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主人公が乗る１９７０年型チャレンジャーが
縦横にカーチェイスを繰り広げる映画
「バニシング・ポイント」の再発ＤＶＤが
１２月２３日（水・祝）に発売されます。

本誌でも１月号で取り上げましたので
ご存じの方も多いかもしれません。

今回の再発ＤＶＤは
世界初の「コレクターズ・エディション」で、
バニシング・ポイントのすべてをパッケージした究極の保存版です。

ＤＶＤ２枚とＣＤ１枚をセットにした３枚組ですからね！

ＤＶＤ－ＤＩＳＫ１には、ＨＤテレシネマスターＵＳ版本編（９９分）の他に
ＴＶスポット２種、オリジナル劇場予告編、監督による音声解説、
ブルーレイ版に収録したメイキング（監督や出演者の当時を振り返ってのインタビュー等）、
日本語吹替音声×２種（ＴＶ放映版、ＬＤ収録版）、５.１ｃｈ音声（オリジナル英語、ＴＶ放映版日本語）
を収録。吹替音声ではコワルスキーを野沢那智が、スーパーソウルを小林克也が演じています。

ＤＶＤ－ＤＩＳＫ２には、ＨＤテレシネマスターＵＫ版本編（１０６分）
アメリカ劇場公開版ではカットされたシーンを含むイギリス劇場公開版を全編収録してあります。

ＣＤには１９７１年に発売された「バニシング・ポイント　サウンドトラック」全１４曲を収録。
同サウンドトラックは国内初ＣＤ化となるものです。
しかも当時のロンドンレコード盤ＬＰの完全復刻紙ジャケット仕様！

さらに封入特典として、
チャレンジャーの解説やロケ地マップなどを含むオリジナルブックレット（８４ページ）、
１９７１年初公開時の宣材物（チラシ、プレスシート、パンフレット、ポスター）の復刻版も同梱。

値段は７０３５円とチョット高めですが、初回限定生産です。
モパーマニアやチャレンジャーファンにはマストアイテムですね。
ネット通販なら、かなり割引されているところもありますよ。



「バニシング・ポイント コレクターズ・エディション」KIZB-64～66
発売・販売：キングレコード株式会社
作品提供・協力：20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン

本誌でも原稿執筆をお願いしているアメリカ在住自動車ジャーナリスト、
桃田健史さんが著書を出されました。

残念ながらアメ車がテーマではなく、「エコカー」をキーワードとして、
自動車と関連業界の現状および将来像に鋭く迫った１冊です。

ただ、世界の自動車産業について語る際に
アメリカに触れずに済むはずもなく、
当然「アメ車のエコカー」の話も出てきます。

桃田さん自身が自分の足で全世界から集めたネタと、
関係者に直接会ってインタビューした内容で構成されているので、
文章に迫力があって、読んでいて面白い本です。

テーマは「エコカー」ですが、
今の自動車業界の大部分を覆い尽くすテーマでもあるので、
今後、自動車がどんな姿になっていくのかということのヒントがたくさん！

少し難しい話もありますが、
自動車ファンなら読む価値のある本です。

定価１６８０円　ダイヤモンド社