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二郎(CV:大塚明夫)のブログ一覧

2022年04月17日 イイね!

ポルシェ911(996)インプレ④「外装インプレッション」

④外装インプレッション

・島村卯月

 さて、ここまででもうすでに結構な文字数の文章になってますが、ようやくここからが本番、実車のインプレッションになります。①②③を読んでくださった分、スゥーっと頭に入ってきやすい・・・・・だったら嬉しいのですがさあどうなることやら、がんばって書きます。

・Hey尻

 まずは走行性能以外の部分で。「クルマは走ってナンボ」は真実ですが「クルマはカッコ(恰好)が命」もこれまた真実。そして③でちょっと触れたようにこの996というのはデザインの好き嫌いが分かれるのが特徴です。特に996前期のヘッドライト形状は911のお目目としてはちょっと冒険をしすぎたのでしょうか。996後期で修正されて997では完全に伝統の丸目に戻って人気取り戻し以降定着したあたり見るともう答えは出てしまった感あります。でも外観においてヘッドライト以外の要素はむしろ空冷時代のセオリーをよく守っているとも感じます。両生類っぽい曲線の描き方とか、屋根からリヤエンドにかけて独特の角度で降りていくラインとか、RRならではのお尻のふくらみとか、ぶっといリヤタイヤとか、立ち気味のフロントウィンドウとか。そして私の個体の996後期4Sのフォルムで最大の特徴はなんといってもリヤセクションです。

 996は主に、

 ・カレラ(2WD・NA)
 ・カレラ4(4WD・NA)
 ・カレラ4S(4WD・NA、ターボの足回りとボディ)
 ・ターボ(4WD・ターボ)
 ・GT2(2WD・ターボの速いやつ)
 ・GT3(2WD・NAの速いやつ)

 というグレード構成になっていました。これにカブリオレやタルガといったボディバリエーションが組み合わされ、さらには特別仕様車も存在してグレード展開にはかなりの幅があります。

 そんな数多い996のラインナップの中で、カレラ4Sはターボと同じ足回りとボディということでぶっといリヤタイヤ(堂々の幅295mm!)とそれに対応したワイドフェンダーでかなりグラマラスなモリっとしたお尻になっています。シートに座ってサイドミラー覗くとリヤのふくらみがよくわかります(前と後ろとで幅が違うのでバック駐車は未だに慣れません!修行あるのみ。)



 さらに、横一文字に繋がっているリヤのガーニッシュは996でカレラ4Sのみの設定です(ターボ・GT2・GT3はその位置に大きなリヤウイングがあります。カレラ4Sでは速度対応型の小型の可変スポイラーです。)。これが同じように左右つながったテールランプを持つ空冷時代の911を彷彿とさせつつも、なおかつ新世代911の有機的でワイドでむっちりしたお尻を強調していて個人的にかなり気に入っている推しポイントです。BS日テレの人気番組おぎはやぎの愛車遍歴でよく聞くセリフに「クルマは顔もいいけどやっぱお尻っしょ!」に私はまったく同感です。996・4Sのお尻は世に数あるクルマの中でもトップクラスにエロいお尻と思います。たまらんね。





・MUGO・ん・・・色っぽい

 私の個体はシールグレーというボディカラー。シルバーと紺色の間のような色、R32GT-Rのガンメタのもうちょっと落ち着いた色合い、とでも表現すべき色です。これがなかなかに「機械機械した色」でクルマのキャラクターには合っているのではないかと。

・トランクひとつだけで

 そしてリヤエンジン車ならではの特徴としてフロントトランクがあります。床板を外すとその下にはテンパータイヤと車載工具が収納されています。テンパータイヤはさすがにフルサイズではありません。ってそりゃそうだ、リヤタイヤのサイズなんて295/30R18だもの。カレラ4Sは4WDのフロントデフがある関係で2WDのカレラに比べるとフロントトランクの容量は少なめです。それでも予想以上に多くのモノを積み込めます。ポルシェ911は速さも走りの感触も超一級のスポーツカーでありながらライバルに比べて実用性高い、毎日乗れるスーパーカーなどと言われる所以はこういうところにも表れています。







 一方、普通のクルマならトランク、ラゲッジスペースがあるリヤ部分のリッドを開けるとそこはどうなっているかと言うと、3600ccのフラット6エンジンがぎっちり詰まっているのが見えます。メンテナンス作業でよく触るパートやさまざまな補器類が所狭しと仲良く共同生活している様子を見ることができます。いかにもポルシェ911という風景にココロオドルENJOY(ENJOY)It's JOIN(It's JOIN)。





・パリピ孔明

 そのトランクリッドの上には先述の速度対応型の小型の可変スポイラーが鎮座。120km/h超えると自動的にせり上がり、その後は80km/h下回るまで自己保持するそうです。今は新東名などで最高速度が120km/hになったので「120km/hで動作するのを確認できた!」と言っても問題ないですね。私有地やサーキットでの走行も考えられるので元々問題ないっちゃないですが。実際にスポイラーがせり上がった様子は運転しながらでもバックミラーで確認することができて「おおー上がってる上がってる!」といった感じで気分もせり上がります。もうこれだけでアゲアゲEVERY騎士な気分上々です(ちなみに運転席足元のヒューズボックスのフタに手動で上げ下げできるスイッチがあります)。


Posted at 2022/04/21 18:59:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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