東日本大震災から今日で1年。
早いなぁ。。。もう1年経ったのか。というのが正直な気持ちです。
TVはどの局も震災がらみの報道ばかりで、なんとなく「もうお腹いっぱい…」という感じです。
復興の遅れや、支援を声高に述べる被災者と、説明に終始する行政。
どうすることが最も良いことなのか、私自身わからなくなっています。
あっちを立てればこっちが立たず…、人の気持ちは難しい。。。
復興への作業を進めると、「まだ親族が見つからないのに、それどころじゃない…」という遺族もいらっしゃいます。かといってあと数千人の行方不明者が見つかるまで今のままでいいわけじゃない。
でも、私は一被災者として、今、自分にできることを一生懸命やることが最も大事であるような気がします。「助けてくれない」と不満を言うよりも、未来に向けて今日できる小さなことをやることだと思います。最終的には自分たちの足で立ち上がるしかないのですから。。。
今日はあちこちで慰霊式典が執り行われます。
私も2時46分には亡くなった方々のご冥福を祈り、黙とうしたいと思います。
実際、今の被災地がどうなっているのかと言いますと、
街のがれきは撤去されたけど、それっきり何も変わってない。
がれきも別の場所に移っただけ。
一月前、仕事で気仙沼に行きました。
市場前のにぎやかだった場所は、何もないばかりか、地盤が沈下して、高潮で上がった海水や雪解け水が排水されず、池のようになっていました。道路をかさ上げして復旧したものだからなおさらです。話によるとこの地域全体に土を盛る計画があるとのことですが、100haにも及ぶ土地をかさ上げするのに、どれほどの年月がかかるのでしょうか?
漁港にはいまだ船が打ち上げられたままになっています。(仙台市内でも沿岸部は田んぼに船が転がっています。)奥にはがれきの山が見えます。冬なのに悪臭が立ち込めていました。暑い季節はさぞかし大変だったと思います。
がれきの広域処理も一向に進みませんね。
平常時換算で100年分のがれきが一気に発生してしまったというのに、どこの自治体も放射能を理由に受け入れ拒否。拒否ではなくどうすれば受け入れることができるのかを考えるべきではないでしょうか?
実際にはほとんど検出されていないことが分かっているのに、「0じゃないから不安」だって。。。宇宙線があるんだから0はあり得ないのに…
日本人にはリスクコミュニケーションはできないのかもしれませんね。
ひょっとするとここのがれきより関東や東海の土壌のほうが放射能レベルは高いかもしれませんよ。
何だか滑稽に見えます。
おまけにそういう反応をみていると、この地域で暮らす人々や、がれきの現場で働く人々が差別されているようで非常に不愉快です。
放射性物質に汚染された原因は何だったのでしょう?
震源に最も近い東北電力の原発は安全に停止しているのに、なぜ東京電力の原発は事故に至ったのでしょう?
なぜ東京電力の原発が東北や新潟にあるのでしょう?
関東で電力が必要なら、なぜ東京湾や房総に原発を建設しなかったのでしょうか?
東京電力のズルさが垣間見えてなりません。
東京電力の電気は必要だけど、ゴタゴタはご免だという自治体の腹黒さが見えてなりません。
(英断を下した石原都知事はご立派だと思います。)
そうは言っても、今日は心穏やかにすごしていきたいと思います。
Posted at 2012/03/11 12:09:38 | |
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