ハワードのブログ一覧

そう、こんな感じだった。
写真は100均で買った猫型フック。

切ない話。
スルー推奨。

わが輩は猫が好きである。
その猫の名前は知らない。
秋目漱水


これと言って趣味は無くて、強いて言えばドライブなのかな？
ストレス解消にもってこいだ。
ハイドラ！のテリトリー維持と唄いながらのんびり走るその距離がちょうどよくて、二日に一度、20kmほどハイオクを消費している。
海岸線の往路、深夜。
先行車が急に激しくハンドル切った。
何かを避けたのがすぐに判った。
赤い首輪を着けた黒い猫だった。
道の真ん中でうずくまっている。
私も避けた。
赤い首輪とキレイな毛並みははっきり見えた。
息してるかは判らないけど、多分・・・

かわいそうに・・と思った。
ハンドル握りながらずっと思った。
ずっと走った。
並走する鉄道の駅、２つ分走ってやっぱり戻った。
あのままでは後続車に踏まれてしまう。
せめて道の脇に寄せてあげよう。
ちょい昔なら「ああ、かわいそうだな！」で通り過ぎて次の日忘れるんだろうけど、チビニャとかシャン（🐈）に出逢っちゃったじゃない？
元々は犬派だったのにね。

急いでゆっくりその場所まで走りましたよ。
何故にすぐに引き返さなかったかと思いましたよ。


でも、その場所に、影も形も無かった。
きっと誰かが道端に連れて行ったか、それとも息があって自力で渡りきったかだろうと考えるようにした。

普段、そうでもないのに、そんな時だけは妙に想像力が働いてしまう。

首輪してるしきっと近くのお宅の飼い猫なんだろう。
子供が飼い主なら毎日話しかけたりしてたんじゃないか？
高齢夫婦が急に姿見えなくなって心配してるんじゃないか？
誰か一生懸命探しているんじゃないか？
なんだか切なくなりましたよ。

帰路、野良が飛び出したとしてもすぐに避けられるように過剰な位、安全運転になった。


自宅でプリメーラの音で駆け寄って来るキンメ・アオメ達にお前ら道に飛び出すなよと説教垂れながらカリカリおかか煮干し添えを少し多めに差し出した。
ララララ、ラーラ（ニャー❗️）