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この日、アルファのボンネット磨きを開始しました。


と、その前に高圧洗車後シャンプー洗車→粘土処理→シャンプー処理しています。
その後、マスキング→磨く面脱脂後、磨き開始。
この時点で20時でした。　　

そして、磨きを開始したのですが…　ディアマンテのと同じ要領で磨くと全く磨けないのです。
ノートンの低反発バフに米国3Mのラビングコンパウンドとの組み合わせで、低速強め押しでやっと傷が消え、ツヤが出てきました。

これはコンパウンドを変えるべきでしょう…　　イタリアの塗装にはイタリアのコンパウンドを使って磨く方が良いのかな？　　新たに仕入れようか検討中。

ウールバフ使ってもイイんですが…　バフ目があまり一定になってくれない上にゴミが出るので…


上の画像は磨く前の状態です。　　深い磨き傷が多くて難航中。　塗装剥がさないように…



この日の画像は、磨き直前の状態です。

三菱自動車から、「ミニカ」　「ミニキャブ」　「EKシリーズ」　「タウンボックス」のエンジンにリコールが出されたので、お知らせします。

下記は三菱自動車の公式リコール情報のコピーです。

リコール届出番号 2590
リコール届出日 平成22年11月11日
リコール開始日 平成22年11月12日





[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]

　エンジンフロントケースに装着しているクランクシャフトオイルシールにおいて、フロントケースの加工ばらつき、 およびオイルシールの圧入荷重が過大であったことによる変形により当該オイルシールの保持力が低下しているものがあります。 そのため、当該オイルシールが抜け出しエンジンオイルが徐々に漏れ、油圧警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、 エンジン内部部品が焼付き、走行不能となるおそれがあります。


[改善措置の内容]

　全車両、当該オイルシール取付部を点検し、オイル漏れが無い場合は、フロントケースにオイルシール抜け止め用プレートを追加装着します。 なお、オイル漏れがある場合は、オイルシールを新品に交換するとともに、フロントケースに抜け止め用プレートを追加装着します。


ここまでがコピーになります。　


さて、近年の3G83はクランクオイルシールが抜けてくると言う情報は車屋さんのHP等で結構見かけていましたが、ついにリコールになりましたね。
これはスバルのEJ20のカムシールにもいえますが…　入れ換え時に個体差で抜けてくるので、液体パッキンで止めておくそうです。

※ここから下はあくまで個人の感想＆独り言です。　メーカーが対策と言っているので、それで良いと思います。　該当する車種にお乗りの方は、早めに点検・対策してあげて下さい。


今回の三菱自動車の改善内容ですが、抜け止めを付けるって…
それはないでしょ…　と思ってしまいました。　スバルじゃないんだから？(^_^;
レガシィのリヤスタビがずれてキャリパーに当たるリコールの対策がスタビにホースバンドを何個も締め付けると言う面白い対策方法だったので…

確かにフロントケースを交換するのは結構面倒ですが、「加工ばらつきと圧入荷重が過大」との事なので、明らかに入らない所に無理にシールを押し込んだ為に起きた事ではないですか…
それを側そのままにシールだけ交換してそれを出てこないようにガイドを付けるのはちょっと…　それも全体ではなくて半分だけ押さえるって…　　オイルシールですよ…　

R1のクランクプーリー脱落リコールの時の処置に似ていて…　これはゴムが剥離していない物はクランクプーリー外周が外れてしまわないようにガイドを外に付けると言うものでした。　剥離している物は対策品と交換なのに…


とまぁ最近のリコール対策が腑に落ちない今日この頃。
作業する方々はタイミングベルト外して作業するのですから大変ですよ…　しかも3G83はタイミング合わせるポイントが車載状態では見えにくいので余計大変そうです。
ヂーゼルエンジンのピストンのリコールよりましですが…


今回の画像は、U41Tのフロントケースです。　一応同じ3G83なので、現行と大きく違ってはいないと思いますが、あくまで参考画像です。
赤いリングの箇所が今回問題のポイントです。　このエンジンはリコール対象外ですので、参考用です。


関連URLは、三菱自動車のリコール情報です。