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先読みされても棒読みする謝罪文は、ふてぶてしく嫌悪感しか感じません。この人たちがやったことは、傷ついた弱者の傷口に塩を塗る行為です。

もう一度言います。

「弱者の傷口に塩を塗る行為」ダ！

腹が立ってきた、胸糞悪い。汚い言葉を使ってごめんなさい。吐き気がしてきました。

私が某大手企業の北海道支社に在籍していた頃に感じた、「憤り」と「不快感」と「恥ずかしさ」が蘇りました。

その頃の我が社では、出先の支社店で行っているその地域のボランティア活動を社内ホームページに掲載する事がよくありました。その事自体はとても良い事ですが掲載された北海道支社の除雪ボランティア写真には、満面の笑みを浮かべながら「社名が大きく書いてある真っ赤な帽子をかぶった」支社長がスコップを持って映っていました。私の価値観では、慈善というものは人にアピールするものではなく匿名で行うものだと思っています。少なくとも社名入りの赤い帽子をかぶってする除雪は、点数稼ぎの行為以外の何物でもないのです。この記事はこれと同類でありさらに悪質だと思いました。

札幌郊外の住宅地などで大雪が降ると、高齢者は大変危険な思いや辛い思いをして除雪しているのです。私が暮らしていた東区でもご近所の高齢者が大雪の朝、黙々と除雪されている事にある時期に気付き、自分はロードヒーティングの効いたマンションであまり除雪は必要ありませんでしたが、近所の高齢者宅前の歩道や玄関前の除雪などを行なうようになっていきました。雪国と言うものはこの大変な除雪を通して皆で助け合おうとする意識が非常に高く、近隣のお宅を除雪していると「ずんつぁん、ばんつぁん」が温かい缶コーヒーやお茶を持ってきてくれ、一息つきながら冷たい汗を拭いてご近所談議に花が咲いたもんです。

我が愛すべき日本国をもっと成熟した国にするために戦う相手は、新型コロナだけではないようです。

恥を知れ！