死者数発表に記者怒る、
逃げる鉄道部長を袋だたきか
中国大手検索サイト百度の掲示板「百度貼〓(口へんに巴)」に、24日に開かれた浙江省温州市で起きた高速鉄道事故関連の記者会見で、鉄道部の王勇平報道官の発言をきっかけに記者が怒り出し、会見会場から逃げ出そうとした盛光祖・鉄道部長が記者らに袋だたきになったとの情報が書き込まれた。この掲示板の内容やリンク先はすでに削除されている。波蘭華人網など海外の中国語メディアが伝えた。
報道各社に対し、中国共産党中央宣伝部は「報道各社は鉄道部が発表する情報をタイムリーに報道し、独自報道を控えること。特に、傘下の新聞、出版物、ウェブサイトをしっかり管理し、高速鉄道に関連するリンクを制限し、反省報道を行わないこと。死傷者の人数や状況に関する情報は、
新華社の原稿に基づいて報道すること」などと通達した。
王報道官は記者会見で、「今回の追突事故のうち、D3115列車には558人、D301列車には1072人の乗客がいた。事故による死者は35人、負傷者は192人、負傷者のうち132人が入院した。事故の具体的原因は、調査・分析中」と発表。博訊新聞網は「死者が36人未満となっているのは、死者36人以上の事故が起きた場合、市共産党委員会書記が更迭されるという理由による」と指摘した。
救援作業に携わったある作業員は、「死者は一部報道が伝えている
41人に収まる訳がない。具体的には言えないが、
100人前後だろう。というのも、われわれのチームだけでも20数体の遺体を運んだからだ」と話している。
王報道官は記者会見の席上で、「被害者の名簿がいつ公表されるのか」という記者からの質問に対し、「
その時になれば、必ず公表する」と答えた。
まだまだ、この事故(事件になりつつあるかも)は終わりませんね。情報を得られるようになった国民をだますというのは大変な作業だと、そろそろ認識した方が良いと思います。
ちなみに、他のサイトで見つけた過去の大惨事の死者数です
1993年4月、遼寧省大石橋市の列車と大型バスの衝突事故35人死亡
1995年3月、遼寧省鞍山マーケットの火災亡して、35人死亡
1995年11月、山東省の40余り県(市) 暴風雨 35人死亡
1996年6月、雲南曲靖の偽酒事件、35人死亡
1997年5月、深セン黄田空港の飛行機事故、35人死亡
2001年8月、新疆の1寝台客車が用水路に突っ込む鉄道事故、35人死亡
2003年7月、河北省辛集市のたばこの花屋爆発、35人死亡
2003年7月、山東省棗庄炭鉱事故、35人死亡
2003年8月、貴州省三穂県、地滑り、35人死亡
2003年2月、貴州六盤水のガス爆発、35人死亡
2003年12月、遼寧鉄嶺のたばこの花屋爆発、35人死亡
2004年8月、山西臨汾の鉱山事故、35人死亡
2005年3月、江西上饒の境界内の高速道路爆発事故、35人死亡
2005年12月、河南新安炭鉱は落盤事故、35人死亡
2006年4月、山西忻州、爆発事故、35人死亡
2006年7月、湖南省の瑶崗仙のタングステンの鉱山区での洪水、35人死亡
2006年7月、広西の台風、35人死亡
見事に35人ですね。
Posted at 2011/07/26 21:20:19 | |
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