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してみました｡
ヘドロみたいなブレーキフルードに翻弄されつつ、二つのピストンを取り出します。
セカンダリーピストンはストッパーボルトを外しても自然には出てきませんので、ブレーキマスターの取り付け縁などをハンマーで軽く叩いて取り出します。

ピストンの状態ですが、写真で見る限りそれほど劣化しているようには見えません。
しかしよーく見ると



やはりゴムの縁部分が丸くなっています。
この程度の磨耗でもブレーキフルードが加圧できなくなってしまうようです。
金属部分はクラッチのマスターピストンほど磨耗していなかったので、このマスターは過去においてOHされたことがあるのでしょう。

続いてシリンダー本体


特に偏磨耗も見れず、ピストンキットのOH対応でも大丈夫な気がします。
5年または7年ごとのOHを推奨している自動車メーカーもあるようですが、わかる気がします（そのほうが費用が安くなります）。

一応1月5日に浅間台にて、確認走行をしてきましたが、サイドターンがほぼ100%出来るようになりました（気を抜くと失敗しますが）。
通常のフットブレーキによる減速も以前とは比べ物にならないくらいしっかりしたものとなり、今回のOHが正解だったことを確信しました。
よくサイドブレーキのチェックは、直進状態で思いっきりサイドブレーキを引いてリアタイヤがロックすればOKなどと言われますが、あれは間違いですね。
実際に走ってみてターンが出来るか、出来ないか、出来なければどこかに不具合があると言うことになります。

ただ、サイドターン中にフロントタイヤのグリップが抜けてしまう感覚がします。
パワステが軽くなって壊れたのかと思いました。
今回も「SWはそんなものだよ」とは思わずに・・・・・。

しかしこのブレーキマスターを知らずに使っていた過去のオーナー様はちょっと気の毒だと思います。
あの状態ではまともなサイドターンは出来ません。
イベントのために用意したタイヤ、参加費、オイル、ガソリン、やる気など全てが無駄になってしまう。
結果乗り換えようかな？と思ってしまう。

全ての部品を新車時のものに交換できたらいいのですが、お金がいくらあっても足りないと思います。
ですから新型車両に乗り換えると言うのは、とても合理的な行為？作業？なのだなと思いました。

7000rpm?
7250rpm?

レイズTE37。
今のTE37はスペック2に進化してます。

重量

7,7kg(17インチ9J+40) 1999年度製造

7,6kg(17インチ8,5J+30) 2011年度製造


一概に比較は出来ませんが進化による重量増加はないようですね。



鍛造とかモノブロックとか刻印があります。

以上プチ自慢でした。

SWのミラーを煮てます。

さてどんな味かな？

あ、あら？
バネが遊ぶギリギリです。

ピ、ピロカラーが厚いのかな？