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師匠からいただいたお酒を呑むとき、このお酒を囮にしました。

秋田のお酒です。

和歌山市の「鍵本酒店」で手に入れました。

スッキリしていて美味しいです。

１杯目よりも２杯目、２杯目よりも３杯目と杯を重ねるごとに旨味と辛みが増す感じ。


そして、これがまた家族に好評でした。

その呑みっぷりを「君達、ある意味病気だね・・・」と冷めた目で見ていた私。

家族にしてみれば私こそがその病気の病原菌だそうな。



まぁ、どっちもどっちという事で。

お友達のもりちゃんさん（またの名を師匠）にお借りした東川篤哉の「ここに死体を捨てないでください！」読了しました。

作品中にちりばめられたユーモアがツボにはまって大笑いでした。

電車やバスといった乗り物を利用中にこの作品を読むとニヤニヤしてしまって周囲にいる人達に変な目で見られる事でしょう。

特に砂川警部の部下である志木刑事が川に落っこちるシーンがツボにはまってさあ大変。

決して人前や飲み物を口に含んで読まない方が良いと思います。



トリックは途中で気付きました。

これは柄刀一のある作品を読んでいたからかも知れません。


犯人よりも、そして主人公達よりも、ある意味気の毒な彼女とその彼女に巻き込まれた彼のキャラが際立っていたので、そっちの方に目が行って、非常に影の薄い犯人になってしまったのが残念と言えば残念です。

あれだけのトリックを仕掛けるのだから犯人のキャラもある程度際立たせても良いような気がします。
（犯人と気付かせない程度にですが・・・）



そんなわけで、次作に期待したいと思います。