
←僕が当日一番カッコいいと思った車輌
参加学校の皆さん、オフィシャルの皆さん、連盟の皆さん、そして、大会にかかわったすべての方、お疲れ様でした。
茂木で、全日本ジムカーナが開催されている同じ空の下、鈴鹿南サーキットで開催された、全日本学生ジムカーナの、決勝日アナウンスをさせていただきました。
N4広島勢 金本さん、3位入賞おめでとうございます!
谷森ジムカーナ部会長、両ヒートペナルティ残念!
今、大会当日にかけた、音楽を聴きながら、余韻にひたりつつ日記を書いています。
今回、大会前に音楽データをクラッシュさせてしまい、1から音楽を集めなおしました。
曲のテーマと言うか雰囲気として、
疾走感、夢、仲間、夏、アニソンという自分の中のテーマで集めました。
学生ジムカーナは団体戦ですからね。
仲間、コレ重要。
今、流行のゲリラ豪雨も降る事もなく、終日ドライコンディションで走る事ができましたが・・・路温が上がりきった、2ヒート目は少しタイムアップさせる事も難しいんじゃないかと思える、決勝日でした。
決勝コースを街乗りタイヤのデミオで走ってみたのですが、コレは・・・楽しい!!
思わず、スキール音全開でした。
予選上位15校には、できるだけ、事前に取材を行いできれば顧問の先生が居られたりしたら、お話も聞きたかったのですが、なかなか時間もなく全ての大学に取材を取り付けることができませんでした。
本当は、全部の大学に話を聞きたかったんだけれどね。
前の日から、取材初めておけばよかった。
今回も数々のドラマがあり、逆転劇があり、アナウンスしている自分も燃えました。
関西学院大学、予選15位から一時はトップ6に入る激走。
各大学が、1800CCエンジンを積む中、1600CC未開封エンジンで上位に食い込んできた駒澤大学。
1週間に5回も、ミッションを積みおろしした、中央大学。(合言葉は君臨)
中央大学エースドライバーの安津畑選手は予選で全参加ドライバー唯一の1分9秒台を刻んでいたのは凄かった!
フロント、RE11S、リア 03Gで銘柄を変えて望んだ近畿大学工学部。
V-TECエンジンなのに、V-TECに入らない病発病中の立教大学。
一昨年、CR-Xを転倒させ、昨年から投入したインテグラの完成度を高めてきて、今大会に望んだ明治大学。
ジムカーナ界のスーパースター、山野選手がかつて使用していたシビックと同じカラーリングの車輌で望む、上智大学(山野選手出身校)
決勝前、全員で円陣を組み、士気を高める、早稲田大学。
キレイな車輌はやっぱり速い、近畿大学。しっかり、ポリッシャーまでかけていたみたい。
車輌型式申告にミスがあり、オープン参加という形で、全日本に望む結果となってしまった広島大学。
クラッチトラブルを抱えつつ、出走した名城大学。
個人トップ6に3人をそろえ、見事、予選3位から逆転優勝を飾った慶應義塾大学。
スターティンググリッドで、車輌トラブルにより、ストップ。
あわや、失格かと思われたが、メカニックが駆け寄り、失格規定の5分内に修復をおえ、見事出走を果たしたり。
アクセルを決して緩めず、芝の上にスピンアウトしていくCR-X。
ゴール後、コントロール不能となり、チェッカーを襲う車輌。
コントロールタワーで、放映される、ルパン三世カリオストロの城。
飛び交う怒号。
転倒する弁当(中身入り)
爆笑の渦。
レッドブルで寝不足の体にブーストをかけまくる、オフィシャル。
etcetc・・・
大きな事故も、トラブルもなく、皆の熱い思いがタワーにも伝わってきました。
上位15校の第2ヒートは逆転に次ぐ、逆転で団体順位が入れ替わり、休むことなくひたすら、アナウンスしていました。
前日の飲酒によるフルブーストで既に喉の調子が悪かったのですが、喋りきりました(アナウンス失格)
アナウンスして燃えたのが、広島大学のセカンドドライバーのシャフト折損。
決して、地元ひいきじゃないけれど、
サードドライバー出走順が回ってくるまでの約15分の間にシャフト交換を済ませないといけない状況になってしまって。
正直、僕は駄目かもしれないと思っていた。
15分くらいでシャフト交換のできるスーパーメカを何人か知っているけれど、
その人たちは、全日本ジムカーナや全日本ラリーを転戦する本当のスーパーメカニックなわけで。
部員達(近畿大学工学部も混ざっていたから、広島連合?)にパドックに押されていく車輌を見ながら、少し歯がゆい思いをしていたんだけれど、
セカンドドライバーの名前を連呼しながら、
戻って来いよ!
と思っていた。
(後で聞くと、知り合いのセカンドドライバーは超恥ずかしかったらしい。プププ)
だから、
部員達に誘導されつつ、広島大学のサードドライバーがシビックに乗り込んでピットレーンに姿を現した時は、目頭が熱くなった!
最高だぜ!!お前ら!!
(実は、タワー上でちょっとじんわり来ていた)
各大学共、
ドライバーも
メカニックも
サポートも
みんな、みんな一緒なんだ。
ドライバーは、みんなの思いを乗せて走る。
メカニックは、車輌を最高の状態にして(多分(笑))ドライバーに託す。
サポートは、ドライバーを最高の精神状態して(多分(笑))スターティンググリッドに導く。
僕は、誘導員を従えて、ピットレーンからスターティンググリッドにつこうとする車輌が好きだ。
どうやら、安全上の問題から今年から採用されたらしいのだけど。
あの姿こそ、団体戦である学生ジムカーナの集大成なんじゃないかとおもう。
大学の数だけ、ドラマがある。
大学の数だけ、夏がある。
ジムカーナって、やっぱり最高だ!
今回、縁があって、全日本のアナウンスをさせてもらったことを感謝するとともに、各大学が熱戦を繰り広げるあの場に居合わせたことを誇りに思います。
僕も、負けてられないな!
もっと速くなるぞ!!!!!!!!!!!!!!
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2011/08/29 22:05:43