アマチュア無線のネタです。
アンテン GRA-2720D 【2台目】 です。
430MHzの電源が入らないということで預かりました。
故障のきっかけは,430MHzの受信アンプが動作しなくなり電源をいれたままカバーを開け,基板内で短絡させてしまったそうです。

取り説のブロック図から①のダイオードの断線が考えられます。
基板から回路をたどっていくと,コントロールIC の中にダイオードがあるようです。

この板状の黒く覆われたのがコントロールIC です。
上が144MHz,下が430MHz用です。

ちょっとやそっとでは,開封できません。
上の144MHzユニット側の基板でなぞ解きです。
でその結果,ここにダイオードを追加することで,430MHzの電源が入るようになりました。

430MHzの受信アンプの電源を入れると,受信信号が減衰してしまいます。
写真2の②のPINダイオードが1個不良でした。
3個ならんでいる,真ん中のダイオードです。

これで正常に動作するようになりました。
あとは,液漏れ対策で電解コンデンサーを交換し修理完了です。

受信信号がアップします。
(2017/04/21 追記)
その後,144MHz受信信号が増幅されなくなりました。
ダイオード2個の故障です。
取り替えて,トラブル解消いたしました。
Posted at 2017/01/27 10:24:43 | |
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