この記事は、
美浜軽耐久2010Rd3 ~厄年パワー恐るべし!について書いています。
先日、開催された美浜サーキットの軽自動車耐久レースに今回も混ぜていただきました。
10時スタート19時ゴールの8時間耐久レースです。
へ?10時スタートで19時ゴールなら9時間耐久じゃないのか?ですと・・・!?
いや、そこはそれ。昼休みがあるんです。
で、今回のメンバーは走行予定順に
三河82さん
MR-S&ST3さん
ケロヨン飼い主さん
僕
ツッコミすぎ!さん
m.kuboさん
ろめおさん
という布陣で僕の一回目のドライブは昼休み明け一発目の13時から。
■■■■ 走行一本目 ■■■■
午前中車両にブレーキのノックバックが発生するトラブルがあり、順位が大きく落ちていたので、程よく肩の荷も下り?一年ぶりのレースはピットからスタート!
昼休みにナックル&ドラシャ交換という大手術を行っていたので、走り始めはちょっと様子を見つつ、
ちょっとブレーキがスポンジーだったけど、大丈夫そうだったのでそのまま全開!
ローリングスタートの最後尾についたので、とりあえず、全開!全開!で走ったものの、トゥデイ3台の三つ巴バトルになってしまい、前2台をオーバーテイクできないまま、給油後、僕の1ヒート目は終わりました。
■■■■ 走行二本目 ■■■■
ドライバー交代時、シートベルトの長さ調整に手間取り、規定の2分を20秒くらいオーバーしてスタート!
全開でピットロードを走り、コースへの合流時・・・
ブレーキを踏むと・・・
「げ・・・。減速できません!!
シャア少佐、助けてください~」
ブレーキがスカッと奥まで行ってしまい、床の付近でちょっと効く感じ・・・。
前走者のMR-S&ST3さんに無線で
マ:「ブレーキおかしいっすけど?」
と聞くと
M:「ダフれば大丈夫」
らしい・・・(汗)
言われた通りダフってみる・・・。
「げ・・・。減速できません!!
シャア少佐、助けてください~!うわああーっ!」
ハイ。ダメでした。
要するに・・・
ダフるタイミングが早くて、ダフった後ブレーキ開始までに再びノックバックしちゃってるのですが・・・
走ってる最中全くそこまで頭がまわりませんでした。
とりあえず、可能な限りペースを落とさず、何とか次走者のツッコミすぎさんに車を渡すことだけ考えて走る・・・。
走る・・・。
走る・・・。
無線で「あと5周」と指示。(←ちょっと安堵)
走る・・・。
「あと3周」(←かなり安堵)
走る・・・。
「ピットイン」(←もっと安堵)
何とか、ドライバーチェンジゾーンへたどりつき、ブレーキの件を伝え、ツッコミすぎさんを送り出す。(←最高に安堵&心配)
■■■■ そして事件は起こった(会議室ではなく美浜サーキットのコース上で) ■■■■
ツッコッミすぎ!さんにドライバーチェンジして数週後、車両から白煙!
ケロヨン飼い主さんはすぐに、パッドがなくなったとわかったらしく、緊急ピットイン
飼い主さんが左側、応援に来てくださっていたJAYさんが右側のブレーキパッド交換に入る
が、右側のブレーキパッドがピストンに固着して、くっついちゃってるようで外れてこない。
JAYさんがパッドを外すべくパッドをハンマーか何かでカンカン叩いていると・・・
パッドはピストンごと「ぼろっ!」と落下・・・
あふれ出たたブレーキフルードがブレーキローターにかかり、もうもうと白煙が上がる。
ひょえぇ!パッドとピストンが溶着してるぅ~
この時、僕は思った
「これは・・・帰りの積車手配しないと。」と・・・。
が!
このチームは諦めない!!
MR-S&ST3さんは他のトゥディのチームに借りられるキャリパーの予備が無いか探して走る
ツッコミすぎ!さんはホンダのディーラーに電話している
時間的に間に合わないかもしれないが、飼い主さんの家には部品の在庫を取りに帰ろうかみたいな話も持ち上がる・・・
「僕一人諦めてポカンとしているワケにはいかない!」と気が付き
携帯でgoogleを立ち上げ、「愛知 美浜 自動車解体」で検索。
美浜町に解体屋は無いようだが、さすがgoogle!
半田近辺の解体屋が何件かヒット!!
トゥディのブレーキキャリパーを探し、ヒットした解体屋に片っ端から電話する。
一件目・・・電話に出ない
二件目・・・「部品のバラ売りはしてません」
三件目・・・「ないですねぇ」
そして四件目
「トゥディなら入ってますよ。」
!!!!!
「作業は自分でしてください」というので、m.kuboさんはキャリパーの取り外しに必要な工具をかき集め
僕と三河82さんはヴァンガードのナビで場所を検索
1時間もかからない所のようだ・・・。
間に合う!
三河82さんにヴァンガードを運転してもらい、m.kuboさんと3人でとにかく、すぐ出発!
解体屋に着くとナンバーの無い紺色のトゥディがひっそりと、たたずんでいた。
てっちんホイルの明らかに低グレード車っぽいオーラを醸し出していたが、
道中、飼い主さんに、グレード、エンジン、マイナーチェンジの前後による、ブレーキキャリパーの差異は無い事は確認済だったため迷わず作業にかかる。
m.kuboさんがキャリパーを外し(←作業もめっちゃ速い)
僕は店員と話をし、(でも持ち合わせがなかったので)三河82さんに支払いをしてもらう。
滞在15分くらいで美浜サーキットに引き返す。
サーキットにつくなり、JAYさんとm.kuboさんがキャリパーを交換。
エア抜きを行い
ラスト40分で奇跡のレース復帰!!
日が沈みだんだん暗くなっていく中、ハイペースで走るケロヨンを見て本当にうれしかった!
僕はコース上で速いわけでもないし、レースの駆け引きもできないし、ピットでは作業もろくにできないけれど、チームに貢献できて良かった・・・!
結果は最下位だったけど、達成感のあるレースでした。
■■■■ お礼にかえて ■■■■
応援にきていただいた上神がかり的な作業でチームを助けてくれたJAYさん
不屈の精神でチームをひっぱってくれたMR-S&ST3さん
練習走行時いろいろアドバイスをいただいたチームメイトの皆さん
そして、何より、今回もレースに混ぜていただいたケロヨン飼い主さん
本当にありがとうございました!!