【日刊外装更新w】テールランプのダミーを点灯

さあ、本格的に手の掛かる工事に差し掛かる。

初期型からデザインを一新し、丸目３灯スタイルになったリアコンビネーションランプ。
だが、そのうちの真ん中には明かりがない。
ランプ風ダミーなのであった。

これではあまりにも中途半端なので
結構見掛けるカスタマイズ「ダミーレンズを光らせてスモール４灯」をやってみる。

何はなくとも、穴を開けなければならん。

正直、殻割りでもするのでなければ、ここは目見当でしかやれる余地がない。

照準、セット。

ダイレクトヒット。

導坑となる部分は、半田こてで開けます。

これを、５ミリ拡散LED（真横に光が飛ぶ、すり鉢型以外に選択肢がない）が通るように、若干オーバーサイズのドリルで穴開け。

どうあっても削りかすは入ります。
そこで、両面テープを巻いた針金状のもので、内部をクリンナップ。
壊滅は出来ないまでも、根気よくやれば
目につく程度のものは粗方除去できます。

電源に繋いで、光り方を検証。

すり鉢型LEDは、横というかむしろ「斜め後方」へ光が飛ぶ性質がある。
このため、平面リフレクタにドットの並んだ、このような場所には至適。
平面SMDでも、恐らくこうはいかない。

これを、光り具合を見ながら
エポキシ粘土で位置と角度を決め、封入。
背面に、そのままLEDの足が出るので
まずは短めの細い線で受け、横に倒して
さらにエポキシで封印。
あまり分厚いと、組み付けたときにボデー内骨格と競る可能性がある。そもそも、このLEDの居場所は、初代バックランプの形状に合わせた骨格の真上なのだ。
今でこそ、こうしてLEDなどで光らせることは現実的だが、当時としてはこれ以上コストも掛けられなかったのだろう。

分岐タップから右舷コネクタへ引き込み、これを左舷行きケーブルとともに圧着、半田付けの手間をひとつ節約。

そして、ナンバー灯の配線から電源を拝借。
ケーブルがあまり遊ばないように、ゆわえながら引き回し…

祝・点灯ー！！


ただ、正規スモールライトとの輝度差がそこそこある。
もしかしたら、より輝度の高い「電球色すり鉢LED」に、再打ち替えするかもしれない。
いずれにせよ、既に道は通じている。交換だけなら簡単なことだ。

まずは、成功です！