
2/16~2/19の八ヶ岳ハイク 最終回
その2からの続きです。
2/19の最終日は八ヶ岳の主峰、赤岳へ
自身、19座目の百名山でした♪

2/19 朝5:00に起床すると外の気温は-20℃ 天気は晴れ
吸う空気が冷たくて肺の中が一瞬冷える感覚が新鮮!
7:20 赤岳に向けて出発、早すぎず遅すぎずな時間ですが完全に先行者のトレース頼みです。
前日から結構雪が積もったし赤岳初めてなので・・・

行者小屋キャンプ場
阿弥陀岳 中岳 赤岳の眺めが素晴らしい~
ここで文三郎尾根コースと地蔵尾根コースに分かれますが私達は予定通り文三郎尾根へ
前日お話したテント泊の方とバッタリ、今日は赤岳鉱泉のアイスキャンディーでクライミングとか。

文三郎尾根の樹林帯へ入りました。
左に赤岳

前日登った硫黄岳

この辺りでストックをしまいピッケルに変更
後輩Kのグローブはダサかっこいい防寒テムレス・・・1200円
私も今回持ってきましたがさすがにアレなのでテント場だけでの使用にとどめておきました(笑

歩いてきた尾根を振り返る
先行者(前日?)のトレースありましたが中々の急登、雪深くて息が上がります。

中岳と阿弥陀岳

横岳と硫黄岳

赤岳の西壁が迫力満点

八ヶ岳ブルー

権現岳のバックに南アルプスの北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳

阿弥陀岳
赤岳より難易度が高い阿弥陀岳、来年は行ってみたい・・・でも怖い。

この辺りは風が強くて雪が浅いです。

横岳と硫黄岳
初日に登った東西天狗岳も遠くに見えます。

シュカブラ

トラバース中
クサリも出ているので安心

雪質最高~
雪が多くて登り難いのですが、それがかえって滑落の心配をなくします。

急斜面の岩場を抜けると遠くに富士山
この後、急速に雲がわき出し視界不良に・・・ラッキーでした。

9:50 赤岳頂上 2899m
初登頂で感無量♪
頂上は二人で貸切でした。

頂上の石祠
北アルプス方面は雲の中

赤岳北峰にある赤岳頂上山荘

この先は横岳への縦走コースや地蔵尾根で下りるコース
下に赤岳展望荘がボンヤリ見えます。
今回はここまで・・・10日後にまた地蔵尾根から登ってくるんですが。

10:08 頂上の南峰に戻り往路を引き返します。
もっと山頂でゆっくりしたかったけどガスで展望ないので下山。

赤岳直下の急斜面を下降、滑落したら左の崖下へさようなら。
高度感あってここは怖かった。
慎重に後ろ向きでクライムダウン 、そろーりそろーりと下ります。
後輩Kは全然平気と言っていたけど、柔らかい雪面で良かったです。
もし硬く締まった雪面やアイスバーンだったら・・・ゾっとしますね。

急斜面の下降は続きますがこの辺は高度感がなく平気だったのでスタスタ下りる。
でも雪の下は岩なので転倒は禁物です。

下りトラバース
ここまでくれば一安心

阿弥陀岳
赤岳より存在感あります。

岩と氷のミックス

文三郎尾根を下ります。
続々と人が上がってきます。

何度も撮ってしまう阿弥陀岳

赤岳を振り返る

横岳
経験を積んで厳冬期に縦走したいです。

行者小屋キャンプ場
テント主さんはまだ赤岳鉱泉でアイスクライミング中みたいです。

11:35 赤岳鉱泉のテント場に戻ってきました。
カラフルなテント達
我が家は頭が少し見えている黄色いやつ
そのまま休む間もなくテント撤収作業にかかりますが、スノーペグ回収にえらく苦労しました。
設営する時はサラサラ雪でペグが簡単に抜けそうで心配だったので深く埋めたら最終日迎えるころには雪はカチコチ。
スコップを思いっきり蹴り込まないと掘り出せませんでした。
特に水かけて埋めたペグの所は最悪・・・ピッケルでガリガリしながら回収(笑
色々と勉強になりました・・・風の当たらない場所だし浅く埋めても大丈夫だったみたい。

アイスキャンディーの見納め
13:25 下山開始

ダケカンバ 別名カツオブシの木

後姿撮ってもらいました。
65リッターザックは荷物でパンパンです。

赤岳山荘の駐車場
振り返ると阿弥陀岳

林道を外れてショートカット
これは失敗、落ち葉で滑って崖下へ落ちそうでちょっと難儀しました。

15:03 八ヶ岳山荘
ゴール!
こうして4日間の山旅は無事終了。
最終日の赤岳登る前は結構不安だったのですが意外にもあっけなく、そして楽しく往復できました。
でもこれは好条件な雪質と天候のおかげでたまたま登れただけ・・・もっと精進が必要です。
それにしても八ヶ岳は素晴らしい所でしたね~
狭いエリアに個性豊かな山が集まっていて歩き甲斐あります。
夏になったら八ヶ岳全山縦走しよう♪
次回は3/1~3/2の赤岳編・・・また同じ山です。
Posted at 2015/03/11 02:34:35 | |
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山行 | 日記