大学時代、先輩から譲り受けたZX。その時、初めて工具を買った。+ドライバー、そして簡単なラチェット&ソケットのキットだ。
自分で換えたのは、エアクリ・点火プラグくらい。
それでも、自分で触る楽しさは十分に感じることができた。
CDIが換えてあり、「閉じた空間」へ持ち込めば原付ながらに80km/h程度出る仕様。
エンジン自体はノーマルのままだったが、自主規制いっぱいの7.2馬力。
何より軽いので、発進時の出足は速かった。
ラーメン屋でバイトをし、資金を稼いだ。
時は経ち、車に乗り換えた。
学生の身分、維持費の関係で選択肢は軽4。そのかわり、ターボ車しか考えない。選んだのはアルトワークス。
旧規格最終型のHA11S。
ワンカムだがとにかく軽く、とてもキビキビ動く車だった。なんせ、650kgなのだ。
そこに、これまた自主規制いっぱいの64馬力。
軽さ+この64馬力で十分なパフォーマンスを発揮する。
ちなみに、この64馬力の規制の発端になったのは、初代アルトワークスである。
アクセラではもちろん自主規制いっぱいの280馬力・・・とはいかなかった(>_<)
いや、測定していないだけで、もしかするといってたのかも??
この車では、マフラー、ブースト計、セミバケ、モモステ、車高調、ヘッドライト、あとETC(笑) を自分で換えた。
その度、工具が少しずつ増えていった。
弄ること自体も楽しかったし、その後のドライブもまた楽しかった。
初めは知らないことばかり。
でも、それなりに勉強し、自分の手でやることで構造やメカの知識も増えていった。
お店に丸投げ、それもいいけど自分の手で愛車を触ってやる。それも大事だろう。
もちろん内容によっては難易度の高い作業もある。安全に関わることもある。
自分で線引きして、やれることは自分でやる。ヤバイならやらない。それもまた大事。
目の前にあるネジを外したい。ドライバーはある。
これを工賃払ってお店に依頼しますか?答えは否。
ブレーキパッドが減ってきた、ローターもだいぶ摩耗している。
これを自分で交換しますか?答えは否。
まず守るべきは安全。自分の、そして他者への。
DIYに対しての価値観は様々だが、個人的には、自己責任を受け入れれる内容であれば自分でやる。
これが私の答え。
ボルトを緩めたなら、増し締めの確認をする、とかね。
とくに足回り。
まあ、意外と自分でやれることって多いと思う。
マフラーなんて、フランジ部のボルト2本外せば、あとは宙吊りになってるだけだしねん。
ガスケットの状態を見るとか、排気漏れの確認をするとか、やらないといけないことはあるけど。
とまあ、堅苦しい内容になっちゃったけど、車と接した分だけ愛着も湧くというお話です。
弄らなくても、維持ればそれは湧く。
例えば洗車。これも立派な維持、メンテです。
出来れば手洗いがいい。細かな線傷やら塗装剥がれ(´・ω・`)にも気づけるし、知らなかったボディのラインに気づいたり。
写真を撮るのもいいですね。
好きなように接してあげればいいんです。
そういうのって、伝わると思います。
伝わった分だけ、その時が来ると悲しいもんです。
それは別れの時です。
大事にしてきたけど、別れはやってきます。
次回はいよいよそのお話をしようと思います。
今日はここまで。
Posted at 2013/02/17 23:09:24 | |
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