑥フロントフォークO/H（必要ならば中古美品に交換）

あと、以下は余裕があれば。
　⑦純正マフラーから、カブ用キャブトンマフラーに交換（要加工）
　⑧純正エアクリ撤去、キノコを召喚
　⑨エンジンカバーを耐熱ブラックで塗装
　⑩タコメーター追加（YB-1にはタコメーターがついてません）
　⑪ヘッドライトステー、フォークブーツを社外品に交換(カフェ風味)

どうせ暖かくならないと乗らないんでしょうし、来年の春までと開き直って
じっくりゆっくり手を入れて行きたいなと思っております。
（クルマの方も、DIYネタが色々と溜まってますけども・・・）


さて、春までには無事にレストアを終え
でんどんでんどんでんどん言いながら
第七ハッチを勝手に開けて発進する。
それが僕の夢なのです。

P.S　ちなみにあの衣装は勘弁してくださいしんでしまいます。