
3/12は大野の銀杏峰(げなんぽ)へ
メンバー 後輩K 私
2/26に登った時はさらさらパウダー雪と樹氷を満喫できましたが視界不良で展望がさっぱりだったのでリベンジです。
その① その② その③ その④
宝慶寺いこいの森登山口には6:15に到着、まだ時間が早いのか誰もいなくて一番乗りでした。
案の定、前日のトレース跡もありません・・・あー、今日もラッセルか。
しかも前日の取立山より雪が湿っていて凄く重たいです。
スタートから膝下ラッセルが続き1時間もしないうちにヘロヘロに。
山頂まで4時間以上かかりました・・・体力ありません!
後輩Kもワカンではきつかったらしく珍しく弱音を吐いていました(笑
山頂でグッタリして食事休憩していると、この山の名松新道や小葉谷登山道を一人で整備された
「銀杏峰を愛する会」の
Oさんとお会いしました。
私 「部子山まで縦走したかったけど疲れたのでこのまま下山しようかと思っているんでよ。」
Oさん 「それならのんびり飯食べている場合じゃない!食事は歩きながら行動食で済ますんだ!」
「今からでも部子山目指さないと!」
いきなり厳しい~(笑
そのままスタスタと部子山の方へ歩いていかれました。
しばらく悩んでから急いで後始末、自分達もOさんの後を追う事に。
結果、時間切れで三人とも部子山登頂は諦めたのですが下山コースは冬にしか歩けないルートを案内してもらい、楽しい雪上ハイクとなりました♪

ブナ林
樹氷がないのが残念ですが木々の隙間から除く青空や影が綺麗です。

名松新道コースで一番きつい斜面、前山までの急斜面を直登
重雪ラッセルと相まって、息絶え絶え・・・

山スキーとワカンの浮力の違い
途中、山スキーの方に抜かれますがワカンやスノーシューとの違いにジェラシーを感じる。
足の潜る量が全然違います。 山スキーやっぱりいいな~

稜線に出ると部子山の眺めが綺麗です。
ただ、この日は霞み空で隣の荒島岳や白山方面の眺めはさっぱりダメでした。
空気が澄んで快晴なら北アルプスまで見えるとか・・・いつか見てみたいですね。

山頂を目指す。

銀杏峰の魅力の一つ、真っ白で広い雪原

シュカブラ
部子山までずっと尾根が続いています。

部子山までの尾根は雪がないと笹ヤブだらけで積雪時にしか歩けない縦走コース
ゆるやかで広い稜線の眺めが素晴らしく歩いていて気持ちの良い所です。

林道に合流
遠くは歩いた銀杏峰~部子山の稜線、 中心の林のある尾根には夏の小葉谷登山道があります。

林道ショートカットをばんばん駆使して下ります。
下山ルートは急坂いっぱいで湿った重たい雪が崩れまくり。
踏み抜きや転倒いっぱいしました。
怪我する恐れもあったのですがアドベンチャー要素があって面白かったです。

湿った雪だとこんな物が
バームクーヘン? ロールケーキ?

カーブミラーで自分撮り・・・左はOさん
とても70歳とは思えないパワフルなお方でした。
次は絶対部子山まで・・・天気予報と睨めっこしながらチャンスをうかがう毎日。
宝慶寺いこいの森登山口(6:39)~前山(9:13)~銀杏峰(10:57-11:48)~
P1200m尾根取り付き(12:40)~小葉谷登山口(13:55)~いこいの森登山口(14:59)
Posted at 2014/03/20 22:03:04 | |
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山行 | 日記