今日はIngolstadtのAUDI Forumにいきます。
AUTOBAHNと一般道(といっても100km/hは出すのですが)を使います。
IngolstadtはAUDIの本社、工場があるところで、町に入るとやはりAUDIの車が目立ちます。
AUDI FORUMは、車を購入した方が引き取る機能(どうもドイツ中からやってきているみたいでひっきりなしに家族が車と一緒に写真撮影してAUDIの人に説明をしてもらっています)、AUDIの歴史博物館、ショールーム、商談機能などのほか、きれいなレストランがあったり映画やJazzコンサートをやるところもあるようです。
到着してまずInformation Deskに向かって、AUDIの工場見学を申し込みます。(約9ユーロ)その後AUDIショップに向かって、Q5のミニチュアセットや消耗品などを購入。Musium Mobileという展示館ではアウトユニオン時代の古い車やレース車両、近年のコンセプトモデルなどが多数展示されていました。
その後商談ができる場所に向かうと、e-Tronが展示してありました。あとR8なんかもポンとおいてあり、お店の人に言えば座らせてくれるようでした。面白かったのがAUDI Bankってのが併設されており、新車購入のためのローンを組めるようです。
さて、11時半になり工場見学です。この時間は英語の解説です。早速工場に入ります。
IngolstadtではA3の一部分と完成品チェック、A4,A5,Q5という AUDIの主力商品が生産されています。(A6,A8,Q7,R8などはNeckersulm、エンジンはハンガリーのGyor、A1はブラッセル)見学ではA4,A5のボディ生産部分、A4,A5,Q5のウィンドウの取り付け、インストルメントパネルの取り付け、エンジンの取り付けの場面などを見学。
ボディ生産は製鉄所から持ってきたバルクの鉄材をボディパネルに整形する部分、ボディの骨格にそれらを接着、溶接する部分、ボディの整形度をレーザーでチェックする部分などをみました。溶接はスポット溶接だけでなくレーザー溶接部分も見せてくれます。ボディ成型の精密さには自信があるらしくかなり自慢していました。ボディ部はA4,A5の生産ですがAvantやA5クーペも同一ラインに混在して生産していました。またほぼ無人で製造。
ウィンドウの取り付け、インストルメントパネルの取り付け、エンジンの取り付けはテレビなどでも良く映る車の生産風景と同じで、体格の良いドイツ人の若者がバリバリ働いておりました。取り付けラインはA4,A5,Q5混在で、かつ右ハンドル車、左ハンドル車、エンジンの違いなども全部コンピュータ管理で自在に適切にパーツが配達されて、熟練工がてきぱきと装着していました。インストルメントパネルの取り付けの際、ボディに当てて傷が付かないようボディに保護パッドなどをつけたりしてあったりして、細かな配慮があるようです。
おもしろかったのはQ5についてはAピラー、Bピラーの隙間に充填財(ホットリキッドワックス?)を装てんしていました。補強&静音対策ですね。
あとは工場なので工員の方が移動する自転車がいたるところにおいてあるんですがAUDIの4つ輪マーク付きでした! まんまママチャリ式の自転車ですがちょっとほしかったかも。
その後完成車をチェックするところなどを見ました。Q5の完成品には右ハンドルで日本ナンバー用のパーツをつけた車もたくさんありました。これから日本に輸出されるんでしょう。あとA3は生産調整中でラインがストップしてました。
2時間たっぷり見学できて満足。特に一部であってもQ5の生産を目の当たりにできたんですから。
Posted at 2010/02/21 20:20:58 | |
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