先のblogでも話をさせていただきましたが、軽量はチューニングの近道と言うことで、
今回はバネ下重量の軽減効果についてお話ししたいと思います。
バネ下重量とは一般的にサスペンションのスプリングの
下に付いている部品の重さ、と言われています。
(サスペンションアーム、ロッド、キャリパー、ローター、ホイール、タイヤといっぱいあります)
厳密に言うとスプリングを伸ばす方向に力が働いている部品です。
自らのスプリング、及びショックはバネ下重量です。
なぜ?バネ下重量なのか
それはバネ上を10kg軽量した場合と、バネ下を10kg軽量した場合物理的に同じ重さを軽減してもその運動性への変化は全く違うものになります。どれくらい違うかと言うと約10~15倍に匹敵すると言われています。バネ下を10kg軽量するとバネ上を100kg~150kg軽量したのと効果同じ、と言うことは
それだけエネルギー(パワー)消費に差が出ると言うことです。なぜバネ下だと言うことを話し出すと長文のblogになってしまいますので、すいませんm(_ _)m割愛します。(本当は話したいのですが)
この10~15と言う数値は一般的平均値でLotusのような軽量化されたまたスポーティーな車はこの数値より効果は大きいとされています。
皆さ~ん軽量化はバネ下ですよ~
でも、くれぐれもお忘れ無く、軽量化は強度性との戦いですよ~
ただ外せばいい、穴を空ければいいではダメです(^_^;)

次回はコイルスプリングのバネレート(1cm縮めるのに何kgの重さが必要か)
とショックアブソーバの減衰力についてお話しします。
Posted at 2010/07/06 20:55:01 | |
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