ヨーロッパ仕様リアフォグランプスイッチ ピンアサイン解析

クルコンスイッチの移設前に、数年前に入手していたヨーロッパ仕様リアフォグランプスイッチを引っ張り出し、スイッチ作動時の電流解析をしてみました。


画像を撮り忘れましたが、見た目は作動時のインジケーターがありますので北米仕様のクルコンメインスイッチと雰囲気は似ています。


しかしながら北米仕様のクルコンスイッチは配線が５本、リアフォグランプスイッチは６本と異なるため、まず配線の役割を解析してみました。


スモール配線とアースは直ぐに判明したものの、＋－を総当たりで繋ぐもスイッチ作動で流れる配線が見つからず、当初ついていたカプラーを確認すると、あろうことか考えられない発見がありました。






なんと、車輌側配線が途中で切られて、隣り合わせの配線が繋がっていました。


要するにスモール配線に電流が来ていないと、リアフォグランプが点灯しない仕組みのようです。(この辺りは日本と同じです。)




事実、それを確認してから改めて見てみると、やはりスモール配線からリアフォグランプ点灯の為の電流が供給されていました。


不要な配線があるならスイッチ内部で結線すればよいのに！



これを参考に改めて国内仕様のクルコンスイッチの配線を調べてみたところ、どうやら配線構造が同じらしいと判明。


つまり配線を繋ぐ行為は、結局はリレーを使用しない前期タイプと同じ配線を再現することと解りました。


結線することでスイッチによるクルコンメインのオンオフが可能になり、実質ピンは１本減らせるので、全く北米仕様と同じです。





これであとは延長コネクターの製作すれば、前期タイプクルコンスイッチが使用可能となるはずです。