
我が家の女性財務大臣に、カメラ仕分けと処分を命ぜられ、泣く泣くコレクションを手放すことに。
ライカなんかの高級機なら財源への影響も大きいけれど、これらのカメラは昨今価格が下落傾向にあり、売買による財源への影響も小さいし、売却してもたいした金額にならないからと、必死の抵抗を試みたが無駄だった。居間ピアノ周辺の専有面積の増大と、大臣にとってはガラクタ同然の物品による景観悪化とを指摘され、さらに年内の期限まで付けられたのだ。
そこで、残しておきたいものは、カメラ史に残るカメラであること、電池が入っているものも機械式シャッターなので露出計に使われるのみで、バッテリー切れという場合も撮影には影響しないことを説明し、更に、処分するものは買取りより割り増しになる下取りにして、不足分を補助してもらってできるだけコンパクトな一台に買い替えたいことをお願いした。
この策が功を奏し、画像のカメラを手元に残し、更に新しいカメラを購入する認可を得た。
哀れと思っていただけたのか、交換レンズも含めると数十点もあるのを1台にまとめる努力をかっていただけたか、補助金まで認めてもらえた。
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●6x6版フィルム
ブロニカEC
●35mmフィルム一眼レフ
ペンタックスSV
ペンタックスSP
ニコンFM2
ニコンF4
ニコンF5
キヤノンFTb
●デジタル一眼
ペンタックスK10D
ニコンD50
ニコンD300
●ミラーレス一眼
フジ X-M1
●デジタルコンパクト
ソニーDSC-W200
ソニーDSC-F717
キヤノンPowerShot G12
●ハーフサイズ フィルムコンパクト
オリンパス ペンD
●その他
35mmフィルムコンパクト諸々
交換レンズ諸々
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どうしても、処分しきれず残したのが以下のカメラ達。何かしら思い入れのある5台。
Nikon new FM2
Rollei B35
Rollei 35(Tessar)SINGAPORE
Rollei 35 S
OLYMPUS-PEN S f2.8
全てマニュアル機。自分では、愛車の三菱ジープ、スバルR1、スバルサンバーバンに何かしら通ずるところがあるような気がしている。
画像は以下に、

●Nikon new FM2
「+●-」のLED表示の露出計はあるけれど、機械式シャッターなので電池切れでも撮影には影響なし。発売当時としては驚異的な最高4,000分の1秒という高速シャッター。シンクロ同期速度も250分の1秒と高速。シャッター幕はチタン製。ひと頃は写真専門学校生に大人気の一台。 (サンバー?)

上:左Rollei B35
上:右Rollei 35s
下:Rollei 35
兄弟機。すべて異なるレンズ(順にTriotar,Sonnar,Tessar)が使われている。すべて露出計がついており、B35は、セレン光電池式なので電池不要、他は電池が必要。もちろん機械式のシャッターなので電池は関係ない。
コンパクトな精密機器の塊のようなカメラで、持っているだけでもなにやらうれしい。もちろん写りも抜群。懐かしい35mm一眼レフキヤノンAE-1のボディーのみが50,000円だった頃、60,000円以上していたと思う。当然私は中古で10年ほど前に海外のオークションサイトで購入。それぞれ、西ドイツ、オーストラリア、アメリカからやってきたもの。
(これは、精緻な塊感満載のR1かな?)

OLYMPUS-PEN S f2.8
若い方にはなじみの薄いハーフサイズカメラ。露出計さえ無い、全くのマニュアル機。1960年発売で、プロカメラマンのサブ機として活躍したそうです。ハーフサイズとはいえ、驚くほどきれいに撮れます。
(ジープかな?)
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新しく購入したのは、未開封です。後ほど紹介します。
Posted at 2018/12/30 13:04:24 | |
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