'13.09.02 北海道から仮帰宅

8月30日に出発した次男との北海道の旅も実質的には前日で終わりですが、まだ帰り着いていません。

フェリーの上で夜を過ごし、茨城の実家を目指します。

船員さんによると、船のデッキから福島第一原発が見えるとの事でした。おおよその通過時刻を聞いて、その時刻にデッキに出てみました。残念ながら曇り空で天候が優れず、原発はもちろん陸地も見えませんでした。

被災した方々の事を考えると、そのような見物気分は不謹慎だと思う方もいらっしゃるかもしれません。ただ、私は無関心・無反応がもっともよくないと考えています。どこかで聞いた言葉です。

「愛情の反対は憎悪ではない。
　愛情の反対は『無関心』である。」

仮に見物であったとしても、実際に東北に訪れてその地の人に直に触れ合うことが最もよい事だと思います。

北海道に行ったばかりですが、また旅をしたくなります。



船旅に戻ります。大洗港へ到着する直前には晴れていました。



陸地から一定の距離のまま南下し、大洗港のほぼ真東の地点で大きく舵を切って陸地へ向かいました。



デッキに立つ自分の影が海面に見えます。



大洗〜苫小牧航路は夕方便と深夜便の１日２便あります。そのため大洗港に入るときにはもう一隻のフェリーが停泊していました。停泊する船の姿を沖側から見られるというのは珍しい光景です。



Fデッキで待っていたマリナーブルーと再会します。



腹を擦らない様に慎重にスロープを登り、



14時過ぎに太陽がまぶしい外に出て来ました。



北海道苫小牧から茨城県大洗まで私たちを運んでくれたフェリーとマリナーブルーで記念撮影をします。この青空をもっと北海道でも欲しかった。



高速道路（常磐自動車道）を使って実家を目指して走ります。



15時過ぎに実家へ到着しました。



大阪の自宅には２代目のVR−Bがあるためマリナーブルーはしばらく実家においておく事になります。

私はこのまま出張で本当の帰宅は木曜日（９月５日）なのです。

本来は家に帰り着くまでが旅ですが、とりあえず仮帰宅ということで北海道の旅を終えました。


今度はどこへ旅に出ようかな。