まず僕は洗車が好きです。
車が綺麗だとそれだけで幸せな気分になります。
だから夏の暑い日も汗だくになり、冬の寒い日も鼻水垂らして震えながらも頑張って綺麗にしてます。
それでも所詮は年中青空の下で保管してる訳で、洗った次の日にはもうドロドロになってる
事なんてしょっちゅうあります。
頑張ってもいつのまにか古ぼけて来る愛車に最近愛着が薄れて来たのか、ショップに行ったときなんかに新しくて綺麗な車が入ってきたりすると発作的に買い替えたい病が発生したりしてた訳です。
毎日支払いの計算をしてみたり、みんカラ見ては妄想してみたり・・・
でもちょっと待て、それは違うんじゃないかと。
買い替えるのは本当に欲しい車が見つかった時じゃないか、今はこの車を大事にするべきなんじゃないかと思うようになったんですが、この本を読んだのがきっかけでした。

ご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明すると自動車評論家の福野礼一郎氏が88年型ロールスロイス・シルバースピリットをレストアする様子を紹介した内容です。
ただその内容が半端じゃないんです。全てのパーツを外し全てピカピカに磨き上げて再び組
み上げてるんですが、こだわり方が半端じゃないです。
エンジンルームの掃除だけで35時間も掛けてます。小さなビス一本にいたるまで磨き上げて、掛かった時間は全部で550時間だそうです。
特に心を打たれた言葉が、『クルマの世界では結局カネのある奴のひとり勝ちなのだが、この世界は違う。腕と根気と勉強の意欲、そして何より熱意のある男がそうでない男よりいいクルマを手に入れる』
なんか衝撃を受けました、自分はまだまだやれるだけやってないなと・・・いやここまでは出来ないけど
でもやる気がモリモリ出てきました、忘れてた情熱も蘇ってきたみたいです^^
Posted at 2010/02/07 21:10:10 | |
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