V型6気筒直噴ツインターボ搭載の「ファンカー」の技術を取り入れたモンスターマシン
「レッドブルX1」では、マシンの下からファンによって強制的に空気を吸引し、マシンの下の気圧を下げることで大きなダウンフォースを発生させる、かつてF1で採用され、禁止となった「ファンカー」の技術を取り入れることにより、大幅なパフォーマンスアップを実現
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントが2010年末商戦期に発売を予定しているプレイステーション 3「グランツーリスモ5」に登場するレッドブル・レーシングとのコラボレーションプロジェクトマシン「レッドブルX1」の全貌を公開した。「レッドブルX1」は「GT5」リリース時から登場するが、実際にプレーヤーがドライブするにはある条件を満たすことが必要。
「もし、ルールやレギュレーションをすべて度外視し、地上最速のレースカーを作るとしたら、それはどんな車でどんな性能を持つだろう?」という夢から始まったプロジェクト“X1プロトタイプ”によって、現実のテクノロジーを元にして生まれた架空のレースカー「レッドブルX1」。
レッドブル・レーシング、およびエアロダイナミクス(空気力学)の専門家にしてレースカーデザインの鬼才と呼ばれるエイドリアン・ニューイ氏が参加したこのプロジェクトの落とし子となる「レッドブルX1」は、セバスチャン・ベッテルによる鈴鹿サーキットでのシェイクダウンテストの結果、「GT5」でこれまでにないドライビング体験を楽しめるものとして生まれた。
それは、当初はホイールカバーとグラスキャノピーを持つシングルシートの低抵抗ウイングカーだった。これ自体、15,000回転、1,483馬力、最高速度400Km、横Gは6Gという凄まじいスペックを発揮するマシンだったが、エイドリアン・ニューイによって「ファンカー」の技術を取り入れるという、より挑戦的な提案へと昇華。
グラスキャノピー、タイヤのフルカウル、ボディスタイルによる低抵抗、ファンによる低速域のダウンフォース向上、フロント/リアウィングおよびリアディフューザーの高速安定性の効力、それら全てが結集した結果、「レッドブルX1」は、人体の限界値とほぼ同じ「8G」を超える横G、そして最高速度「450Km以上」という、驚異的なスペックを持つマシンへと生まれ変わることとなった。デザインチームによって最後に行なわれたシェイクダウンテストにおいて、セバスチャン・ベッテルは初走行にも関わらず、鈴鹿サーキットのコースレコードを一気に20秒以上も短縮する驚異的なラップタイムを記録したという。
「グランツーリスモ・ドットコム」に掲載されている動画によれば、ニュルブルクリンクサーキットにおいて、1分4秒853というタイムがたたき出されている。トリッキーだがコツをつかめば楽しいマシンのようだ。
リアルに出ないかな゚+。:.゚(*゚Д゚*)
Posted at 2011/10/23 19:04:05 | |
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