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最近病気の影響で粗相が酷く、体中オシッコの匂いがしていたので10時頃にお風呂入れたら、大変なことになってしまいました。
お風呂あと寒かったのか頭の病気が再発してしまい、食欲がおち夕方からグルグル回りが始まってしまいました。（頭の病気の影響で、本人の意思に関係なくグルグル右回りが止まらなくなる症状で2015年7月に発症し、ステロイド投与しないと止まらない。放置すれば命にかかわる。）
夜7時、動物病院でステロイドとビタミンの注射をして貰い様子を見る事にしました。
夜中にようやく落ち着きを取り戻し、鼻を鳴らしながら固形を食べるまで回復。いやぁ、危なかった。これからはうかつにお風呂にも入れられない。洗面器で部分洗いか、水無しシャンプーで洗うしかないな。
ごめんなルノ君。
しかしその後、寝床にオシッコするなどの粗相が明らかに増えてしまいました。

これからは油断しないよう、注意が必要だと肝に銘じます。
ルノ君、ガンバレ！　病気に負けるな。

初めて出会った日、君の手は立派だった。君は強い。
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ブログを書かなくなってから4年以上経過してしまいました。
その間に、我が愛猫ルノ君が２つの病に侵され、毎日戦いの日々を送っております。

１つ目は脳の病気です。この病の影響でルノは失明してしまいました。さらには一日２回ステロイドを飲まないと生命維持が出来ないのです。
そしてもう一つは、このステロイドの副作用とみられる糖尿病を発症した事です。
こちらは、ぎりぎりまだインシュリンを分泌できているようで、すぐに生死にかかわる状況ではありませんが、糖コントロール食事療法と経口血糖降下薬による治療を継続中です。

ですが失明してから１年半を経過し、目の代わりに発達した聴覚の力で歩く方向を正確に把握できるようになり、失明当初よくストレスで鼻を鳴らして怒っていましたが、この癖が最近は随分と減りました。
目が見えなくなってから猫砂トイレを使うことはできなくなりましたので、部屋中にペットシーツを敷き詰めました。
糖尿病の影響で頻繁に水を飲み大量に何度もオシッコしますので、ペットシーツの消耗は月400枚です。

でも、彼は強いのです。目が見えずひとり留守番で誤って自分のウンチを踏んづけてしまうと、その横で動かずにじっと耐えて座っています。下手に動き回って被害を拡大しないよう学習したのです。
一日何度もオシッコしますが、ちゃんとペットシーツのあるところでオシッコします。
大好きな缶詰の音を聞くと必死に早歩きで向かってきます。そして嗅ぎまわって器の位置を確認しながらガツガツとツナを頬張ります。
糖尿病の影響で一日中喉が渇きますため、普段は寝床横の水飲み器を抱え込んで放しません。
時には水飲み器に頭を突っ込んで寝てしまいますので、いつも顔の周りがビショビショです。
でも彼は、そんなことは気にもしません。
寂しくなると、人の気配を探して寄ってきます。私にぶつかるとしばらくそこの気配をうかがってから、横たわって眠ります。

とても活発で天真爛漫ひとなつっこい性質は、失明したことで自己表現が出来なくなり随分と静かでおとなしい性質、時に怒りっぽい性格に変わってしまいましたが、彼が己の身に起きた事態に適応し、順応しようと必死に自分を変えてきた結果なのです。

私は彼から多くの事を学んできました。
そして、沢山の喜びを与えて貰ってきました。

イライラして叩いてしまったこともあります。
そして深く後悔し、反省もしてきました。

私は彼に全てを与えたいと思います。
沢山の思い出と、希望、喜びを胸に、
神の気まぐれな意地悪に屈することなく強く生き続ける彼に、勇気を与えたまえ。

（普段とはだいぶ違ってしまいましたが、ご容赦下さい。こんな日もあるので。）