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ケリーレズナーのブログ一覧

2011年07月19日 イイね!

Ducati DEAVEL試乗!!

Ducati DEAVEL試乗!!もう2週間ほど前になりますが、900SSのオイル交換に行った際、DEAVELに試乗してきました。

Ducatiが何を思ったか、おそらく同社の有史以来、前傾せずに乗る初めてのバイク?ではないでしょうか。
ライバル車種はヤマハV-MAX、ハーレーV-RODでしょう。「(このジャンルは)ニーズがあるから造る」とコメントしたDucatiに、がっかりした往年のファンは結構多かったのではないでしょうか。

かく言う私もその一人。私が憧れたのは、「こんなの誰が乗るんだ!?」と疑うほどに、公道を走るマシンとしてはかくもストイックな造り込みのドカであって。一見、乗り手(買い手)のことなど眼中になく、「エンジニアが創りたいもの、造りました~」みたいなノリなのだけれど、乗った人はそこにしっかりハマっちゃう…。「ほら、面白いでしょ」というエンジニアの笑顔が見えてくるような。
ドカって、既存のバイクの楽しみ方に合わせてマシンを造るんじゃなくて、ユーザーも気付いてない領域に導いてくれるマシンを創るメーカーだと思っていたのですが…。

さてさて、そのように賛否両論?の出自を持つDEAVELですが。
運動性能はクルーザーっぽくないです。
路面のギャップで「ギャフン」と言いそうになるアクセルのピックアップ。(モード選択があったらしいが使わず)おそらく市販車最強のブレーキシステムは効きはもちろんのこと、効力がフラットかつスパッと立ち上がるので安心して握り込める。特に試乗した市街地では、シートの低さが功を奏し、車体の向き替えもラク。前輪の重さだけが突出して感じられるようなこともなく、車体全体のリーンが自然な感じです。

まとめると、『見た目はクマっぽいけど、動きはトラ並みよ!』という感じでしょうか。
K1300Rのような軽快さはないけれど、動力性能としてはほぼ同等のものを感じられました。見た目から判断して、「ゆったりツーリングを楽しむバイク」と思い込むのは早計でしょう。十分スポーツできます。

ただ、個人的にはまったく食指が動かないバイクです。
率直な印象として、「どんな人が乗るの…?」という疑問が頭から離れません。
イメージとしては、「医者や弁護士、リタイヤした元会社役員…など収入のある裕福な人で、限られた時間を美術館・高原めぐりなどして優雅に過ごしリフレッシュする」「普段は紳士だがオフタイムはDEAVELに乗ることでチョイ悪に変身」…でしょうか。
プラスティッキーな外観(というかニオイ)と合わせて、どうもそこには機械のニオイがしない。マシンにも想像される乗り手にも清潔感が溢れており、オイルのニオイもしなければ、バイク好きのニオイもしないんだなぁ~。

DEAVELは既存のコンポーネントが使われているマシンだけれど、V-MAXやV-RODはすべてが車種専用設計。ひんやりとした鉄のニオイも、ムワッとするオイルのニオイも、後の二車種の方が濃厚。
愛する趣味の乗り物としてクルーザーを選ぶならば、私個人は、日本人の誇りを賭けて生まれてきたかのようなV-MAXを選択するでしょうね。
Posted at 2011/07/19 20:11:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 二輪へのこだわり | 趣味
2011年07月02日 イイね!

東北V

東北V「東北へ行きます」と言ったきり、ご無沙汰となっておりました。

5月の最終週に東北は宮城県多賀城市へ行き、ボランティア活動を行ってまいりました。
被災後2か月以上が経過した現地は、平時の状況を取り戻したかのようで、電車の中にはふつうに仕事をしている人(通勤の人)がいて、駅前にはギャルもいて、俄かに被災の雰囲気を残していたのは、あるところから先の線路が不通になっていることと、日中でも電車の中の照明が切られていることくらい。

市役所に設けられたボランティアセンターに行き、登録を済ませ、ボランティア従事先を割り振ってもらう。
たいていは浸水した家屋の片づけで、床下にたまったヘドロを掻き出すのが主な仕事。従事先では家主さんに指示を確認し、作業に取り掛かる。専門的な知識は必要なく、健常な肉体があれば誰でもできる作業です。

実際にボランティアをしてみて解ったことですが、津波が来た地域と来なかった地域はくっきりと分かれており、来なかった地域(その住民)はすでに平時の状況に戻っていたのでした。
悲惨な状況といえども、早く生産活動を再開しなければならないのは自明の理。また、普通そうに働く人やギャルにもそれぞれのドラマがあったことでしょう。


ボランティアに従事したのは自分自身の救いのため。
「何かをした」という実績を作ることで、自分が楽になるため。
それしかありません。

ボランティアを通じて、「ありがとう」とは言ってもらえたけれど、すさまじい自然の力に比べて、自分のできることなど本当にわずか。「ありがとう」と言ってくれた人も、その後長い間、苦しみは続くのだろう。

生きている人間が頑張るしかない。
自分にできるのは、自分自身が頑張ることだけ…。
Posted at 2011/07/02 22:18:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他
2011年05月07日 イイね!

靴は日本製を日本で買うに限る

靴は日本製を日本で買うに限る2月末から3月初めにかけて、ヨーロッパへ出張していたのですが、時差ボケも覚めやらぬうちにあの大地震…。出張中のネタをブログにと思っていた矢先の出来事で、今日はその後二か月近く取り置いておいた靴ネタです。

ロンドンでの滞在中、1日だけ調整日があったので、郊外のノーザンプトンという場所に行って来ました。
“ノーザンプトン”は英国靴の工房が集中している場所なのです。(靴好きの間では有名)

実は「もしかしたら行けるかも知れない」と思い、事前にリサーチしていました。
リサーチの甲斐あって、都合5件をハシゴ、3足の戦利品をゲットしたのでした…。(帰ってきて嫁さんに冷たくあしらわれて軽く自己嫌悪に陥りました…)

写真はその中でもお目当てだったJLのダブルモンク。
JLといっても、MOTO-GPチャンピオンのホルヘ ロレンソでもなければ、私の好きなジャガー ルクルトでもない、ジョン ロブです。

工場の中にある質素な一室で、親切なおばちゃん(英語オンリー)が手伝ってくれます。サイズを伝えて「モンクストラップが欲しい」と言うと、いくつか出してきてくれました。
有名な『ウィリアム』もありましたが、私の年齢で履くには少し野暮ったい。
ひときわ目を引いたのは、ロブの中でもモダンな7000番ラスト。油は飛んでいるが、磨けば光ること間違いナシ…。これはイイ…。
決め手は「これは2010年モデルよ」というおばちゃんの殺し文句。

ラスト7000、8ハーフE、Black Misty Calf…620£でお買い上げです。

親切なおばちゃんは何も言わず免税申告書類まで作ってくれました。70£が戻ってきます。
そして、さらに幸いだったのは£安もかなりなものだったこと。
実際にかかったお金:550£というと、日本円にして75,000円といったところでしょうか。

帰りの手荷物オーバーチャージが怖かったので、シューツリーは買わずに帰ることに。でも、帰国したその日に青山のJL路面店へ走りました。思いのほかシューツリーが高額(17,500円)だったのにビックリ。
そして、シューツリーを倉庫から出して来てもらうまでの間、同じ靴の日本国内価格を見て二度ビックリ。
結構メインを張るモデルらしく、プレミアム感たっぷりに目立つ位置に鎮座しています。値段…驚愕です。24万円…!!

ロブの靴をこんな値段で買えたことは本当に幸運でしたが、今回のことで学んだことは「靴は日本製を日本で買うに限る」です。
ロンドン市内のデパートでもロブの靴をリサーチしていましたが、価格は10万円まででした。ということは日本で買う場合、靴本来の価値でない部分に十数万円を投資することになります。これにはちょっと考えさせられませんか。

ですので、日本製の良い靴を数万円で買えば、靴本来の価値としてはJLとすら同等ということになります。

ただ、クルマもバイクも馬力や排気量が同じだから等価…とはならないもんですよね。趣味のものだから、そんなに単純な話ではないのでしょうけれど、日本製の靴でも「イイ!」と思うものに出会えたら、それは『買い』だということです。

ちなみにジョン ロブ…、履き心地もサイコーです。ハマりそうな予感…。
2011年04月30日 イイね!

100万円で楽しむドゥカティ・ライフ

100万円で楽しむドゥカティ・ライフ大震災のことでなかなかスッキリしない日々でしたが、GWが明けたら現地へ行くことにしました。
8日間、ボランティアしてきます。自分にできることは何なのか。大したことはできないかもしれないけれど、できることは精いっぱいやってきたいと思います。


さて、溜まっていたバイクネタです。

昨年12月に思いがけずドゥカティを購入。複数台所有する中で、こいつをどう楽しむか…?そんなことをずぅっと考えていました。
RC30はレーシングブレーキ&FCRを入れたい…。K1300Rは外装リペイント&カーボン外装&サイレンサー交換したい…。TX650はレストアしたい…。アレ…?お金が足りないぞ…???

というわけで、900SS“はお金をかけずに楽しむ”がコンセプトとなりました。
で、上限を『100万円』に設定。100万円の根拠はというと、中古車ベースといえども、100万円でドゥカティの本質を味わえるならリーズナブルであると考えたからです。

今のドゥカティなら100万円で新車(モンスター696)が買えますが、コストダウンされたパイプフレーム(と鋳物のパネル)、非調整式のサス、湿式クラッチ、調教されたインジェクション…。どれもドカの伝統を知るマニアからすれば「なぜ!?」って感じじゃありませんか?(あくまでマニアックな意見です)

そういうわけで、100万円で楽しむドゥカティ・ライフをこのブログで(一方的に)伝えてゆきたいと思います。
なお、この100万円には保険代や車検代、油脂代などは含めません。純粋に車体を仕上げてゆくためのコストとご理解ください。

では、現時点でのご報告。

車両購入価格 530,000円(テルミ・Rオーリンズ・FRP外装付き/腰上OH済み)
Fブレーキマスターのキャップ 1,700円(腐食により純正交換)
クラッチマスターのキャップ 1,700円(腐食により純正交換)
バッテリ交換 4,300円(中国製・開放型。格安バッテリの実験中)
シングルシート張替 5,200円(愛知県のマルナオにて。ライトでクラッシックな表皮を選択)
プラグ交換 0円(納車時にショップからもらったもの。熱価7番)

以上、4/30現在で542,900円(残457,100円)です!

以下は自分でやったことです。
前後ブレーキキャリパの揉み出し、チェーンの清掃&グリスアップ&センター出し、シフトロッド&ペダルのグリスアップ、Rサスの車高調整、FRサスのリセッティング、フレーム&ホイール(白)の磨き、セパハンの位置調整

肝心の今の900SSの状態はというと、かなりイイです。見た目はくたびれていますが、乗り味としてはシャキッとしてきました。ハンドリングにアンダー傾向があり、フロントタイヤをイマイチ使いきれていない感がありますが、後年の車種よりもキャスターが寝ているという情報もあり、車種本来の乗り味なのかどうか、見極められていません。もう少し車高を上げても良いかもしれません。

次に手を入れなければならないなぁ…と思っているのがブレーキパッド(およびパッドピン)です。
ダストがすごいのとピンが段付き摩耗しています。鳴きもひどい…。
安価だけど評価の高い、デイトナ性を近々試してみたいと思っています。
Posted at 2011/04/30 17:10:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 二輪へのこだわり | 趣味
2011年04月16日 イイね!

結局、日常

結局、日常最近の震災関連ニュースは明るい感じのものも増えてきたけれど、「本当にそうなのか?」と疑う気持ちが腹の底から湧き上がってくる。復興に向けた(明るめの)話題で、何かが隠されていくような…。

気になるのは放射能による二次災害。素人である一般市民に、結局のところ確かな安全ラインというものが提示されていないのでは…?関東には友人・知人・仕事仲間が多数おり、まったくもって他人事ではない…。

しかし結局、僕は休日になると大好きなバイクに乗っている…。やはり生活があって、そのための仕事もあって、僕の仕事を待ってくれている人もいて…。

そんなわけで、また始まるウィークデーに向けて気持ちを整理し、リフレッシュする時間としてバイクに乗る時間はとても大切なんです…。

目の前に迫られるものに対応するのが精いっぱいの小さき自分に直面しています。
Posted at 2011/04/16 23:02:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 二輪へのこだわり | 趣味

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父の影響から、凝り性に育ってしまった私。バイク、車、時計、靴…。これ以上、凝る対象が増えないようにビクビク生きる毎日…。 いや、待てよ…。 三十路に...
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