フロントスタビライザのコネクティング・ロッド交換（社外・LEMFORDER製）

以前より音がしていたコネクティング・ロッドを新品に交換としました。

画像は右側で，赤矢印部からコトコトと音が出ていました。

画像は左側ですが，こちらは音がする事は無かったですが，ブーツは完全に切れていました。

車検も数日に控えているので，左右交換とする良い機会でした。

メルセデスの足回りコトコト異音の定番修理です。

取り付けナットを緩める際には，センタに7mmのソケットかメガネをかけて周り止めをしながら回します。

取り付いていたナットは17mmのメガネで回しましたが，純正は16mmの可能性があります。

取り外したコネクティング・ロッド

左右の差は無く，品番も同じです。

このコネクティング・ロッドを交換する際は，できればトーション・バー受け側のラバー・ブッシュも交換すると良いでしょう。

コネクティング・ロッドを取り外した状態でトーション・バーを動かすと，ギュッギュッと結構な音が出たり，遊びが大きいように思いました。
（画像ではシリコーンスプレを少し吹いています）

新品のコネクティング・ロッド
純正品番　：　A 203 320 2889
メーカ　　：　LEMFORDER　
価格　 ：　9,600 円（2本セット）

メルセデスの足回りは純正でないと問題が出ると言われるのですが，年末年始の急ぎであったので，社外品としました。

一応純正OEMメーカでドイツ製です。

ネジやブーツの質は良さそうです。

ブーツやロッドにはメーカロゴが入っています。

これに付属しているナットは，16mmの工具が必要になります。

ピロの蓋部は樹脂で，純正同形状なのですが，バリがかなり多いのが少し気になります。

ナットは新品が付属してくるのと，ナットの再使用は禁止との紙が入っています。


コネクティング・ロッド締め付けトルク（M10）　：　60 Nm

今回使用した工具

元々装着されていたコネクティング・ロッドは，社外品のようで，ナットは17mmでしたが，今回の製品の付属ナットは16mmでした。

メルセデスの足回りには16mmが存在すると聞いていたので，事前に用意していたソケット等が役に立ちました。
できれば，ディープソケットが良いでしょう。

”数百キロ走行後，ハンドルを据え切りしただけで，足回りより カキン！カキン！と音が出るようになったので，恐らくスタビリンクの異音と思われる。

足回りは社外品厳禁と言われるが，OEMメーカ品でもダメなのかもしれない。”


2024-09-06更新
カキンカキンという異音の原因がタイロッド（エンドではない方）と判明しました。
スタビリンクは問題無さそうです。