
すっかり忘れてしまっていたが
6月9日は語呂合わせで、ロックの日だった
なので、ロックミュージシャンと日本(日本人)の
関わりについて、エピソードを交えて紹介したいと思う
今回は前編ということで
二人のロックの偉人を取り上げてみた
ロック小僧だった自分は
中学 高校と、勉強そっちのけで
ジャンルに関係なく
ロックを聴きまくっていた
登場人物は、その時代の人達であることを
ご容赦願いたい
【1】ジャン=ジャック・バーネル / ストラングラーズ
テコンドー、極真空手の有段者で
腕力には相当自信があったようだ
実際、暴力沙汰が常の
こわ~い、お兄さんだった
当時の写真を見ると
なるほど、いいガタイしてる!!
78年、極真会館に修行名目で来日
その際、中村誠に真剣勝負を挑み
ボッコボコにされてしまう
肋骨をへし折られ、意気消沈した彼を
自身のアパートで手厚く看病したのが
ARBのドラマー KEITH(キース)
KEITHとは元々友達だったので
これが縁と云う訳ではないだろうが
ARBのライブでは、JJが度々プレイしている
KEITHとの親交は現在も続いているようだ
その後、極真会館から士道館に移籍
世界空手道連盟士道館のイギリス支部長
として活動することとなる
日本文学にも深い興味を示し
三島由紀夫を敬愛する
78年発表の「BLACK AND WHITE」収録の
「Death And Night And Blood」は
「三島事件」がモチーフになっている
同じアルバムに「Outside Tokyo」というのがあるが
これは何度訳詞を読んでも、意味が分からない
81年発表の「LA FOLIE」(ラ・フォリー)/ 狂人館
タイトルトラックの「LA FOLIE」は
同じ年に起きた、佐川一政による
「パリ人肉食事件」をモチーフにしている
彼はこの曲を、流暢なフランス語で
歌うというより台詞調に語りかける
両親がフランス人なので
こんなのは朝飯前なのだろうが
この演出が曲のイメージにはピッタリだった
【2】ジョン・ボーナム / レッド・ツェッペリン
ロック界きっての暴れ者といえば
やはり、この人だろう
キリスト様のような、穏やか表情を浮かべているが
この人、酒を飲んでは世界中で暴れまくった
71年の初来日の際
ドラムの神様は、いきなりやらかしてくれる
土産に買った日本刀を振り回し
ホテルの部屋にあった
掛け軸などを切り刻んでしまう
壁をぶち破ったというのも
おそらくは、このホテルでのことだろう
この時の賠償額が
当時の金で800万円と云うから凄い
他にもホテルの部屋の窓から
テレビを投げ落としたり
全裸で廊下を走り回ったりと
もうやりたい放題
あと、走行中の新幹線の窓を壊して
新幹線を停めた
というのを聞いたことがあるが
これについては事実関係は不明
初期の頃はこんな感じ
スリムで精悍な顔つきだったが
酒の飲み過ぎで、こうなって…
こうなって…
こうなってしまう…
一緒に酒を飲んで、どんちゃん騒ぎしてた
他のメンバーの体型があまり変わらないのに
ボンゾの風貌だけが変わっていったのは何故だろう?
80年9月25日、ジミー・ペイジの自宅で
泥酔して寝室で寝かされる
その際、嘔吐物をのどに詰まらせ窒息死してしまう
享年32歳
溢れんばかりの才能が
酒によって絶たれてしまった瞬間だ
彼のプレイスタイルが
ロックに与えた影響は絶大で
彼がいなくなったことは
勿論大事件だったし
その後のロックにとっても
大きな損失と言える
ファンが、ボンゾを忘れることは決してないが
ツェッペリンが、この時点で
消滅してしまったのは残念でならない
他にも、ツェッペリン関連では
「サメ事件」という有名なエピソードがある
これはアメリカツアーでの話しなのだが
笑えるので、是非とも検索して頂きたい
前編はこんな感じ…
Posted at 2021/06/13 17:57:53 | |
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