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史上最強の右打者と言われる落合博満のバッティング論。

打席に立つところから打ち終わるまでの全ての動作を分解し、それぞれについて理論的に説明されています。


一例を挙げるとこんな感じ。

「バッターボックスに入ってまずすることは、ホームベース側の白線を消すことだ。」

一瞬 “？”ってなるんですが、ちゃんと理由があるのです。

「なぜなら、あの白線は人の手によって引かれている。ということは必ず誤差があるはずだ。つまり白線を基準にしてバッターボックスに立つと、毎回違う位置に立っている可能性があり、自分の感覚を狂わせる原因になる。だから目障りな白線はスパイクで土を掛けて消し、ホームベースを基準にして立ち位置を決めるのだ。」

こんなの考えた事なかった。そしてそれから立ち位置の土をならして、高さも揃えるそうです。
さすが三冠王×3回！　一事が万事こんな感じで理論があり、打った後の手捌きまで解説される密度の濃さ。

なんでも落合さんは、中学時代からプロ野球選手のスイングの連続写真を集めていたとか。
超野球オタクが超努力して実績を残して来たんだから、史上最強の右打者と呼ばれるのも納得。


ちなみに我が野球部は２月３日からシーズンイン（新年会）だ！(笑)

今年は打てそうな気がしてきたぞ！！！