股関節や膝の変形性関節症(骨関節炎:OA)の痛みを緩和する目的で多くの人がグルコサミンおよびコンドロイチンのサプリメント(健康補助食品)を利用しているが、このようなサプリメントに治癒効果があるとのエビデンス(科学的証拠)は認められないことが、大規模研究の新たな分析によって示され、英国医師会誌「BMJ」オンライン版に9月16日掲載された。
これまでにもいくつか今回と同様の報告がされており、研究を率いたスイス、ベルン大学社会・予防医学研究所のPeter Juni博士は「評価した2つのサプリメントのいずれも、患者の疼痛緩和という点で、臨床的に意義のある有益性は認められなかった」と述べている。この 10年間、医師によるグルコサミン、コンドロイチンの処方や、世界中で何百万人という人が市販薬(OTC)としてこれらサプリメントを購入しており、 2008年の世界でのグルコサミンサプリメントの売り上げはほぼ20億ドル(約1,700億円)に達し、2003年より60%増加している。
(日本経済新聞より引用)
今をトキメク?人気のサプリメントが一転ピンチになるんでしょうか?
関節痛に効果がありそうだということで売れていた部分はあったのに、
まさかそれが覆されることになるとはビックリです・・・
とはいえ、このニュースもあまり大きくは流れていなそうなので、
大勢に影響はなさそうですけども。今後注視していきたいと思います。
サントリー グルコサミン
Posted at 2010/09/27 21:30:46 |
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