自作オイルキャッチタンク取付

先日、簡易ブローオフにしたのですが、そのブローオフから排出されるブローバイが結構酷いので間にオイルキャッチタンクを追加しました。

某オクなどで販売されているものを買ってもよかったのですが、なんかあれなんで自分で作ることにしました。

用意したものは、
５００ｍｍの容器（１００円）
茶こし（１００円）
クランプ２個（１００円）
９．５×１５ホース１Ｍ（３６０円）
以上６６０円です。
写真に写っているものは余計なものもあります。

ブローバイの配管の径は１２ｍｍなので何種類か購入したのですが、一番しっくりきたのが、９．５×１５と記入されたホースでした。
このホースは工業用なのでオイル・圧等は問題ないのですが、耐熱温度が－５～５０℃と高温に対しての耐久性があまりよくないので、もう少し耐熱仕様のホースを用意する必要があると思いますが、今回はこのまま使用しました。

容器と茶こしはたまたま行った１００均で見つけました。
これを見つけたから自作する気になったのですが・・・

黄色○の部分に排出されたブローバイの不純物が付着してます・・・

赤○で囲った配管を抜きここにオイルキャッチタンクを取り付けます。

配管を抜いた状態です。

右側が狭いので抜きにくいですが根気よくがんばりましょう。

１．茶こしの縁を切り取ります。
　　この縁が邪魔で容器に入らないのです。

２．茶こしを容器に入れ適度な場所にホットボンドで固定します。

３．蓋にホースが入る穴を２つ明けます。（穴より少し小さな穴でOK）

４．茶こしにホースが通る穴を１つ明けます。

５．蓋にホースを２本通し、通したホースの内１つを茶こしの穴に通します。

６．蓋を閉めて完成。

オイルキャッチタンクに接続したホースをそれぞれ写真の所に繋ぎます。

１．右側のホースからブローバイが排出さる
２．排出されたブローバイがオイルキャッチタンクへ送り込まれる
３．オイルキャッチタンクに排出されたブローバイの液体がタンクに残る
４．液体と分離された気体がタンクから配管へ排出される
５．配管を通ってブローオフへ送り込まれる
６．ブローオフから大気解放される

みたいな感じになるはずです・・・

オイルキャッチタンクはエアクリの横にステーとタイラップで固定しました。

固定と言っても落ちないようにとめているだけですけど・・・

タンクが透明なので溜まった液体は見えるのであまり綺麗ではないですが、費用６６０円なのでま～よいでしょう。
ステーとタイラップは持っていたものを使用したので、それを購入したとしても全部で８００円くらいで出来るのではないでしょうか。


で、ホースですが・・・
レッドゾーン付近まで回して少し走りましたが、かなり熱くなってましたが、今のところ溶けてはいません。
嫁さんの通勤では問題なさそうです。
しかし、高速等ではどうかわかりませんのでしばらく様子をみて、必要であれば交換します。

使用したホースです・・・